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パワプロクンポケットバトルロワイアル

南へ東へ珍道中

最終更新:2008年09月22日 20:56

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だれでも歓迎! 編集

南へ東へ珍道中 ◆n7WC63aPRk


「なかなか着かねえな」

「そうだね。これじゃあしばらくかかりそうだね」

タケミはたかゆきの足――もとい、キャタピラを眺めては、はぁとため息をついて呟く。
もう同じようなやりとりを5回はしている。
このロボット―――本人曰く人間だが―――は常に口を動かしていないと落ち着かないらしい。
ロボットなだけに表情の変化は無いのだが、口だけはガパガパと動かすことが出来るので、非常にやかましいのだ。
勿論それに関して本人に自覚があるはずもなく、旅の仲間が出来た嬉しさからか、
カラカラと笑いながら常にタケミに対して話をかけてくる。
タケミも人と話すのが嫌いなわけではないが、こんなにもペラペラと話し続けるほどの器量は持ち合わせていなかった。

とりあえずは、また話しかけてくるたかゆきを「はいはい」とか「そうだね」といった言葉で軽く相手にしながら、
手元の地図とコンパス、そして時計に目を落とす。
2人は泉から真っ直ぐ南に歩いてきていた。
泉を発っておよそ30分。現在時刻は丁度2時を回ったところだった。
多分、エリアとしてはC-6あたりには来た事になるのだろう。
目印が無いのでどうにも確認しづらいが、あのスピードであれだけ歩けばそんなもんだろう。
それでも一応、タケミは確認を入れることにした。

「ねぇ、たかゆき?」

「おう。なんだ?」

「あのさ。ちょっと聞きたいんだけどね。たかゆきって、なんか……現在地を特定したりとか、
どれだけ歩いたかを計る機能とかってついてないかな?」

ちょっとストレートに聞きすぎたかな、と思うと、思っていた通りの答えが返ってくる。

「おう、何だその機能ってのは。俺みたいな“人間”にはそんな便利な機能はついてないぜ」

わかったわかったと言いながらタケミは地図を作業着の胸ポケットにしまうと、コンパスと時計はしまわずに自分の首から提げる。
常に状況を把握しやすくするためにはとりあえずこんな感じにしておくのがいいのだろう、と考えてのものである。
地図で確認したところ、工場に向かうにはそろそろ西の方角に少しだけ歩みを変えなければならないらしい。
しっかりと角度を測って方向転換をするか、風に任せていけばいいのか迷うところだったが、
こんなにちゃんとした機器が揃っているんだから、しっかりと図ってみることにする。
そして、暗い中で目を凝らしながら「う~ん」とコンパスを合わせていると、
コンコンとタケミの腰辺りをドリルの先端が突っついた。

「ん?どうしたの?」

「いや。あれ見てくれよ」

スッとたかゆきが手で指し示したその先をタケミも目で追っていくと、
そこにはポツリとひとつの影があるのが見えた。
暗くて遠くてよく見えないけれど、何となくその影は一緒に冒険をしているモグラ乗りの姿にも見えた。
勿論、彼であればタケミも喜んで駆け寄っているところだったのだが、どうも違うらしい。
よーく目を凝らしてみてみると、その影になっている人物は何かのユニフォームに、
つばのついた帽子をかぶっていた。
彼があんな格好でいるのは見た事が無い。
しかしそれよりも気になるのは彼が手にしているものであった。
それは下を向いているのではっきりと確認は出来なかったが、明らかに銃であることはわかった。
そして何と……こちらが気付いた事にあちらも気付いたのか、
それまで下を向いていた銃口をこちらに向けて歩み寄ってきたのだ。

「おい、どうするか?」

「う~ん。ちょっとヤバイかもね」

タケミは作業着のポケットに手をやる。そこには先ほどしまった爆弾がひとつ。
こちらには恐らく銃弾のひとつやふたつ受けても死ぬことは無いだろう、たかゆきもいる。
いざとなったときには……タケミ自身がどうにかすることもできるだろう。
しかし、タケミは余計な戦闘はしたいとは思っていなかった。
出来ることなら、一人も傷つくことなくこのゲームが終わればいいと思っている。
しかし、目の前には銃を構えた男がいる。
どうするべきか。ここはやはり交渉を持ちかけるべきか。

「タケミ! 俺の後に隠れてろ!」

最善の方法を必死に考えるタケミに対して、たかゆきはやる気―――ならぬ、殺る気―――満々でいた。
ドリルをキュルキュとまわし、とろとろとした足取りで男の下へと走っていく。

「ちょっと……まずは話し合いからだからね」

とりあえずはタケミもたかゆきの後に続く形で歩いていった。

☆☆☆

森さんの亡骸を背にして歩いていると、5分くらい経ってからだろうか。
後から何やら大声が聞こえてきた。
誰かが襲われたのだろうかとも思ったが、どうも様子が違う。
怒りと悲しみに満ちたその声は、明らかに人に襲われるそれとは違う。

もしかしたら……森さんの知り合いが……?

それはあまりにもタイミングが良すぎるとも考えたが、可能性はゼロではない。
そして同時に思い出す。森さんとの僅かな時間での会話を。

『貴方にだって待っててくれる恋人がいるだろうし、その娘を悲しませたくはないから』

『その娘、今でも本心では貴方を愛していると思うわ』

彼女は執拗に俺に恋人のことを語らせようとしていた。
何か意図があってのものか、彼女の本心からの言葉なのか、それはわからないが、俺は前者であると判断した。
そしてその一言ひと言が、彼女を死の淵へと追いやるスイッチとなっていたことも間違いないだろう。

そんな森さんとの会話を思い出す中で、俺は彼女と会話をしながらも、彼女自身のことは殆ど何も聞いていなかったことに気付いた。
俺がプロ野球選手だと話したときの反応を見ると、野球に関心があるのか、
もしくはプロの選手に知り合いがいるのか……と想像を膨らますことは出来ても、結局はよく分からない。
俺に恋人についての話を振ってくるくらいだし、案外綺麗な人でもあったので、恋人のひとりやふたりくらいはいるのだろう。

そんなことを思いながら、俺は震えるのだった。
もしも、もしも今の怒号が、森さんの知り合いだったら……。
そして万が一、彼女の恋人や家族にあたる人物であったなら……。
そう考えると後を振り返るのも恐ろしくなり、俺はスタスタと早足で歩き始めた。
そんな俺が奇妙な“モノ”を発見したのは20分ほど歩いてからだった。
もうそろそろ後を気にしなくても大丈夫か、と思い始めたときのことだった。
「カカカカカカカ」と笑う(?)奇妙なそれは、
リボンと作業着と言うこれまたアンバランスな格好をする少女を伴って歩いているのだった。
誰がどう考えようと、それはロボット。
まぁ、小学生に戦隊ヒーローが参加しているのであれば、ロボットがいてもおかしくはあるまい。
問題は、こいつが信頼できる人間―――もとい、ロボットであるかである。
どちらかと言えば少女の方が話はしやすそうではあるが、二人の話す様子を見ても、
まずはこのロボットを介してからでないといけないようだ。
その場合こちらはどういったスタンスで対するべきか。
まずは相手の“本心”を、信頼するに足るかどうかの要素を聞きだすために。
少女ひとりであればこのマシンガンを突きつけておけばどうにか話してはくれるだろう。
勿論、それは最終手段ではあるが。
しかし問題はこのロボット。
話して通じそうにもないし、武器を見せたところで逆上してこちらが攻撃されて終わり、と言うこともあり得る。
「う~ん」と少し考えてみるが、とても良い考えは浮かばない。
投手の心理を読むのであれば得意ではあるのだが、どうにも人間関係ともなると難しいものだ。

そして何だかんだと考えているうちに、少女とロボットがこちらに気付いてしまった。
あぁ……何やってんだ俺。万事休す。
野球で言えば……さしずめ、1アウト2,3塁でスクイズのサインを出されたけど、
もたもたしてるうちに2ストライク、みたいな状況か!

こんなときは落ち着いてどうするか考えよう。
……追い込まれた……2ストライク……スクイズか……1アウト……2、3塁……俺だったらここは……ヒッティングだ!

野球に例えるとなんて分かりやすいんだ!
俺は迷うことなく、ヒッティングに……つまり、銃口を前に向け、狙いを定めた。
ピッチャーはあのロボットだ! 
ここまで来ると俺もよくわからないが、野球のルールに間違いはない!
俺はそう確信を持って引き金を引いた。

☆☆☆

「ダダダダダ」と銃声が鳴り響いたかと思うと、たかゆきは足を止めた。

「痛てて……痛てえよ!やめろ!」

マシンガンから放たれる銃弾は確実にたかゆきの体に命中していたが、
ボディにへこみや傷がつくことはあっても、どれも致命傷に至るようなものではなかった。
それよりもたかゆきは自分の後ろを歩くタケミのことを心配する。

「おい、タケミ。大丈夫か?」

「うん。なんとか、ね」

タケミも銃弾を受けたくらいで簡単に死ぬつもりは無かったが、急な発砲にはとても驚いて、その場にへたりこんでしまった。
別に足がすくんだわけでも腰が抜けたわけでもないのだが、これには流石に驚いた。
心配そうにたかゆきが振り返るが、「大丈夫大丈夫」とガッツポーズを見せて立ち上がる。

「いきなり撃ってきたね」

「ああ。どうやらあっちは殺る気らしいぜ。だったらこっちも手加減無しだぜ!」

勢い付いて目の前の男―――十波典明に向かっていこうとするたかゆきだが、
いかんせんキャタピラの調子が悪くてスピードが出ない。
勢いはありながらも、人が歩くくらいのスピードで動くそれには全く迫力が無かった。


一方の十波は、素直に驚いていた。
マシンガンが全然効かない。
スピードは遅いが、ピンピンしながらこちらへと向かってくる。

……野球で言えば……ピッチャーライナーとでも言ったところか……。

一旦肩を落とした十波だったが、しかしまだ自分が生きていることを思い出す。

……そうだ。まだ死(アウト)は取られていないぞ!
ファールだ。さっきの打球はファールだ!

訳の分からないことを考えながらも、十波はデイパックの中から空き缶を取り出すと、
自分の足元の砂を集めて中に詰め始めた。
最初はただの空き缶だったものが、段々と野球のボールほどの重さまで近づいていく。
そして詰め終わった頃には、軽いダンベルほどの重さにまでなっていた。
しっかりとその重みを確認すると、十波は右手にしっかりと缶を握り、2,3歩あとずさる。

「食らえ! レーザービームだぜ!」

そう叫ぶと、重くなった缶を思い切りたかゆき向かって投げつける。
文字通りレーザービームのように真っ直ぐに飛んでいったその缶は、
宣言どおりたかゆきの頭に激突すると、粉々に砕け散り、辺りには砂が舞った。

「ぐわぁ! 痛てえ!」

一言そう叫ぶと、たかゆきは後頭部から叩きつけられるように地面に倒れこみ、動かなくなった。
それを見届けると「よっしゃあ!」と十波は雄たけびを上げ、ガッツポーズをとる。
十波はこの一世一代の勝負に勝ったのだ。
追い込まれながらも、たかゆきという一流のピッチャーを打ち崩し、このチャンスの場面で得点を決めたのだ。
久々の好投手との勝負。野球選手としてここは熱くならずにはいられないだろう。
十波がそうやって一人で喜びを噛み締めていると、急に頭に衝撃が走った。
……まぁ、塁に生還したらこういう手荒い歓迎もあるよなぁ、と呑気なことを考えていると、今度は腹に何かがぶつかる。
……何かおかしいぞ、と流石にこれを受けて我に帰った十波が辺りを見回すと、
そこには地面から突き出た……2本の触手のようなものがあった。
ヤバイ!と思ってマシンガンを構えるが、それも瞬間に触手の一撃を受けて叩き落されてしまう。
そして地面に落ちたマシンガンを2度、3度、とその触手が叩いたかと思うと、マシンガンは粉々に砕け散ってしまった。
これで武器は殆ど無くなった。
まさかバタフライナイフひとつでこんなものに勝てるはずが無い。それくらいはいくら何でも十波にも理解できた。
とにかく、これは逃げるしかないだろう。
あの少女とロボットのことは気になるが、今は自分の命を優先するしかない。
そんなことを思うと、十波は迷うことなく駆け出した。

☆☆☆

たかゆきが目を覚ました時は、空の色が少しだけ明るくなってきていた。
結構長い時間気絶していたようだ。
顔に手をやると、あの男に投げつけられた缶の破片が沢山突き刺さっているのが分かった。

「痛ってぇなぁ。あの野郎が……」

突き刺さった破片を一つひとつ抜きながら上体を起こす。
そこで目の前に見たのは、仰向けになって倒れているタケミの姿だった。
最悪の事態を思い浮かべたたかゆきは、急いでタケミの元へと駆け寄る。

「大丈夫か。おい! 動けるのか!?」

カタカタと音を鳴らしながら叫ぶたかゆきに揺り動かされてタケミは目を覚ました。
そして体中を覆う疲労と頭痛に倦怠感を覚える。

……おかしいなぁ。久しぶりだからかなぁ……

先ほどたかゆきが倒れた直後、十波に対して危険なものを感じたタケミは、少し戸惑いながらも、自らの“力”を解放した。
元々殺したりするつもりはないし、早くここから立ち去ってくれればいいやと思って軽くいなしていたつもりだったが、彼は相当驚いたらしく、足早に走り去っていった。
念のために銃もバラバラにしておいたのだが、その時くらいから妙に体が重く感じられた。
その後はフラフラとしながらも十波が戻ってこないのを確認しなければならないと思い、彼が見えなくなるまではそちらを見つめていたが、
十波が完全に姿を消すと、ふっと電池が切れるようにタケミはその場に倒れたのだった。


「ごめん。心配かけちゃったね」

そして今はタケミがたかゆきの歪んだ顔と傷だらけのボディに応急処置を施している。
応急処置といっても、工具を一切持たないタケミにはその辺の石を用いてのその場限りのものしかできなかったが、
たかゆきは満足したらしく、
「おう。ありがとな」といってまたカタカタと口を鳴らして喜んでいた。

当のタケミの方も充分に体力は戻ったらしく、たかゆきを伴って再び工場へ向けての地図を開く。
「色々あるけどさ、焦らずにのんびり行こうよ」と、奇妙な2人ののんびり珍道中は再び歩を進めるのであった。

☆☆☆

何だったのだろうか、あの触手は。
恐らく、亀田がこの島に仕掛けておいたトラップのようなものなのだろうが、突然の出現にはビックリした。
マシンガンも破壊されてしまって、散々な目にあった。
何よりも、俺が勝利に酔いしれているときにそれを妨害するような形での乱入が許せなかった。
……まぁ、冷静に考えたらあの場面であんなこと考えてる俺がどうかしてるんだろうが、
野球以外に取り柄のない俺にとっては、あれが精一杯の状況を判断する方法だった。
まぁとりあえず今は安全なところまで逃げてきたのだから、
冷静になったついでにちょっとさっきから引っかかっていることについて考えてみよう。
あのロボットについてである。
あれは、ずっとこの殺人ゲームの参加者だと思い込んでいたんだが、思い返してみると、
ロボットであるということ以外に、おかしな部分がひとつあった。
首輪である。
あのロボットは首輪をしていなかった。
俺は頭は悪いかもしれないけど、目と反射神経ならば誰にも負けない自信がある。
高校時代、守備のときはずっとボールがバットに当たって、前に飛んできてから体を動かしていた。それでもエラーゼロである。
そんな俺が見たのだから間違いない。奴は確実に首輪をしていなかった。
それが何を意味するのか……。俺はよーく考えた。
そこでもうひとつ思い出したのが、あの女の子の格好である。
可愛らしいリボンには似つかわしくない作業着姿。首にはしっかりと首輪がついている。
俺が推測するに、あの女の子は相当な技術力を持った……技術者なのだ。
多分、自分の身を守るためにあのロボットを作って、ボディーガードの代わりにでもしているのだろう。
うん。間違いない。さすが俺だ。

ここまでよく順番に整理して考えて、俺のやるべきこともやっと見えてくる。
たとえ数学の問題を順番に解くことができなくても、選手の打順とポジションを決めることならできる。そんな感じの要領だ。
……まぁつまりは、あの女の子は相当の技術を持ってはいるが、生き残るための戦力が足りない。
そして俺は、それなりに体力はあるけれども、この首輪をはずす能力も知識もない。
見事に利害が一致というやつだ。

問題はあのロボットの存在と彼女が本当に俺を必要としているかであるが、
あいつよりも俺のほうが強いのが立証済みなので大丈夫だろう!

何を起因とするのかがまったく分からない(恐らくは野球)自身と確信を得た十波典明は、
再び先程の場所へ向かい、歩を進めるのであった。


【C-6/1日目/黎明】
【たかゆき@パワプロクンポケット3】
[状態]:左足(キャタピラ)に軽度の故障、全身に損傷(応急処置済み、精度に異常はなし)
[装備]:右手にドリル
[道具]:支給品一式、神速
[思考]
基本:亀田がムカつくので殺し合いに乗らない
1:修理してもらいたいからタケミに着いていく
2:襲ってきた相手には容赦しない
[備考]
※ある程度の損傷までなら部品と道具次第で直すことができます
※しかし機械に精通した人でなければ修理できません
※頭部であるメインコンピュータは修復できません

【タケミ@パワプロクンポケット10裏】
[参戦時期]: ED後
[状態]:軽度の疲労
[装備]:爆弾一個、作業着、コンパス、時計
[道具]:支給品一式、爆弾セット(残り5個)
[思考]
基本:殺し合いには乗らない、首輪を外すために行動する
1:工具を手に入れるため工場に向かう
2:たかゆきを修理する
3:出来るだけ戦いたくないが、どうしようも無ければ戦う
4:たかゆきがちょっとうるさい
[備考]
※モンスターとしての力は短時間、疲労大の条件の下、発動可


【十波典明@パワプロクンポケット10】
[参戦時期]:さらBADエンディング後
[状態]:「人を信じる」という感情の欠落、野球に対しての情熱
[装備]:バタフライナイフ、青酸カリ
[道具]:支給品一式
[思考・状況]
1:殺し合いはしたくないし、“信用できる人間”を探す
2:“危険な人物”は仕方ないから倒す
3:かつての仲間、8主人公もいつか自分を裏切るんじゃないかと不安
4:利害が一致するであろうタケミと手を組む
[備考]
1:信頼できる人間とは「何故自分と手を組むのか、その理由を自分が理解できる人物」を指します
2:逆に「自分の理解できない理由で手を組もうとする人間には裏がある」と考えてます
3:さらルート攻略中に他の彼女ルートにも手を出していた可能性があります
4:青酸カリの仕込まれた食糧などがあるのではと危惧したため、友子の荷物は死体の傍に放置しました
5:たかゆきをタケミの作ったロボットだと思っています。
6:タケミが発動させた触手をただのトラップだと勘違いしています。


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