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グレイ・エタニティー

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グレイ・エタニティー

作者:クロ ( dragond )user_id=12660

「キャラを描いてもOK」「絡んでもOk」「何でもOK」

名前:グレイ・エタニティー(通称グレイ)
種族:エタニティードラゴン(eternity dragon)
出身国:不明
年齢:不明
身長:20mぐらい
全長:50mぐらい
体重:7、8㌧ぐらい
性格:社交的

エタニティー(eternity)その名のとおり、永遠の命があるもので老いることなく何百、何千と生きている。
だが、それ故に多くの敵から身を狙われるようになり多くの仲間の命が失われていった。
例え、彼らが不老不死でも彼らの肉を食べた所で、不老不死にはなれないのだが、不老不死のドラゴンを食べれば不老不死になれるという情報がでて、それを聞いた者達がエタニティードラゴンを狩り始めた。
ただでさえ数が少ないこの種族を多くの狩人や獣に狙われては一溜まりもない。
だが彼らとて、黙って狩られてはいなかった。通常のドラゴンよりも硬い鱗を持ち、尋常じゃない巨体をすばやく動かせれる筋力。
人や獣が100人200人と束になっても彼らにとっては、人が蟻を踏み潰すに等しいほど、あっけなく終わるはずだった。
しかし、剣士や獣以外にも彼らを狙うものがいた。
魔術師だ。
彼らが魔方陣でドラゴンの動きを封じ、その隙に弱点(目)を突かれあっけなく戦いは終わった。

実は、魔術師はエタニティードラゴンの血肉を食べても不老不死にならないことを知っていた。
なぜ、魔術師がエタニティードラゴンに興味を持ったのか、簡単な事だ、ただ単に実験材料にしたかった。
ただそれだけの理由で、多くのエタニティードラゴンが狩られたのだ。
もちろん、エタニティードラゴンの肉を食べれば不老不死になれると言うデマを流したのも魔術師だ。


グレイは、この事実を知り魔術師を探し出し死闘を繰り広げた。グレイは魔術を得意としており、たかが100年200年しか学んだだけの魔術師とは歴然の差だった。だが、無傷では勝てなかった。魔術師は、狩ったエタニティードラゴンから龍殺刀(リュウサツトウ)を生成しており、その刀を魔法で操りグレイの顔めがけて飛んできた。ゆうに200、300百キロは出ており通常のドラゴンならば避けられずに、一撃で死にいたるだろう。だが、グレイは一瞬の判断で左に避けたのだが避けきれずに右目に突き刺さった。流石は龍殺刀で簡単に鱗を突き破った。
その痛みに耐えられず、グレイは暴れまわった。それを見た魔術師は安堵したのか、隙が出来た。その一瞬を見逃すことなくグレイは、痛がって手も足もでないフリをした。
次の瞬間、グレイはガッと地面に爪を食い込ませ巨大な尻尾で魔術師に打撃攻撃した。その速さは尋常ではない速さだった。まるで、この魔術師によって殺された仲間達の無念の想いが力に加わったようなそんな感覚だった。
魔術師はまるで、野球ボールのように軽々と飛んでいき頭、手、胴体など空中でバラバラになり無残に散った。
グレイは、安堵しその場に横たわった。
「もっと早く、私が戦っていればみんなが・・・死ぬ事は無かったのかもしれない」
彼はそお言いながら右目に刺さった刀を抜いた。


グレイは、最後まで人とは戦いたくないといって仲間からの応戦を断った事を後悔しながら立ち上がり空高くえと消えていった・・・・


~探検日誌~

この前、山で道に迷ってると、とても体がでかいドラゴンを見つけた。その姿を見た瞬間は足がすくみ、その場に倒れこんでしまった。こんなドラゴンがいるとは!!と興味を持ったのだが、ドラゴンはとても凶暴でそれに多くが肉食だ!!彼の口が動いた瞬間、食われると思い手で顔をガードした。そんなことをしたとしても無駄だというのに反射的にやってしまった。
しかし、思いも寄らない事がおきた。
目を閉じた瞬間声が聞こえた。
「こんな所でどうされたのですか?」
「あぁ、大丈夫ですよ。噛み付いたりしませんから。」
恐る恐る目を開けると、さっきと変わらない恐ろしい姿のドラゴンが立っていた。思わずヒッと声をだしてしまった。当たり前だこんなでかいドラゴンにびびらない奴が何処にいる?
恐る恐る聞いてみた
「お、襲ったりしないんですか?」
するとドラゴンが答えた
「とんでもない、そんなことしませんよ。」
良かった、取り合えず安心かな?
「あのぉ、道に迷ってしまって町までどうやって行けば良いんでしょうか?」
恐る恐る聞いてみた。
するとそんな私の心を読んだかのようにドラゴンが言った。
「そんなに警戒しなくていいですよ。食べたりしませんから。」
そんな事言ったって信用できねぇよと心の中で叫んだ。
「町まではまだまだ遠いですね、ここの山はちょっと凶暴なモンスターが一杯いますから・・・」
十分お前が凶暴なモンスターだよ!!っと突っ込みたかったがやめた。身の安全が第一だ!!
ドラゴンの次の一言に驚愕した!!
「送って行きますよ。」
はぁ?それは、あの世にという事か?
有無も言わさず、体を掴まれた。まるで子供が人形を掴むような図だ。あぁ人形もこんな気持ちなのかなぁと少し考えた。
ちょこんと背中に乗せられた。ゴツゴツして硬かったがとても暖かかった。
「しっかり、つかまってて下さいね!!」
そう言うと、翼をバサッと広げ上下に羽ばたき始めた。
あっという間に上空まで来てしまった。
あぁあ、俺の人生もうお終いだぁ、あん時もっとなんかやっとけば、それと高級料理フルコース食っとけばよかったなぁ
そんなこんなと考えているとドラゴンが質問してきた。
「なぜあの山に登っていたんですか?」
なんなんだコイツは?
今から食べようという奴にそんなこと聞いてきて。
「私、探検家でしていろいろな所を旅しているんですよ。」
まぁ、それも今日で終わりだけど・・・。
「そうなんですかぁ、良いですよねぇ旅というのは色々な出会いもありますし♪」
俺はあんたに一番出会いたくなかった!!
会話はかなり続いたが、ほんとに他愛無い事ばかりだった。
会話を重ねる間に、警戒心が解けていくのが怖いくらいわかった。なぜだろう?いつの間にか質問する相手が自分に代わっていた。
そうこうしている間に、町に着きドーンと町のど真ん中に下りた。近くにいた人々は、当然のことながら驚きその場から逃げていった。それを見た、彼の顔はすごく悲しい表情に変わったような気がする。
彼はゆっくりと、地面に伏せた私が降りやすいよう配慮してくれてるようだ。
翼を地面に密着させると彼は言った
「どうぞ」
伏せをしたとしても余りにもでかい体だ、ここから飛び降りたら骨の1本や2本では済まないだろう。下手したら死ぬ。
私は羽を滑り台のごとくスーっと降りた。
それを確認すると彼はゆっくりと立ち上がった
「それでは、私はこれで失礼します。良い話を聞かせていただきありがとうございました。お元気で」
そういうと翼をバッと広げた。
「待ってくれ!!」
「名前を教えてくれないか?」
彼はこちらを向くと
「グレイ・エタニティー、グレイでいいですよ。」
エタニティー?
聞いたことのない種類だ。そう心の中でつぶやいた。
すると・・
「それでは」
とグレイが言って空高く舞い上がった。
「あ、ありがとう!!」
大声で叫んだか聞こえたかどうかはわからない。
もう今日で、この世とはおさらばと思っていたが、変わったドラゴンがいるもんだな、と心の中で思っていた。

その後このドラゴンについて調べたが、古い記録によるとエタニティードラゴンという種類は絶滅したと記されている。
謎が残るばかりだ。この記録によると凶悪、凶暴、排除すべき対象などと記されている。

グレイについて人々に聞き込み調査をしたところ極少数だが、情報を得られた。そのどれもが話をしただの道に迷ったのを助けてもらったなどというものだった。
まぁ当然食べられた、なんてことがあっても目撃者がいない限りそんな情報はないだろう。
だが、彼がそんなことをするような奴でない事はわかっている。
そういえば、右目の傷について聞いた時彼は黙り込んでしまい。
私が謝ると良いですよと凄く悲しそうな顔で言ったのが印象的に残っていたことを思い出した。人と争ったことがあるのか?そんなことを考えながら私は今日も旅を続ける。
彼と、グレイともう一度会えることを期待しながら・・・。



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