距離
基本単位 2点間の長さ([[スカラー量]])
英:Distance よく使われる記号:d,x,Lなど
SI単位:m(「メートル」)
他の単位:km(「キロメートル」)
初登場…高校以前(理科)
初出 |
数式 |
意味 |
備考 |
基礎 |
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距離=位置の変化量の絶対値 |
距離の定義。※右辺は絶対値の記号が必要 一々数式として扱われることは少ない。 |
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基本的には、「2つの点は何m離れているか」という事を表す物理量である。
同じく何mという表記をする
位置、
変位とはそれぞれ微妙に違うもので、混同しやすい。
まとめておくと
距離:任意の2つの点がどれだけ離れているか。スカラー量。
※※※※※どちらからどちらに動いたかは気にしていない言い方。日常的に言う「距離」「移動距離」は大抵これ。
位置:任意の1つの点が、「原点」からどちらにどれだけ離れているか。
ベクトル量、座標の表記をすることも多い。
※※※※※数学で「P(1,2)」と書けば、Pの
位置=原点からどちらにどれだけ動けばPがあるかを示せている。
変位:移動する前の点と、移動した後の点がどちらにどれだけ離れているか(どれだけ動いたか)。ベクトル量。
※※※※※「動き」を強く意識している以外は、距離と大差ないと言う見方も出来る。
1次元(直線上)・原点から運動を始める問題を扱う限りは、あまり区別の必要が無いのが尚更ややこしい。
物理や数学を進めていくと、日常の感覚から若干離れた言い方も出てくるが、
生まれ持った感覚だけでは自然法則は理解しきれないのだと解釈して、受け入れてほしい所。
物理学では実際の運動の様子に非常に近い所にいる量として、よく使われる物理量といえる。
例題
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最終更新:2015年08月17日 17:22