TEMPS ◆7WJp/yel/Y
CCRのエージェント・白瀬芙喜子と月光の忍者・愛の二人組は、赤ずくめの男から逃げるように西へと向かっていた。
あのヒーローの様な服装をした男の動きは只者ではなかった、単純な力や俊敏さだけなら愛や白瀬よりも上かもしれない。
格好から見て最初に死んだブラウンと言う男の仲間だろう、あの動きの鋭さから見ても間違いない。
ならば、ブラウンと言う男が真っ先に亀田へと反抗したのと同じように、あの男も殺し合いに乗っていないだろう。
殺し合いに乗っていようがいまいが強者は面倒な存在だ、出来ることなら他の強者と何処かで潰し合いをしていて欲しいものだ。
あのヒーローの様な服装をした男の動きは只者ではなかった、単純な力や俊敏さだけなら愛や白瀬よりも上かもしれない。
格好から見て最初に死んだブラウンと言う男の仲間だろう、あの動きの鋭さから見ても間違いない。
ならば、ブラウンと言う男が真っ先に亀田へと反抗したのと同じように、あの男も殺し合いに乗っていないだろう。
殺し合いに乗っていようがいまいが強者は面倒な存在だ、出来ることなら他の強者と何処かで潰し合いをしていて欲しいものだ。
「あの妙な服装の男、最初に殺された男の仲間かしら?」
「多分、ね。あんな変なのがそれぞれ独立してるなんて考えたくないわね。
それと多分だけど、あの赤いのがあの男達の中で一番強いわね」
「なに、あの男たちのことを知ってるの?」
「全然知らないけど、あーいうのは赤いのが一番強いもんなのよ」
「……その理屈だと火龍が一番強くなるから私としては御免こうむるわ」
「多分、ね。あんな変なのがそれぞれ独立してるなんて考えたくないわね。
それと多分だけど、あの赤いのがあの男達の中で一番強いわね」
「なに、あの男たちのことを知ってるの?」
「全然知らないけど、あーいうのは赤いのが一番強いもんなのよ」
「……その理屈だと火龍が一番強くなるから私としては御免こうむるわ」
愛は白瀬と軽口を叩き合いながら、鉄で出来た扉を興味半分警戒半分に眺めてから消防署の中へと入っていく。
そして、その後を白瀬が周囲を警戒しながら入る。即興ながらもそれぞれがやるべきことをやっている、悪くないコンビだ。
消防署の中はガランと開けており、別段変わった様子はない。
そして、その後を白瀬が周囲を警戒しながら入る。即興ながらもそれぞれがやるべきことをやっている、悪くないコンビだ。
消防署の中はガランと開けており、別段変わった様子はない。
「中から人の気配はしないわね……」
「そう。じゃあ、早速名簿の確認ね」
「そう。じゃあ、早速名簿の確認ね」
白瀬が部屋の中央に置いてあった椅子に腰掛け、テーブルにデイパックを乗せる。
それに習うように愛も椅子に腰掛け、挙動不審と言えるほどに室内をきょろきょろと見渡す。
それに習うように愛も椅子に腰掛け、挙動不審と言えるほどに室内をきょろきょろと見渡す。
「どうしたの? ひょっとして、どこか痛めた?」
「……妙なところね。壁の材質も、そこに転がっている鉄の固まりも始めて見るわ。
白瀬は、不思議に思わないの?」
「……妙なところね。壁の材質も、そこに転がっている鉄の固まりも始めて見るわ。
白瀬は、不思議に思わないの?」
愛にとって白瀬は同盟を組んだ相手だとは言え、いつかは殺すことになる相手。
心理戦になった際に舐められないためにも、弱みのようなものは見せたくなければ主導権もこちらが握っておきたい。
しかし、まだ経験の少ない若い忍者である愛が取り乱すほどにはこの島は異常だった。
心理戦になった際に舐められないためにも、弱みのようなものは見せたくなければ主導権もこちらが握っておきたい。
しかし、まだ経験の少ない若い忍者である愛が取り乱すほどにはこの島は異常だった。
「先ほどの『ほうそう』とやらは妖術か何かでしょ、それは納得できるの。
でも、他のものは全て異常よ。幾らなんでもあの筒の破壊力や人を乗せて走る鉄の固まりは有りえないわ」
でも、他のものは全て異常よ。幾らなんでもあの筒の破壊力や人を乗せて走る鉄の固まりは有りえないわ」
愛はゆっくりと自分に言い聞かせるように、だが途中で押さえきれずに声に静かだがはっきりとした怒気が込められてくる。
「……そうよ、有り得ないわ。あんなものがあるのなら忍者や武士は、刀や槍や弓や馬は何の意味もなくなるじゃない。
いえ、もっと有り得ないのはこの袋よ。
何であんな大きな筒がこの袋の中に入るの? 訳が分からないわ、何もかも、ね……!」
いえ、もっと有り得ないのはこの袋よ。
何であんな大きな筒がこの袋の中に入るの? 訳が分からないわ、何もかも、ね……!」
不思議なのはあの筒・ロケットランチャーや、鉄の塊・車だけではない。
忍術を使った際に感じる普段よりも大きな疲労、見たこともない何かで舗装された道路、高速で走る人を乗せた鉄の塊。
他にもまだまだある。この部屋に転がっている物や、奇妙な縦に伸びた建物。
その全てが愛にとっては異常なもの、有りえないものだ。
それがこの島には溢れている。それが愛にとってたまらなく落ち着かなかった。
忍術を使った際に感じる普段よりも大きな疲労、見たこともない何かで舗装された道路、高速で走る人を乗せた鉄の塊。
他にもまだまだある。この部屋に転がっている物や、奇妙な縦に伸びた建物。
その全てが愛にとっては異常なもの、有りえないものだ。
それがこの島には溢れている。それが愛にとってたまらなく落ち着かなかった。
「……ねえ、愛。もう一度聞くわ。アンタは何処の国の、何処の組織に属してるって?」
「風賀の国の月光よ」
「……」
「風賀の国の月光よ」
「……」
白瀬は迷いのない愛の言葉を受け止めて、真っ直ぐに見据えてる。
愛はその視線に怯むことなく、睨み返すように白瀬を見つめる。
僅かな時間、沈黙が場を支配し――――ふうっと言う白瀬のため息に壊される。
愛はその視線に怯むことなく、睨み返すように白瀬を見つめる。
僅かな時間、沈黙が場を支配し――――ふうっと言う白瀬のため息に壊される。
「なに、アンタ本気で言ってるの?」
「どういう意味?」
「……嫌なのよ、私は。ファンタジーとかメルヘンとか、そういうのが気軽に出てくるのって。
いわゆるバック・トュー・ザ・フューチャー? この場合は過去から来たことになるから違うけど」
「だから、どういう意味よ?」
「どういう意味?」
「……嫌なのよ、私は。ファンタジーとかメルヘンとか、そういうのが気軽に出てくるのって。
いわゆるバック・トュー・ザ・フューチャー? この場合は過去から来たことになるから違うけど」
「だから、どういう意味よ?」
白瀬の何の脈絡のない言葉に、愛は若干の苛立ちを込めて言葉を投げかける。
勝手に納得し勝手に苛立たれ穏やかに構えていられるほど、愛は大人ではない。
勝手に納得し勝手に苛立たれ穏やかに構えていられるほど、愛は大人ではない。
「あんたの疑問の答えはね、時間の違い。そう、時間よ」
「……時間?」
「私はね、あんたが生きてた日の、明日の、明日の、明日の、明日の明日の明日の……とにかくすっごい明日を生きてたの」
「…………ごめんなさい、意味が分からないわ」
「うん、分かりやすく言うわ。私は未来から、いや、正確には違うわね。あんたは過去から現在に来ちゃったのよ」
「………………ごめんなさい、まだ、意味が分からないわ」
「つーまーりー。未来なのよ、ここ。あんたにとっての」
「………………………未来? ここが?」
「そう、未来」
「……時間?」
「私はね、あんたが生きてた日の、明日の、明日の、明日の、明日の明日の明日の……とにかくすっごい明日を生きてたの」
「…………ごめんなさい、意味が分からないわ」
「うん、分かりやすく言うわ。私は未来から、いや、正確には違うわね。あんたは過去から現在に来ちゃったのよ」
「………………ごめんなさい、まだ、意味が分からないわ」
「つーまーりー。未来なのよ、ここ。あんたにとっての」
「………………………未来? ここが?」
「そう、未来」
白瀬の言葉が全く理解できないと言った風に、間の抜けた表情で白瀬の言葉を復唱する愛。
その白瀬はと言うと、今にも舌打ちしそうな様子で頬杖をついている。
ロケットランチャーで平山を殺害した際の楽しそうな笑みなど、今は何処にも無い。
その白瀬はと言うと、今にも舌打ちしそうな様子で頬杖をついている。
ロケットランチャーで平山を殺害した際の楽しそうな笑みなど、今は何処にも無い。
「あんたが私のことからかってるって可能性のほうが高いんだけどね。
まあ、その時はつまらない冗談言った罰として死なすけど」
「……未来? い、いや、ちょっと待ってよ。いきなりそんなこと言われても……!」
「受け入れなさいよ、あんたも忍者って言うぐらいなんだから考える前に動きなさい」
「失礼を承知で言うわ、白瀬の話が今まで一番有り得ない。
有り得ないけど……ここまで有りえないことが続いていたら、それが本当なのかもね」
「そう考えるのが自然だから……ああもう! こんな馬鹿らしいことで自然なんて言葉使いたくもないわ!
とにかく! あんた、車見たこと無いんでしょ? ロケランのこと知らないんでしょ? 舗装された道路も見たこと無いんでしょ?
だったら、あんたは本気で頭が逝ってる電波女か、昔の人間かのどちらかなのよ。
……時間の行き来が自由に出来るなんて気に入らないけどね。
時間を行き来できるなら、死人にまた会えるのなら、やり直しが出来るのなら、死が軽くなるじゃない」
まあ、その時はつまらない冗談言った罰として死なすけど」
「……未来? い、いや、ちょっと待ってよ。いきなりそんなこと言われても……!」
「受け入れなさいよ、あんたも忍者って言うぐらいなんだから考える前に動きなさい」
「失礼を承知で言うわ、白瀬の話が今まで一番有り得ない。
有り得ないけど……ここまで有りえないことが続いていたら、それが本当なのかもね」
「そう考えるのが自然だから……ああもう! こんな馬鹿らしいことで自然なんて言葉使いたくもないわ!
とにかく! あんた、車見たこと無いんでしょ? ロケランのこと知らないんでしょ? 舗装された道路も見たこと無いんでしょ?
だったら、あんたは本気で頭が逝ってる電波女か、昔の人間かのどちらかなのよ。
……時間の行き来が自由に出来るなんて気に入らないけどね。
時間を行き来できるなら、死人にまた会えるのなら、やり直しが出来るのなら、死が軽くなるじゃない」
既に苛立ちを隠そうともしなくなったようで、白瀬は言葉を吐き捨てる。
どちらも口を開こうせずに時間が流れる。
それを破ったのはまたも白瀬だった。
ただ今度はため息ではなく、苛立っているわけでもない、落ち着いた声色だ。
どちらも口を開こうせずに時間が流れる。
それを破ったのはまたも白瀬だった。
ただ今度はため息ではなく、苛立っているわけでもない、落ち着いた声色だ。
「まあ、そんなことを考えてもしょうがないわ。今大事なのは生き残ること、そのためにも現状の把握よ」
「……そうね、後のことは後に考えれば良い。名簿って奴からね」
「……そうね、後のことは後に考えれば良い。名簿って奴からね」
白瀬は頭を切り替えて机に向き直り、名簿を広げる。
納得のいかない部分が多くあるが、白瀬の言うとおり今は生き残ること考えなければいけない。
椅子に腰をかけて机に広がる紙を眺める。
納得のいかない部分が多くあるが、白瀬の言うとおり今は生き残ること考えなければいけない。
椅子に腰をかけて机に広がる紙を眺める。
「名簿、つまり殺し合いの参加者の名前が載ってるってことね」
「……多いわね」
「それでも、十八人は死んだわ。死んだ人間で知った名は?」
「……多いわね」
「それでも、十八人は死んだわ。死んだ人間で知った名は?」
知った名、それは二つあった。
一つは教頭斎、名簿には教頭斎と似た名は教頭しか残っていないことから考えると間違いないだろう。
もう一つは自分をその教頭斎から救った女、埼川珠子だ。自分の小刀が致命傷だったのか、生き延びるものの別の人間に殺されたのか。
いずれにしろ、関係ない。死んでしまったものはそれまでだ、まさか生き返るわけもあるまい。
愛は教頭斎――教頭と埼川珠子の名前を教えた。
一つは教頭斎、名簿には教頭斎と似た名は教頭しか残っていないことから考えると間違いないだろう。
もう一つは自分をその教頭斎から救った女、埼川珠子だ。自分の小刀が致命傷だったのか、生き延びるものの別の人間に殺されたのか。
いずれにしろ、関係ない。死んでしまったものはそれまでだ、まさか生き返るわけもあるまい。
愛は教頭斎――教頭と埼川珠子の名前を教えた。
「ふーん……私があんたと合流するまでに殺したのは一人。
つまり三人+ロケットランチャーでぶっ飛ばした零から五人だから、私達が関わった死者は三人から八人か」
つまり三人+ロケットランチャーでぶっ飛ばした零から五人だから、私達が関わった死者は三人から八人か」
「……意外と、別の場所でも死人が出てるのね」
「そりゃ意外と面倒な人選してるみたいだしね、向こうさんは。手ごわい人間は多いと考えた方が良いわ」
「知ってる名でもあるの?」
「ええ、まあね。ほら、言ったでしょ。八神って言う同僚。それと灰原って元上司も居るわ、どっちも男ね」
「ああ……八神ってあの」
「そりゃ意外と面倒な人選してるみたいだしね、向こうさんは。手ごわい人間は多いと考えた方が良いわ」
「知ってる名でもあるの?」
「ええ、まあね。ほら、言ったでしょ。八神って言う同僚。それと灰原って元上司も居るわ、どっちも男ね」
「ああ……八神ってあの」
インパクトが強かったため、よく覚えている。
愛は今まで殺してきたのは裏切り者か憎い相手か月光の敵のどれかだ。
それで良いし、それ以上に理由なんて要らないと思った。
だが、目の前の女は好きだから殺すという訳の分からない理論を喋るのだ。
今はそこを突っ込んでも仕方が無い。
愛は今まで殺してきたのは裏切り者か憎い相手か月光の敵のどれかだ。
それで良いし、それ以上に理由なんて要らないと思った。
だが、目の前の女は好きだから殺すという訳の分からない理論を喋るのだ。
今はそこを突っ込んでも仕方が無い。
「で、この灰原ってのはとっくに死んでるのよ」
「……は?」
「少なくとも、私はそう思っていたわ。生きていても良くて研究所か、悪くて廃棄所かに行ってると思うしね」
「……よく分からないけど、つまりこれは生き返らせたのではなく過去から連れて来た、ということ?」
「この場合は生き返らせるなんて上等な物じゃないけどね、どちらかと言うとリサイクルよ」
「?」
「まあ、過去から連れて来られたんでしょうね。
治療するにも時間もかかるんだし……って、あー! そっか、私よりも先に来る可能性もあるんだ!
今まで見た武器も施設も全部知ってたから、そっちに頭が回らなかった……!」
「……は?」
「少なくとも、私はそう思っていたわ。生きていても良くて研究所か、悪くて廃棄所かに行ってると思うしね」
「……よく分からないけど、つまりこれは生き返らせたのではなく過去から連れて来た、ということ?」
「この場合は生き返らせるなんて上等な物じゃないけどね、どちらかと言うとリサイクルよ」
「?」
「まあ、過去から連れて来られたんでしょうね。
治療するにも時間もかかるんだし……って、あー! そっか、私よりも先に来る可能性もあるんだ!
今まで見た武器も施設も全部知ってたから、そっちに頭が回らなかった……!」
自嘲気味に笑いながら頭を押さえる。
確かに白瀬よりも先の未来から連れて来られた可能性もある、むしろそれは当然のことだろう。
そして、愛と白瀬の間にある年数と同じぐらい離れた未来から拉致された参加者が居るということも考えられる。
確かに白瀬よりも先の未来から連れて来られた可能性もある、むしろそれは当然のことだろう。
そして、愛と白瀬の間にある年数と同じぐらい離れた未来から拉致された参加者が居るということも考えられる。
「じゃあ、亀田はとんでもない奴ね。風格なんて全く無いけど、得体が知れないわ」
「まあ、どんな器の小さい人間でも数百年前の人間が相手なら技術で上回れるもの」
「まあ、どんな器の小さい人間でも数百年前の人間が相手なら技術で上回れるもの」
逆に言ってしまえば、亀田の恐ろしいところは未知の技術だけ、ということになるが。
技術を逆手に取れれば、勝ち目はある。
今のところ、二人に冒険する気はさらさら無いが。
技術を逆手に取れれば、勝ち目はある。
今のところ、二人に冒険する気はさらさら無いが。
「……そう言えば少し思ったんだけど、ひょっとするとあの男もあの男の暮らしてた時間じゃ普通なのかもね」
「嫌ね、あんなのがうろちょろする世界なんて」
「嫌ね、あんなのがうろちょろする世界なんて」
少し想像して、直ぐに気味が悪くなった。
一色で統一した服を着た人間しか居ない世界。想像したが非常に気味が悪い、まるで怪談だ。
一色で統一した服を着た人間しか居ない世界。想像したが非常に気味が悪い、まるで怪談だ。
「……まあ、良いわ。で、これからどうする?」
「まだ同盟は組んでいた方が良いわね。少なくともあの赤い男が居なくなるまでは」
「一先ずここに留まるべきかしらね」
「……そうね、ここは迎え撃つには悪くない場所だわ」
「まだ同盟は組んでいた方が良いわね。少なくともあの赤い男が居なくなるまでは」
「一先ずここに留まるべきかしらね」
「……そうね、ここは迎え撃つには悪くない場所だわ」
方針はおおよそ決まった。
現状維持で、一先ずは消防署に留まり、数時間経っても人が来ないようなら場所を帰る。
考えられる限り、これが最善の策のはずだ。
現状維持で、一先ずは消防署に留まり、数時間経っても人が来ないようなら場所を帰る。
考えられる限り、これが最善の策のはずだ。
(……そっか、この隊長は私よりも未来から来た修復された隊長って可能性もあるのか。
いや、オオガミなら第三世代の修復をよりも第四世代の製作に移るだろうし……じゃあ、カメダがジャンク置き場から?
あの性格歪んでそうな奴なら、彼を揺さぶるためにやりそうだけど……ま、別に良いか。
どうせ報告上では死んでるんだから、もう一回殺したって。
むしろ、隊長と合流しようかしらね。あの人なら腕も確かだし、オオガミ云々言えば丸めこめそうだし。
じゃあ、隊長と出会ったら愛を切り捨てるってことにしときましょう。隊長と挟み撃ちすれば一発でしょ。
ただ、傷を負ってたら話は別ね。その場合は愛の方が使えるでしょ)
いや、オオガミなら第三世代の修復をよりも第四世代の製作に移るだろうし……じゃあ、カメダがジャンク置き場から?
あの性格歪んでそうな奴なら、彼を揺さぶるためにやりそうだけど……ま、別に良いか。
どうせ報告上では死んでるんだから、もう一回殺したって。
むしろ、隊長と合流しようかしらね。あの人なら腕も確かだし、オオガミ云々言えば丸めこめそうだし。
じゃあ、隊長と出会ったら愛を切り捨てるってことにしときましょう。隊長と挟み撃ちすれば一発でしょ。
ただ、傷を負ってたら話は別ね。その場合は愛の方が使えるでしょ)
(未来……か。どうやら、本格的に亀田にゴマをするしかなくなったわ。
野球人形の完成のためには猫の手も借りたいぐらいだもの、一刻も早く戻らないと。
……まずは現状整理ね。今、最も警戒すべき相手はあの赤い男でも見知らぬ強者でもなく、白瀬ね。
銃とか『ろけらん』とか『くるま』とかを使えない、知らない同盟相手なんて切り捨てるはずよ。
……だけど、白瀬は私を切り捨てるつもりでも、私は白瀬を簡単に切り捨てるわけには行かないわ。
白瀬や赤い男レベルの人間がゴロゴロ居るとしたら、私が生き残れる可能性は低いもの。
せめて仲間が居れば別だけど……私には居ないわ。白瀬には灰原って上司が居る……って、これは危険な要素ね。
灰原と白瀬が同組織と言うことは、灰原と遭遇した際に私が切り捨てられるかも……。
でも、逆に言えば灰原と遭うまでは私を裏切る可能性が低いと言うことね)
野球人形の完成のためには猫の手も借りたいぐらいだもの、一刻も早く戻らないと。
……まずは現状整理ね。今、最も警戒すべき相手はあの赤い男でも見知らぬ強者でもなく、白瀬ね。
銃とか『ろけらん』とか『くるま』とかを使えない、知らない同盟相手なんて切り捨てるはずよ。
……だけど、白瀬は私を切り捨てるつもりでも、私は白瀬を簡単に切り捨てるわけには行かないわ。
白瀬や赤い男レベルの人間がゴロゴロ居るとしたら、私が生き残れる可能性は低いもの。
せめて仲間が居れば別だけど……私には居ないわ。白瀬には灰原って上司が居る……って、これは危険な要素ね。
灰原と白瀬が同組織と言うことは、灰原と遭遇した際に私が切り捨てられるかも……。
でも、逆に言えば灰原と遭うまでは私を裏切る可能性が低いと言うことね)
だが、各々はさらにその先のことを、別々に考えている。
目前の最善策は同じだが、それ以降は全く違う。
何故ならこの殺し合いで生き残れるのは一人だけ。向かい合っている女はいつか殺さなければいけない相手、つまり敵なのだから。
目前の最善策は同じだが、それ以降は全く違う。
何故ならこの殺し合いで生き残れるのは一人だけ。向かい合っている女はいつか殺さなければいけない相手、つまり敵なのだから。
「それにしても、今更隊長ねぇ……ジャンクは大人しく廃棄処理所で眠ってて欲しいわ。
…………まあ、リサイクルは悪いことじゃないけど、気分が悪いのよ」
…………まあ、リサイクルは悪いことじゃないけど、気分が悪いのよ」
【D-2/一日目/朝】
【白瀬芙喜子@パワプロクンポケット8表】
[状態]健康
[装備]ベレッタM92(8/15)
[道具]支給品一式×3(不明支給品0~2)、予備弾倉×5、さおりちゃん人形@パワポケ6裏、ケチャップ(残り1/4程度)、煙幕@パワポケ5裏×2
[思考]基本:優勝する
1:戦力増強のため弱者から倒す、強者は後回し。
2:八神を最優先で殺す。
3:愛と行動するが、灰原と合流できそうならば愛から灰原に乗り換える。
4:過去の人間が居るってことは……未来の人間も居るってことかしらね?
[備考]
※未来や過去から集められてるのではないかと思っています。
※灰原に関しては作り直したのか、過去から浚ったかのどちらかだと思っています。
【白瀬芙喜子@パワプロクンポケット8表】
[状態]健康
[装備]ベレッタM92(8/15)
[道具]支給品一式×3(不明支給品0~2)、予備弾倉×5、さおりちゃん人形@パワポケ6裏、ケチャップ(残り1/4程度)、煙幕@パワポケ5裏×2
[思考]基本:優勝する
1:戦力増強のため弱者から倒す、強者は後回し。
2:八神を最優先で殺す。
3:愛と行動するが、灰原と合流できそうならば愛から灰原に乗り換える。
4:過去の人間が居るってことは……未来の人間も居るってことかしらね?
[備考]
※未来や過去から集められてるのではないかと思っています。
※灰原に関しては作り直したのか、過去から浚ったかのどちらかだと思っています。
【愛@パワプロクンポケット5裏】
[状態]右脇腹に傷(応急処置済み)
[装備]なし
[道具]支給品一式
[思考] 基本:自分が生き残ることが第一。
1:未来……ピンと来ないわね。
2:生き残るためなら、他の人間を殺すのもやむ終えない。
3:一先ずは白瀬と共に行動するが、白瀬への警戒を怠らない。
[備考]
※参加者はそれぞれ違う時間から誘拐されたと何となく理解しました。
[状態]右脇腹に傷(応急処置済み)
[装備]なし
[道具]支給品一式
[思考] 基本:自分が生き残ることが第一。
1:未来……ピンと来ないわね。
2:生き残るためなら、他の人間を殺すのもやむ終えない。
3:一先ずは白瀬と共に行動するが、白瀬への警戒を怠らない。
[備考]
※参加者はそれぞれ違う時間から誘拐されたと何となく理解しました。
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| 052:華麗なるかな二流 | 愛 | ― |
| 052:華麗なるかな二流 | 白瀬芙喜子 | ― |