深夜のひととき ◆orjFHdr7.c
彼は私が花丸高校の入学試験で受験票を落としたときに一緒に探してくれた恩人です。 そのおかげで私は試験に間に合うことができました。
今思えばやっぱり彼は運命の人だったんですよね。
その後私は彼が野球部だと知り、大会で一生懸命先輩を応援しました。
そのときは友達という目で見ていましたが、彼が野球をしているところがすごくかっこよくて・・・
気がついたら先輩に告白していました。 確か11月くらいだったかな・・・告白したのは・・・
先輩はOKしてくれました。 私はあの時本当にうれしかったです。
そして決めたのです。 絶対彼についていくと・・・
私にとって先輩といることはすごく楽しくてあっという間に時がたってしまうほどでした。
今思えばやっぱり彼は運命の人だったんですよね。
その後私は彼が野球部だと知り、大会で一生懸命先輩を応援しました。
そのときは友達という目で見ていましたが、彼が野球をしているところがすごくかっこよくて・・・
気がついたら先輩に告白していました。 確か11月くらいだったかな・・・告白したのは・・・
先輩はOKしてくれました。 私はあの時本当にうれしかったです。
そして決めたのです。 絶対彼についていくと・・・
私にとって先輩といることはすごく楽しくてあっという間に時がたってしまうほどでした。
私が二年生、先輩が三年生の夏。 彼にとって最後の夏、最後の大会でした。 もちろん私も毎回応援しに行きました。
結果、地方大会優勝。 甲子園に行ったものの決勝で負けてしまいました。
先輩は泣いていました。 決して不振だったと言うわけでもなく最後までみんなを引っ張っていました。
だから私は慰めに行きました。
先輩は「ありがとう」と言ってくれました。 慰めて本当に良かったと思いました。
それからも私と先輩の関係が崩れることはありませんでした。
彼は私を大切にしてくれたし、私は彼を大切にしました。
結果、地方大会優勝。 甲子園に行ったものの決勝で負けてしまいました。
先輩は泣いていました。 決して不振だったと言うわけでもなく最後までみんなを引っ張っていました。
だから私は慰めに行きました。
先輩は「ありがとう」と言ってくれました。 慰めて本当に良かったと思いました。
それからも私と先輩の関係が崩れることはありませんでした。
彼は私を大切にしてくれたし、私は彼を大切にしました。
そして迎えた運命の日。
それは・・・映画館デートの日。
私は早くつきすぎたせいで三十分位待つことになりました。
先輩は約束どおりの時間に来てくれました。
開園時間になると私は彼に寄り添って映画を見ました。
先輩はいつものように微笑み、私の頭をなでてくれます。
そんな日々が続くと思っていたのに・・・
それは・・・映画館デートの日。
私は早くつきすぎたせいで三十分位待つことになりました。
先輩は約束どおりの時間に来てくれました。
開園時間になると私は彼に寄り添って映画を見ました。
先輩はいつものように微笑み、私の頭をなでてくれます。
そんな日々が続くと思っていたのに・・・
アクション映画が移っていたはずのスクリーンには眼鏡をかけた、変な格好をしている男が映っていた。
隣にいたはずの先輩はいつの間にかいなかった。
「殺し合いをしてもらうだけでやんす。」
眼鏡の男はそう言っていた。
もちろんやだ・・・が、どうしてここに自分がいるのかが何よりも不思議だった。
でももし反対などすればあのヒーローみたいな人や幼い男の子のようになってしまう。
だから私は黙っていた。 ただ黙って見ていた。
隣にいたはずの先輩はいつの間にかいなかった。
「殺し合いをしてもらうだけでやんす。」
眼鏡の男はそう言っていた。
もちろんやだ・・・が、どうしてここに自分がいるのかが何よりも不思議だった。
でももし反対などすればあのヒーローみたいな人や幼い男の子のようになってしまう。
だから私は黙っていた。 ただ黙って見ていた。
「さあ、生きるために殺しあうでやんす。」
その言葉の後に目の前が暗くなった。
気がつくと私は森にいた。
動物も鳥もいない本当に静かな森。
わたしはそこに一人ポツンと取り残されていた。
「先輩大丈夫かな・・・?」
まず一番最初に思った事。 それはやはり彼の安否。
多分彼なら大丈夫だと思ってもやはり心配。
「とりあえず早く行きましょう。 先輩のところへと・・・」
そう決心していると、倉見が何かに気づく。
後ろを振り向く倉見。 しかし誰もいない。
「ハハ・・・さすがに気のせいだよね・・・」
歩き始める倉見。 それでもさっきと同じ感覚が・・・
「絶対にいないよね!」
絶対にいないと信じ無視して前だけを見つめ、歩いていく。
「さっきデイパックの中身を確認しておけばよかったな・・・ 今座るのもめんどくさいし、誰かに追われてるような感覚だし・・・ う~ん。 どう『む~~~~~ん』 ん?」
声が後ろから聞こえる。 あわてて後ろを振り向くと、黄色いフード見たいのを着けている変な男がいた。
「む~~~~~ん。 ぜんぜん気がつかないんだな~。」
「(なにこの人・・・?)」
「む~~~~~ん 弟たちがいないと調子狂うんだな~。」
無視して歩き始める倉見。 それをしつこくついてくる男、荒井金男。
「ちょっとついて来ないで下さい!」
「む~~~~~ん 何でなんだな~?」
「あなたと関わりたくないんです。 だから来ないで下さい!」
「む~~~~~ん どうせそう言って遠くから撃つつもりなんだな~。 だからついてくるんだな~。」
「そんなこと絶対にしませんよ! だからついて来ないで下さい!」
「む~~~~~ん 信用できないんだな~。」
「誰か・・・助けてよ!」
パーン!
都合よく銃弾の音が聞こえる。 そして、目の前の男が苦しんでいる。
「誰が・・・やったんだな・・・」
その男は倒れる。 それに伴いそれを撃ったであろう人が現れる。
その言葉の後に目の前が暗くなった。
気がつくと私は森にいた。
動物も鳥もいない本当に静かな森。
わたしはそこに一人ポツンと取り残されていた。
「先輩大丈夫かな・・・?」
まず一番最初に思った事。 それはやはり彼の安否。
多分彼なら大丈夫だと思ってもやはり心配。
「とりあえず早く行きましょう。 先輩のところへと・・・」
そう決心していると、倉見が何かに気づく。
後ろを振り向く倉見。 しかし誰もいない。
「ハハ・・・さすがに気のせいだよね・・・」
歩き始める倉見。 それでもさっきと同じ感覚が・・・
「絶対にいないよね!」
絶対にいないと信じ無視して前だけを見つめ、歩いていく。
「さっきデイパックの中身を確認しておけばよかったな・・・ 今座るのもめんどくさいし、誰かに追われてるような感覚だし・・・ う~ん。 どう『む~~~~~ん』 ん?」
声が後ろから聞こえる。 あわてて後ろを振り向くと、黄色いフード見たいのを着けている変な男がいた。
「む~~~~~ん。 ぜんぜん気がつかないんだな~。」
「(なにこの人・・・?)」
「む~~~~~ん 弟たちがいないと調子狂うんだな~。」
無視して歩き始める倉見。 それをしつこくついてくる男、荒井金男。
「ちょっとついて来ないで下さい!」
「む~~~~~ん 何でなんだな~?」
「あなたと関わりたくないんです。 だから来ないで下さい!」
「む~~~~~ん どうせそう言って遠くから撃つつもりなんだな~。 だからついてくるんだな~。」
「そんなこと絶対にしませんよ! だからついて来ないで下さい!」
「む~~~~~ん 信用できないんだな~。」
「誰か・・・助けてよ!」
パーン!
都合よく銃弾の音が聞こえる。 そして、目の前の男が苦しんでいる。
「誰が・・・やったんだな・・・」
その男は倒れる。 それに伴いそれを撃ったであろう人が現れる。
「大丈夫だったかい、君?」
倉見は驚いた。 なぜなら・・・
「先輩! 先輩だよね!」
そう。 撃った本人は七味東雅だったのだ。
「先輩! 会いたかったよ!」
いきなり抱きつく倉見。 だがしかし、
「あなた・・・誰ですか・・・?」
「・・・え・・・」
倉見にとって信じられない言葉が出た。
「俺は七味東雅っていうプロ野球選手だよ。 知らないかい?」
どうやら話を聞くと彼は甲子園決勝で優勝し、ドラフトで選ばれてプロ野球選手になったらしい。
彼はプロ二年目。 まだ新人だが外野のレギュラーとして活躍しているらしい。
花丸高校出身らしいが、肝心の春香に関する記憶がないと言うことだ。
「(記憶喪失なのかな・・・?) なら思い出させるまで!)ねえ、あなたのこと「先輩」って呼んでいい?」
「ずいぶんと懐かしいものを・・・。 まあ、構わないが。」
「後・・・そこの男の人は先輩が殺したの?」
「いや・・・殺してはいない。 ただ眠らしただけだ。」
先輩は麻酔銃で撃ったのでそこの男は大丈夫だと言った。
私はその男の人が起きないようにこっそりとデイパックを奪っていった。
「また危ないことに巻き込まれそうだから俺について来い! 何とかしてみせる!」
「はい!」
私は彼についていく事にした。
私は絶対に彼の記憶を取り戻して、このゲームを脱出するんだから!
倉見は驚いた。 なぜなら・・・
「先輩! 先輩だよね!」
そう。 撃った本人は七味東雅だったのだ。
「先輩! 会いたかったよ!」
いきなり抱きつく倉見。 だがしかし、
「あなた・・・誰ですか・・・?」
「・・・え・・・」
倉見にとって信じられない言葉が出た。
「俺は七味東雅っていうプロ野球選手だよ。 知らないかい?」
どうやら話を聞くと彼は甲子園決勝で優勝し、ドラフトで選ばれてプロ野球選手になったらしい。
彼はプロ二年目。 まだ新人だが外野のレギュラーとして活躍しているらしい。
花丸高校出身らしいが、肝心の春香に関する記憶がないと言うことだ。
「(記憶喪失なのかな・・・?) なら思い出させるまで!)ねえ、あなたのこと「先輩」って呼んでいい?」
「ずいぶんと懐かしいものを・・・。 まあ、構わないが。」
「後・・・そこの男の人は先輩が殺したの?」
「いや・・・殺してはいない。 ただ眠らしただけだ。」
先輩は麻酔銃で撃ったのでそこの男は大丈夫だと言った。
私はその男の人が起きないようにこっそりとデイパックを奪っていった。
「また危ないことに巻き込まれそうだから俺について来い! 何とかしてみせる!」
「はい!」
私は彼についていく事にした。
私は絶対に彼の記憶を取り戻して、このゲームを脱出するんだから!
【B-2/森/1日目/深夜】
【倉見春香@パワプロクンポケット7表】
[状態]:健康
[装備]:なし
[参戦時期]:アルバム「午後のひととき」後
[道具]:支給品一式x2、ランダム支給品2~6個
[思考]
1 先輩(七味)についていく
2 七味の記憶を取り戻す。
【倉見春香@パワプロクンポケット7表】
[状態]:健康
[装備]:なし
[参戦時期]:アルバム「午後のひととき」後
[道具]:支給品一式x2、ランダム支給品2~6個
[思考]
1 先輩(七味)についていく
2 七味の記憶を取り戻す。
【七味東雅@パワプロクンポケット7表】
[状態]:健康
[装備]:麻酔銃@現実(一発消費)
[参戦時期]:ドラフト指名後プロ入団2年目の時期
[道具]:支給品一式、ランダム支給品0~2個
[思考]
1 とりあえず倉見を守る。
2 ゲームに乗らない人物を守る。 そして一緒に協力する。
[状態]:健康
[装備]:麻酔銃@現実(一発消費)
[参戦時期]:ドラフト指名後プロ入団2年目の時期
[道具]:支給品一式、ランダム支給品0~2個
[思考]
1 とりあえず倉見を守る。
2 ゲームに乗らない人物を守る。 そして一緒に協力する。
[備考]
※七味東雅の高校時代は彼女とも付き合わずまじめに野球一筋でした。
※七味東雅は記憶喪失ではありません。 2年前のことなので倉見の事を覚えていないだけです。(生徒会くらいのときしか面識がないため)
※七味東雅の高校時代は彼女とも付き合わずまじめに野球一筋でした。
※七味東雅は記憶喪失ではありません。 2年前のことなので倉見の事を覚えていないだけです。(生徒会くらいのときしか面識がないため)
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GAME START | カネオ | 039:カネオの奇妙な探検 |
GAME START | 倉見春香 | 038:どうして『彼ら』がそこにいた? |
GAME START | 七味東雅 | 038:どうして『彼ら』がそこにいた? |