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◎侵攻は終わったか?

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pipopipo777

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◎侵攻は終わったか?


ガザ市内の学校が再開されました。

学校再開は子どもたちにとって、喜びよりも、むしろ、級友たちを見舞った新たな悲しい物語に触れる機会になってしまいました。

2002年4月、イスラエル軍の一大侵攻を受け、徹底的に破壊されたジェニン難民キャンプで、数日前に再開されたばかりの国連の学校を訪れました。多くの子どもたちが、家を破壊され、肉親や友人や隣人が殺されるのをその目で見てしまっていました。教科書はまだ、瓦礫の下です。

ジェニンの街の青年たちの有志のグループが、学校再開初日に、子どもたちにお芝居を見せに学校に行ったという話をそこで聞きました。
「今、子どもたちにいちばん必要なのは、笑いだと思ったから」
と青年団の団長のサーミーは言いました。

いま、ガザの子どもたちが必要としているのも、傷ついた心を癒す「笑い」なのかもしれません。

ガザの子どもたちが笑顔を取り戻せるようにすることこそ、私たちの責務なのかもしれません。

ガザのアブデルワーヘド教授からのメール(1/21~1/24)の邦訳です。
〔邦訳: 岡真理/TUP; 凡例: (原注) [訳注]〕



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