金・銀・銅
千本剣「鏖殺」
屍王が歩めば、骸が一。屍王が怒れば、骸が百。
屍王が笑えば、骸が千。連なる屍こそ、屍王の剣なり。
屍王が歩めば、骸が一。屍王が怒れば、骸が百。
屍王が笑えば、骸が千。連なる屍こそ、屍王の剣なり。
ミニオンキラー
狩れど屠れど、死軍の猛進は止まらない。
死夜の砂時計は、既に動き出した。止めてみろ、我らのおこがましさを。
狩れど屠れど、死軍の猛進は止まらない。
死夜の砂時計は、既に動き出した。止めてみろ、我らのおこがましさを。
墓守の悪意
怨嗟の彩りに充ちし庭園の花々は、深夜に満開を迎えたり。
その彩り褪せて侘しいならば、新たな花を植える喜悦あり。
怨嗟の彩りに充ちし庭園の花々は、深夜に満開を迎えたり。
その彩り褪せて侘しいならば、新たな花を植える喜悦あり。
罠師と猪
猪狩りや鹿狩りは所詮、獣との知恵比べさ。亡骸が一番美しくきらめくのは、
人なんだ。気づけば、罠師も人殺しなのさ。
猪狩りや鹿狩りは所詮、獣との知恵比べさ。亡骸が一番美しくきらめくのは、
人なんだ。気づけば、罠師も人殺しなのさ。
クラウンコレクター
王冠の輝きこそ心悸の奏で。妙なるは妖しい口寄せ。
道化師どもがいきり立ち、悦ばしく叫ぶ。「クラウン喰らうんの夜が来た」と。
王冠の輝きこそ心悸の奏で。妙なるは妖しい口寄せ。
道化師どもがいきり立ち、悦ばしく叫ぶ。「クラウン喰らうんの夜が来た」と。
爆殺、爆殺、爆殺
ぐっふふ、燃え上がる反逆者を眺めるのも一興! これが死の舞踊!
芸術とはかくも美しい⋯くっふふ! −虐政の帝王ネロ−
ぐっふふ、燃え上がる反逆者を眺めるのも一興! これが死の舞踊!
芸術とはかくも美しい⋯くっふふ! −虐政の帝王ネロ−
黄泉不帰
還るがいい、生まれるより前の場所へ。
貴様がいるべきは、奈落の底だ。
還るがいい、生まれるより前の場所へ。
貴様がいるべきは、奈落の底だ。
守護魔道士
魔道は自然の恩恵なり。
ルールはひとつ。無限に欲しがるなら、無限に捧げろ。
魔道は自然の恩恵なり。
ルールはひとつ。無限に欲しがるなら、無限に捧げろ。
術策魔道士
病魔に魅入られし者は、抗う術もなく泉を求めて彷徨うのみ。
されど泉は聖者にあらず。契りなき者を救うことあたわず。
病魔に魅入られし者は、抗う術もなく泉を求めて彷徨うのみ。
されど泉は聖者にあらず。契りなき者を救うことあたわず。
癒しの鉄印
あらあら⋯私の胸のなかで、ゆっくりお休みなさい。悪い子たちには、罰として泡沫の死をお見舞いしますよ。−清楚なる湖の姫ヴィヴィアン−
あらあら⋯私の胸のなかで、ゆっくりお休みなさい。悪い子たちには、罰として泡沫の死をお見舞いしますよ。−清楚なる湖の姫ヴィヴィアン−
レリクス解放
溢れ、零れ、滴り、流れ出でる。
星々の奔流のごとく、ソウルコードが満ち足りる。
溢れ、零れ、滴り、流れ出でる。
星々の奔流のごとく、ソウルコードが満ち足りる。
神と対峙する者
猿どもの戯言に曰く、神も仏も敵わぬとあり。
然れども運命を曲げんと欲するならば、人ならざるものを斬り伏せよ。
猿どもの戯言に曰く、神も仏も敵わぬとあり。
然れども運命を曲げんと欲するならば、人ならざるものを斬り伏せよ。
霊脈の尖兵
触れるものの血の囁きに、木々の息吹も靡くもの。
大地の理に寄り添うならば、木々に恨み言もない。
触れるものの血の囁きに、木々の息吹も靡くもの。
大地の理に寄り添うならば、木々に恨み言もない。
霊脈の精鋭
精霊が震え、森がざわめく。耳を澄ませば、鳥のはためき。
畏れよ、尖兵の行進を。絶望が謁見に参上したぞ、妖精の女王よ。
精霊が震え、森がざわめく。耳を澄ませば、鳥のはためき。
畏れよ、尖兵の行進を。絶望が謁見に参上したぞ、妖精の女王よ。
兵站破壊の極意
串刺し公の悦喜あれば、死軍の勇躍あり。一夜許せば、村ひとつ。
二夜許せば、国ひとつ。三夜許せば、世は腐海。
串刺し公の悦喜あれば、死軍の勇躍あり。一夜許せば、村ひとつ。
二夜許せば、国ひとつ。三夜許せば、世は腐海。
潜入工作
夜風に迷い出でる夜想曲。いつしか、それは睡魔に変わるだろう。
お前の大切なものが奪われているとも、露知らず。
夜風に迷い出でる夜想曲。いつしか、それは睡魔に変わるだろう。
お前の大切なものが奪われているとも、露知らず。
神域の衛兵
血が滲み、大地が潤う。息が潰え、花が芽生える。
神の慈悲が一輪咲かせる。血園の衛兵たちは、その花に恋をする。
血が滲み、大地が潤う。息が潰え、花が芽生える。
神の慈悲が一輪咲かせる。血園の衛兵たちは、その花に恋をする。
ホークアイ
縄張りを決めるのは、お前たちではない。空と大地を統べる鷹たちだ。
奴らの炯眼と鋭爪が煌めくうちは、翼なき者に自由など在りはしない。
縄張りを決めるのは、お前たちではない。空と大地を統べる鷹たちだ。
奴らの炯眼と鋭爪が煌めくうちは、翼なき者に自由など在りはしない。
獅子、奮迅ス
花畑を吹き抜け、微風。教会を吹き抜け、魔を刈る旋風。
戦場を吹き抜け、獅子の奮迅なり。風は謳う、世界の彩りを。
花畑を吹き抜け、微風。教会を吹き抜け、魔を刈る旋風。
戦場を吹き抜け、獅子の奮迅なり。風は謳う、世界の彩りを。
賞金稼ぎ
ざっくざく。ざっくざく。賞金稼ぎが欲を掻き。
ざっくざく。ざっくざく。いずれ姿は金喰い虫。
ざっくざく。ざっくざく。賞金稼ぎが欲を掻き。
ざっくざく。ざっくざく。いずれ姿は金喰い虫。
戦友の血脈
赤と青の世界。ボクらを包むパレットは、ボクとキミを混ぜ合うことを選ばなかった。
怖がっちゃだめだ。新しい世界を描くために、ボクたち自身で筆を振るおう。
赤と青の世界。ボクらを包むパレットは、ボクとキミを混ぜ合うことを選ばなかった。
怖がっちゃだめだ。新しい世界を描くために、ボクたち自身で筆を振るおう。
乱舞する戦士
死のアルカナ宿せしもの、敵を迎えず、葬らず。
触れる万物みな、「死の摂理」には逆らえない。
死のアルカナ宿せしもの、敵を迎えず、葬らず。
触れる万物みな、「死の摂理」には逆らえない。
盤石たる騎士
肉体滅びて甲冑のみ、死肉喰われて見る影無し。
されど大地に仁王立ち、城下に佇む騎士の誇り。
肉体滅びて甲冑のみ、死肉喰われて見る影無し。
されど大地に仁王立ち、城下に佇む騎士の誇り。
プラチナ
神将の槍盾
神の槍は、魔を祓う。神の盾は、生を護る。
槍と盾の天秤が傾くならば、お前の「時」も終わりを告げる。
神の槍は、魔を祓う。神の盾は、生を護る。
槍と盾の天秤が傾くならば、お前の「時」も終わりを告げる。
癒しの聖者
脊を焼く鉄印も、銀印も、すべては同胞の戦痕を忘れさせるため。報いなき自損心の果てに、妖精の女王は契りの人の優しさに触れた。
脊を焼く鉄印も、銀印も、すべては同胞の戦痕を忘れさせるため。報いなき自損心の果てに、妖精の女王は契りの人の優しさに触れた。
堅守する礎石
あっちも、こっちも、全部エルフランドの領域だにゃ♪んにゃっ?! 横取りは許さないぞぉ〜!−猫の妖精ケット・シー−
あっちも、こっちも、全部エルフランドの領域だにゃ♪んにゃっ?! 横取りは許さないぞぉ〜!−猫の妖精ケット・シー−
餓狼の疾駆
封じられた第三の眼は、番犬どもの餓えた血眼。魔王が昏き闇へと誘ったとき、番犬どもは好物の餌にありつけるだろう。
封じられた第三の眼は、番犬どもの餓えた血眼。魔王が昏き闇へと誘ったとき、番犬どもは好物の餌にありつけるだろう。