山行ノート」で「位置情報プラグイン」を使うにはお使いのAndroidマシンのGPS機能を有効にする必要があります。
詳しい方法についてはそれぞれのマニュアルを参照してください(GPS機能がない機種だと動きません)。

<知っておいていただきたいこと>

GPS機能は有効にしたら、すぐに使えるというものではありません(ハンディGPSをお使いの方はご存知かと思います)。
有効にした後、GPS衛星(近い将来には「みちびき」やロシアやEU圏で運用している位置情報システムも使えるようになるかと思いますが、ここでは便宜上すべてGPSと呼びます)を捕捉するのを待つ必要があります。
これには通常数10分~下手すると数時間Android機を見通しのよい場所で放置しておく必要があります。これは故障ではなく、そういうものなのです。詳しくはgoogleなどで検索なさってみてください(wikipdia)。
でも、実際にはそんなに待てないと思いますのでAGPSという機能を使って、GPS衛星の現在地を携帯回線やWifi経由であらかじめ取得しておくことが出来ます(AGPSというやつです。便利な世の中になったものです)。
山行前日~当日にAGPSであらかじめ衛星位置をAndroid機に覚えさせると割とすぐに位置情報を取得することが出来ます。
APGSを利用するには「GPS Status & Toolbox」などが便利です。これはGoogle playにあります。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、ここまでの説明でGPS機能を有効にしていただければ、このプラグインの使い方はいたって簡単です。

「山行ノート」の山行記録の地点登録画面で「GPS」ボタンを押すだけです。

このボタンです。

ボタンを押した直後は上の画面のように残り回数が表示されますが何も起きません。
位置情報の取得には数十秒~数分ほどかかるためです。
位置情報が取得できると、画面にメッセージが表示され、下の写真のように「緯度」「経度」「標高」が記録されます。

位置情報が入力されています。

位置情報が得られないときは「見通しの悪い場所(深い谷やビル街のようなところ、曇天)でないか」「GPS機能が有効になっているか」「AGPS機能でアップデートしているか」等を確認してください。

<便利な使いかた>

GPSボタンを押した後、位置情報が取得できるまでに時間がかかりますが、ただボーっと待つというのももったいない話です。
実はこの間にも地点名やメモなどを入力することが出来ます。

また、「山行ノート」の詳細設定画面で、位置情報を取得する際の最大待ち時間を設定することが出来ます。
見通しの悪い樹林帯などでは長めに設定していただくとよいかもしれません。












最終更新:2012年12月23日 14:10
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