《「遊星よりの弾幕X」》
【連結(あなたの冥界の上のカード10枚)】
〔あなたのサイドボードにあるカード1枚〕を
裏向きにして、あなたの場に
アクティブ状態で出す。そのカードは以後、以下の効果を持つキャラクター「正体不明(GRAZE0、3/3、
種族:なし)」として扱う。
「(自動γ):
〔このキャラクター〕が
決死状態になった場合、このカードの表側の効果をあなたが
プレイしたものとして解決する。」
空より未知の存在が舞い降りる。
コメント
「正体不明」自体の性能は0
グレイズの3/3と悪くはないが、冥界を10枚肥やすという下準備の上に3コストを支払って出すカードとしてはやはり物足りないと言わざるを得ない。
連結素材の都合上、序盤から
ダメージを刻むのにも不向きなので、このカードを使う際は
(自動γ)をアテにすることになるだろう。
その
(自動γ)は決死状態をトリガーとし、サイドボードから持ってきたカードをプレイしたものとして解決できる効果。
サイドボードのカードをゲーム内に持ってくるカードは過去にも
教唆扇動や
想起「うろおぼえの金閣寺」があったが、それらとは違い、適用条件の問題で引きずり出したカードをプレイするタイミングは相手依存の面が強い。
そのため、主に多種多様なカードを
サイドボードからシルバーバレットすることを目的とした二種とは異なり、どんなタイミングで使用しても強いカードを踏み倒すためのカードとして用いることになる。
(自動γ)の適用条件は決死状態に限るため、
破棄したり裏向きにする事が多い、現環境で採用されている多くの除去に対策されるのも辛いところ。どうしても踏み倒したいカードを持ってくる場合などは
緑眼のジェラシーなど、このカードを能動的に処理できるカードを用意しておくといいかもしれない。
収録
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最終更新:2014年10月17日 11:03