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「台湾」番組 問題ない 福岡の「語る会」 NHK執行部が表明
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2009年7月5日(日)「しんぶん赤旗」
2009年7月5日(日)「しんぶん赤旗」
「台湾」番組 問題ない
福岡の「語る会」 NHK執行部が表明
日本の台湾植民地統治の実態を描いたNHK番組が自民党国会議員や右翼勢力から攻撃されている問題で、NHK執行部は4日、「番組の事実関係に間違いはない」とする見解を改めて示しました。NHK福岡放送局で開かれた「視聴者のみなさまと語る会~NHK経営委員とともに」で述べたものです。
問題の番組は4月5日放送の「シリーズ・JAPANデビュー第1回『アジアの“一等国”』」。「反日的」「台湾人へのインタビューが恣意(しい)的に編集された」などとして、安倍晋三元首相ら自民党国会議員が議連を立ち上げ、先月25日には右派集団がNHKを提訴しました。
「語る会」で、日向英実放送総局長は「事実関係を細かく調べた結果、間違いは発見できなかった。インタビューも恣意的に編集していない」と語りました。
小丸成洋経営委員長は「放送法で経営委員は個別番組の編集に立ち入ることはできないが、執行部から番組に問題は一切ないと報告を受けた」と説明。安田喜憲経営委員は「個人的な意見」とした上で、「(待遇が)いかに良くても植民地が善であるということはない。21世紀の人類の未来に、戦争もない、植民地化もない時代をつくらなくてはならないという見識が、番組の底流に流れていると思う」と述べました。