《「遊星よりの弾幕X」》

No.1595 Spell <Special Collection Vol.14
NODE(5)/COST(3) 術者:封獣 ぬえ
効果範囲プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
発動期間:瞬間

【連結(あなたの冥界の上のカード10枚)】

 〔あなたのサイドボードにあるカード1枚〕を裏向きにして、あなたの場にアクティブ状態で出す。そのカードは以後、以下の効果を持つキャラクター「正体不明(GRAZE0、3/3、種族:なし)」として扱う。

「(自動γ):
 〔このキャラクター〕が決死状態になった場合、このカードの表側の効果をあなたがプレイしたものとして解決する。」

空より未知の存在が舞い降りる。

Illustration:とり

コメント

封獣 ぬえのスペルカード
ぬえ二種目の連結スペル。
サイドボードのカードの正体を隠し、盤面に立たせる。

「正体不明」自体の性能は0グレイズの3/3と悪くはないが、冥界を10枚肥やすという下準備の上に3コストを支払って出すカードとしてはやはり物足りないと言わざるを得ない。
連結素材の都合上、序盤からダメージを刻むのにも不向きなので、このカードを使う際は(自動γ)をアテにすることになるだろう。

その(自動γ)は決死状態をトリガーとし、サイドボードから持ってきたカードをプレイしたものとして解決できる効果。
サイドボードのカードをゲーム内に持ってくるカードは過去にも教唆扇動想起「うろおぼえの金閣寺」があったが、それらとは違い、適用条件の問題で引きずり出したカードをプレイするタイミングは相手依存の面が強い。
そのため、主に多種多様なカードをサイドボードからシルバーバレットすることを目的とした二種とは異なり、どんなタイミングで使用しても強いカードを踏み倒すためのカードとして用いることになる。

とはいえ強力なスペルカードやコマンドカードを踏み倒すのであればルナ級セキュリティや前述の想起「うろおぼえの金閣寺」などもあるため、やはり狙い目はキャラクターカードとなる。
しかしぜひとも踏み倒したい龍神/12弾嫦娥/10弾などのコストが「-」であるキャラクターは解決に失敗してしまう(参考:IR-2.4.3)ことがネック。レミリア・スカーレット/14弾のようなプレイされて場に出た場合に適用される強力な(自動β)を持つ大型キャラクターが主な候補になるだろう。

(自動γ)の適用条件は決死状態に限るため、破棄したり裏向きにする事が多い、現環境で採用されている多くの除去に対策されるのも辛いところ。どうしても踏み倒したいカードを持ってくる場合などは緑眼のジェラシーなど、このカードを能動的に処理できるカードを用意しておくといいかもしれない。



収録

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場で「封獣 ぬえ」として扱われるカード




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最終更新:2014年10月17日 11:03