仲間呼び
本作では、野生のポケモンが窮地に陥ると仲間を呼ぶ(※)事がある。
仲間を呼ぶことに成功した場合、野生ポケモン側に加勢のポケモンが1匹現れ、2対1の戦闘となる。
2対1の状況で更に仲間を呼んで3対1になることはないが、1体倒して1対1に戻った場合、また仲間を呼んで2対1になることはある。
※正確には、ぬしポケモンが行うのが「仲間を呼ぶ」、一般ポケモンが行うのは「助けを呼ぶ」である。ぬしポケモンは状態異常にしても仲間を呼ぶ(失敗もしない)のに対し、一般ポケモンは呼ばないという違いもある。しかし、ユーザーの間では「仲間呼び」という呼び方で定着しているため、便宜上このように記す。なお、公式では「乱入バトル」という名称が使われている。
※括弧表記の固有名詞は基本的に以下を表す。
「」:技 〔〕:特性 〈〉:アイテム
基本的なシステム
- 野生ポケモンが窮地に陥っている場合、ターン終了時に仲間を呼び出す。
- 呼び出されるのは基本的に同じ種類のポケモンだが、進化系または全く異なるポケモンが呼び出される場合もある。
- 呼び出されるポケモンは、場所および呼び出すポケモンによって候補が決まっている。
(例:1番道路のキャタピーは仲間呼びでもキャタピーしか呼ばないが、メレメレの花園のキャタピーはバタフリーを呼ぶことがある)
- 仲間呼びの行いやすさも、ポケモンによって決まっている。(例:キャタピーはよく呼ぶ、ギャラドスはほとんど呼ばない)
- 伝説・準伝説系など、「仲間呼び対象外」(仲間を全く呼ばない)のポケモンもいる。
- 島スキャンで出現したポケモンも仲間を呼ばない。
- 仲間呼びは失敗する事もある。(助けを呼んでも誰も来ない)
- ポケモンが窮地に陥っているほど、仲間呼びの発生率および成功率が上がる。
- 野生ポケモンが場に2体存在する場合、モンスターボールを投げることができない。
どちらか一方を倒して1体だけにする必要がある。
- 状態異常の野生ポケモンは仲間を呼ばない。「捕獲しようとHPを減らすと仲間を呼ばれて捕獲できない」という人は、まず野生ポケモンを状態異常にする事を推奨。
- 「ねむり」にするのが最も捕獲率が高くなるので通常の捕獲方法ではこれが常套手段だったが、「ねむり」はターン経過で解除されてしまうので、継続ダメージが無く、かつターン経過で解除されない「まひ」状態がいいだろう。
- 1度の戦闘で何度も仲間呼びを行わせると、能力の高いポケモンが必ず出現し、隠れ特性を持つポケモンも出現することもある。
- USUMでは「1体」しか仲間を呼ばなくなった、更に仲間呼びをさせたい場合は「ビビりだま」を使用する必要がある。
「ビビりだま」使用後はSMと同様の環境となる。
- 呼び出されたポケモンは、まきびしやねばねばネットの影響を受ける。
- 一度でも呼び出されると、野生ポケモンが1匹の場合でも、ほえるやドラゴンテールなどの交代技を受けると、トレーナー戦と同様にランダムで交代させられてしまう。
仲間を呼びやすくなる条件
「仲間呼びを行いやすくなる条件」と、「仲間呼びが成功しやすくなる(誰も来ない確率が下がる)条件」がある。
もちろん、「仲間呼び対象外」のポケモンに対しては無効。
- 仲間呼びを行いやすくなる条件
- 野生ポケモンの残りHPが少ない
- 1匹以上呼びたい場合はアイテム〈ビビリだま〉を使う必要がある。ポケモンセンターのショップで販売している。
- 仲間呼びが成功しやすくなる条件
- 特性〔いかく〕〔プレッシャー〕〔きんちょうかん〕のポケモンが戦闘に出ている
- 野生ポケモンが効果抜群の攻撃を受けた
- 前のターンに仲間呼びを行っている
- 前のターンに仲間呼びを行ったが、失敗した
意図的に仲間呼びを行わせたい場合「ビビリだまを使い」「みねうちでHPを1にし」「出現した仲間を片っ端から一撃で倒していく」とよい。
特性〔いかく〕等については余裕があれば狙う程度で良いだろう。
仲間呼びの活用
普段は「ポケモンを捕まえようと弱らせたら増殖してボールが投げられなくなる」というオジャマ虫としての性質が強い「仲間呼び」だが、実は少なからずメリットが存在する。
連鎖
仲間呼びで呼び出されたポケモンを倒すと、野生ポケモンはまた仲間を呼ぶ。
このことを、ポケモンの英語版公式がchainと呼称しているので、ここでは日本語訳で連鎖と呼称する。
1匹目のポケモンが呼び出されるのを「1連鎖」として、10匹呼び出されれば「10連鎖」、30匹呼び出されれば「30連鎖」と数える。
SMでは256連鎖する度に連鎖数がリセットされ0に戻る仕様だったが、USUMでは修正されているので0になることはない。
高個体値ポケモンの入手
一定以上の連鎖数で呼び出されるポケモンは、確実に能力のいずれか1つが個体値31(最高の能力)を持つようになる。
更に連鎖数を重ねると、個体値31の箇所が2箇所・3箇所と増加していく。
- 5連鎖以上:少なくとも1箇所が31(1V)
- 10連鎖以上: 〃 2箇所が31(2V)
- 20連鎖以上: 〃 3箇所が31(3V)
- 30連鎖以上: 〃 4箇所が31(4V)
主に高個体のメタモンを捕獲するために連鎖を行うことが多い。
- 仲間呼び連鎖を行うにあたり、最初に出現した野生ポケモンをずっと仲間呼び要員として残しておく必要はない。
例えばピチューAがピチューBを呼んだ後、こちらのポケモンがピチューAを倒しても、ピチューBがピチューCを呼べば連鎖は続いているとみなされる。
もっとも、仲間呼び役を変更すると「みねうち」を再度使う手間が生じるので、基本的には最初に出てきたポケモンにひたすら呼ばせた方が効率的。
野生ポケモンのPPが尽きると「わるあがき」を行い反動で自滅してしまうため、残りPPが尽きそうな場合には適宜仲間呼び役を切り替えると良い。
- 時折「○○連鎖して捕まえたのに個体値にVがありません!」というコメントがあるが、これは最初に出現し呼び出し役として残していたポケモンを捕獲してしまったものと思われる。
当然ながら、連鎖は個体値が高いポケモンが呼び出されるのであって、最初に出たポケモンの個体値が上がるわけではない。
隠れ特性ポケモンの入手
10連鎖以降に出現したポケモンは、通常とは異なるとくせい「隠れ特性」を持っている可能性がある。
本作ではこれ以外に隠れ特性のポケモンを入手する方法は基本的にない。
呼び出されたポケモンが隠れ特性を持っているかどうかは、基本的に外見では判別できない。
(ジジーロンの隠れ特性「ノーてんき」のように、出現時に表示されるメッセージで分かるものもあるが、少数派である)
相手の特性を変更する技「スキルスワップ」「なかまづくり」「なやみのタネ」を使用すると、そのポケモンの変化前の特性が表示されるため、これで判別できる。
また隠れ特性「ひらいしん」のピチューは電気技を使ってみれば判別できるなど、特殊な方法で判別できるものもある。
能力低下で効果が分かるもの(「あまのじゃく」や「まけんき」など)は、ねばねばネットを事前に使用しておくと、登場時に選別可能。
努力値稼ぎ
仲間呼びで出現したポケモンからは、努力値(
きそポイント)が通常の2倍貰える。
更に同じポケモン(=倒すと同じ努力値が貰える)が何度でも出現するので、努力値稼ぎにも活用できる。
+1ポケモンの場合、1体あたり(1+パワー系8)*ポケルス2*呼び出し2=36の努力値が入手可能。252マックスまで振りたい場合は7体倒せば良い。
また、+2ポケモンは1体あたり40で同じく7体、+3ポケモンは44で6体倒せば252振ることができる。
最初にエンカウントしたポケモン(呼び出されていない)はこの補正が無いので、細かく振る場合は注意。
仲間呼びが一度でも行われた場合、最初にエンカウントしたポケモンにもこの補正が入る。
基本的な流れは
- 「がくしゅうそうち」をオンにする。先頭に戦闘要員、控えにパワー系を持たせたりポケルスをつけたりして育成準備したポケモン。
- 狩るポケモンと遭遇する。
- 「みねうち」で相手のHPを削る。
- 〈ビビリだま〉を使う。これで相手ポケモンが助けを呼びやすい状況になる。
- 呼び出された元気なほうを倒す。こうすることで仲間呼びの回転率が高い。
- (無駄ターンを消費するにはビビリだまを再度使う。2回目以降のビビリだまは効果がなく、アイテムを消費しないでターンだけ消化する。効果のない道具ならげんきのかけらでも何でも構わない)
- 長期戦になった場合、相手が「わるあがき」で自滅することがあるため、適宜「みねうち」でPPの多いポケモンを場に残すように調整する。
- 振り終わったら倒すなり逃げるなりして戦闘終了。
前々作のXYから努力値の上限が252になったため、ぶっぱ振りなら戦闘回数を調整せずとも無駄な努力値が振られることはない(個体値偶数による248振りの場合は別)。
戦闘要員は、「みねうち」のほかに相手の補助技を防ぐ「みがわり」もあるとよい。
一度弱らせたポケモンが準備できたら、しばらくは「みねうち」を使わなくなるので峰打ち要員と戦闘要員を分けるのもあり。
「みがわり」状態でも「ちょうおんぱ」や「なきごえ」が効いてしまうのはバグではなく第六世代からの仕様。気になるなら「技:みがわり」+「特性:ぼうおん」で対処。
経験値稼ぎ
USUMでは殿堂入り後のポニの広野で野生のラッキーが低確率で出現する。
ラッキーを倒すか捕獲すると非常に大量の経験値を貰えるので、最初に出現したラッキーに仲間呼びを繰り返させ、ひたすら経験値を稼ぐ。
- 「おすすめポケモン/捕獲等」を参考にして、ラッキーを一撃で倒せる仲間呼び連鎖要員のポケモンと、〈ヒメリのみ〉を持たせた長期戦対策要員のボクレーまたはオーロットを用意する。
- ラッキーは攻撃力が極端に低く物理技しか覚えていないため、受けるダメージは微々たるもの。
- 長期戦対策要員については基礎ポイントを意識して振らなくてもレベルが30程度あれば十分。
- 仲間呼び連鎖要員は長期戦でHPが確実に減っていくため、メインの攻撃技を回復効果のあるものにするか、〈たべのこし〉か〈かいがらのすず〉を持たせておくとHP回復の手間を削減できる。
- 「がくしゅうそうち」をオンにする。先頭に長期戦対策要員、控えに仲間呼び連鎖要員とレベルを上げたいポケモンをセットする。
- ポニの広野にある、揺れている小さな木の近くでレポートを書く。
- ロトムパワーの「けいけんポン」を使用した後(任意)、小さな木に近づいてエンカウントし、ラッキー以外が出現したらリセット。
- ラッキー(以下「ラッキーA」)が出現したら、長期戦対策要員の「スキルスワップ」で特性〔しゅうかく〕をラッキーに移す。
- 長期戦対策要員の「トリック」で〈ヒメリのみ〉をラッキーAに持たせる。
- 仲間呼び連鎖要員に交代し、「みねうち」でラッキーAのHPを削る。
- この直後に仲間呼びに成功してラッキーかハピナスが出現した場合、「いやしのはどう」でラッキーAが回復されるのを防ぐため、呼ばれた方を倒す。
- 〈ビビリだま〉を使用する。
- 仲間呼びで出現するラッキーやハピナスをひたすら倒し続ける。仲間呼びに失敗したターンは〈ビビリだま〉を再度使用して(消費はされない)ターンを潰す。
- レベルを上げたいポケモンが目標のレベルに達したら、ラッキーAを倒すか逃げるかして終了。
- 「トリック」や「どろぼう」などでラッキーAから〈ヒメリのみ〉を回収してから終了してもよい。ただポケリゾートで大量生産しやすいので気にしなくてもいいだろう。
補足
- ラッキーはLv54~56だと「なげつける」を覚えている。
- 〈ヒメリのみ〉を投げつけられるとこちらのポケモンのPPが回復するうえ、〔しゅうかく〕の効果でちゃんと戻ってくるので、より長期戦がしやすくなる。
- ラッキーが稀に呼ぶハピナスは〈しあわせタマゴ〉を持っていることがあるので、仲間呼び連鎖要員などに「どろぼう」を覚えさせておくといいだろう。
- ただしハピナスもLv54~56の個体は「なげつける」を覚えているので、「どろぼう」持ちに交代しようとした時に〈しあわせタマゴ〉を投げつけられる可能性がある点は注意。
- Lv54~56のラッキーのHPを1にした後に技「ハロウィン」を使用してゴーストタイプを追加すると、後はラッキー・ハピナスを確実に倒せるノーマルタイプまたは格闘タイプの攻撃技(以下「メイン技」)を選択し続けるだけで半永久的に経験値を稼ぎ続けられる。
- 「半永久的」とあるのは、〔しゅうかく〕の発動やラッキーの「なげつける」の使用が基本的に運頼みであるため。余裕があるならメイン技のPPは増やしておくとよい。
- USUM単体では「ハロウィン」を習得するポケモンを入手できないため、GTSを利用するか、XYからポケモンバンク経由で連れてくる必要がある。バケッチャ・パンプジンだと「みねうち」の後に一度交代を挟む必要があり「いやしのはどう」を使用されてしまう可能性もあるため、メイン技と「みねうち」「ハロウィン」を覚えたドーブルを用意すると楽。
仲間呼びで珍しいポケモンを捕まえる
通常、仲間を呼んだ場合には同種のポケモンが出現するが、稀に同種以外のポケモンが出る場合がある。
なお、この方法で出現する「同種以外のポケモン」は、ほぼ全員が「仲間呼び対象外」のポケモン(ギャラドスなどごく一部例外あり)。
そのため、「同種以外のポケモン」の高個体値や隠れ特性が欲しい場合、呼び出し元のポケモンの方を生かし続ける必要がある。
進化系
例えば3番道路にはタツベイが出現するが、このタツベイはタツベイかボーマンダ(レベル9~12)を呼び出す。
- ボーマンダは通常だとレベル50以上のコモルーから進化する。
このように本来の入手レベルよりも大幅に低レベルの進化後ポケモンが、仲間呼びにより出現する。
普通には野生に出現せず、仲間呼びによって野生に出現するポケモンは下表のとおり。
(例えばバタフリーは仲間呼びで出現する場所もあるが、仲間呼びでなくても野生で出現するので下表には含めない)
出現ポケモン |
出現レベル |
呼び出し元(マップ名) |
仲間呼び以外の入手例 |
ピカチュウ |
3~5 |
ピチュー(1番道路) |
ピチューがなつき進化 |
5~8 |
ピチュー(ハウオリシティ・ショッピングエリア) |
ピッピ |
25~28 |
ピィ(ホクラニ岳・夜) |
ピィがなつき進化 |
プリン |
11~14 |
ププリン(4番道路) |
ププリンがなつき進化 |
14~17 |
ププリン(6番道路) |
ヤドラン |
15~18 |
ヤドン(カーラエ湾) |
ヤドンLv37 |
ゲンガー |
29~32 |
ゴースト(メガやす跡地) |
ゴーストを通信交換 |
アズマオウ |
10~15 |
トサキント(せせらぎの丘) |
トサキントLv33 |
10~27 |
トサキント(マリエ庭園) |
スターミー |
10~19 |
ヒトデマン(7番道路) |
ヒトデマンにみずのいし |
エレブー |
25~29 |
エレキッド(12番道路) |
エレキッドLv30 |
27~30(サン) 26~29(ムーン) |
エレキッド(ホテリ山) |
ブーバー |
16~19 |
ブビィ(ヴェラ火山公園) |
ブビィLv30 |
カビゴン |
10~13 |
ゴンベ(1番道路) |
ゴンベがなつき進化 |
ハクリュー |
10~44 |
ミニリュウ(ポニの大峡谷) |
ミニリュウLv30 |
10~57 |
ミニリュウ(ポニの花園) |
10~59 |
ミニリュウ(ポニの険路) |
カイリュー |
10~59 |
ミニリュウ(ポニの険路) |
ハクリューLv55 |
クロバット |
54~57 |
ゴルバット(エンドケイブ) |
ゴルバットがなつき進化 |
ウソッキー |
10~13 |
ウソハチ(1番道路) |
ウソハチが ものまねを習得してLvアップ |
18~21 |
ウソハチ(5番道路) |
18~21 |
ウソハチ(シェードジャングル) |
エーフィ |
11~14 |
イーブイ(4番道路・昼) |
イーブイが昼になつき進化 |
14~17 |
イーブイ(6番道路・昼) |
ブラッキー |
11~14 |
イーブイ(4番道路・夜) |
イーブイが夜になつき進化 |
14~17 |
イーブイ(6番道路・夜) |
ハピナス |
54~57 |
ラッキー(ポニの広野) |
ラッキーがなつき進化 |
ナマズン |
10~15 |
ドジョッチ(海繋ぎの洞穴) |
ドジョッチLv30 |
10~18 |
ドジョッチ(オハナタウン) |
10~44 |
ドジョッチ(ポニの大峡谷) |
10~57 |
ドジョッチ(ポニの花園) |
10~59 |
ドジョッチ(ポニの険路) |
コモルー |
15~18 |
タツベイ(カーラエ湾) |
タツベイLv30 |
ボーマンダ |
9~12 |
タツベイ(3番道路) |
コモルーLv50 |
ピンプク |
3~5 |
ピチュー(1番道路) |
ラッキーまたはハピナスが こううんのおこうを所持して卵を産む |
10~13 |
ウソハチ(1番道路) |
10~13 |
ゴンベ(1番道路) |
5~8 |
ピチュー(ハウオリシティ・ショッピングエリア) |
11~14 |
ププリン(4番道路) |
18~21 |
ウソハチ(5番道路) |
14~17 |
ププリン(6番道路) |
18~21 |
ウソハチ(シェードジャングル) |
ルカリオ |
52~55 |
リオル(ポニの樹林) |
リオルがなつき進化 |
ダストダス |
24~27 |
ヤブクロン(マリエシティ・はずれの岬) |
ヤブクロンLv36 |
ヒノヤコマ |
16~19 |
ヤヤコマ(ヴェラ火山公園) |
ヤヤコマLv18 |
17~20 |
ヤヤコマ(8番道路) |
ゴロンダ |
24~27 |
ヤンチャム(10番道路) |
ヤンチャムLv32 |
24~27 |
ヤンチャム(11番道路) |
31~34 |
ヤンチャム(17番道路) |
エンニュート |
|
ヤトウモリ(ヴェラ火山公園) |
ヤトウモリ♀Lv33 |
ジャランゴ |
41~44 |
ジャラコ(ポニの大峡谷) |
ジャラコLv35 |
ジャラランガ |
41~44 |
ジャラコ(ポニの大峡谷) |
ジャランゴLv45 |
以下は進化後のみ野生で出現し、進化前は通常の野生ポケモンとしては出現しないパターン。
出現ポケモン |
出現レベル |
呼び出し元(マップ名) |
備考 |
コマタナ |
33~36 |
キリキザン(17番道路) |
コマタナLv52でキリキザンに進化 |
天候系
特定の天候の場合にのみ呼び出されるポケモン。
なお出現条件となる「天候」は、フィールド上での天候ではなく、戦闘中の天候で判定される。
例えばマリエ庭園では断続的にフィールド上で雨が降り、その時は戦闘中も永続雨となるが、
フィールドが雨でなく戦闘中も永続雨でなくても、技「あまごい」や特性〔あめふらし〕で雨を降らせればよい。
戦闘中の天候が雨となっている間はニョロゾ等が呼び出される可能性がある。
マップ名 |
天候 |
出現ポケモン |
出現レベル |
備考 |
シェードジャングル |
雨 |
ポワルン |
18~21 |
|
ヌメラ |
|
マリエ庭園 |
雨 |
ポワルン |
24~27 |
|
ニョロゾ |
|
ニョロボン |
昼に出現 |
ニョロトノ |
夜に出現 捕獲時はほろびのうたに注意 |
17番道路 |
雨 |
ポワルン |
31~34 |
|
ヌメラ |
|
ナッシーアイランド |
雨 |
ポワルン |
40~43 |
|
ヌメイル |
|
ハイナ砂漠 |
砂嵐 |
ポワルン |
28~31 |
|
ガバイト |
|
カプの村 |
霰 |
ポワルン |
28~31 |
|
バニプッチ |
|
ラナキラマウンテン |
霰 |
ポワルン |
42~45 |
|
バニリッチ |
|
天敵系
仲間を呼んだはずが、声を聞きつけて天敵が出現してしまうパターン。
出現した天敵ポケモンは呼び出したポケモンを攻撃する。
「みねうち」でHPが1になっていると当然攻撃されたポケモンが直ちに倒れてしまうので、天敵ポケモンを狙う場合は呼び出し元のポケモンのHPを減らしすぎない方が良いだろう。
よりによってこのタイプの2匹はいずれも隠れ特性が有用なため、非常に厳しい連鎖を強いられる。
出現ポケモン |
出現レベル |
呼び出し元(マップ名) |
備考 |
ヤミラミ |
10~13 |
メレシー(テンカラットヒル) |
隠れ特性は「いたずらごころ」。 |
41~44 |
メレシー(ポニの大峡谷) |
ヒドイデ |
10~18 |
サニーゴ(メレメレ海) |
隠れ特性は「さいせいりょく」。 隠れ特性の入手は超難関で、サニーゴを「どくばり」で毒状態にしてしまう。 状態異常のポケモンは仲間を呼ばないので、「じょうか」を覚えたナマコブシを用意するなど周到な用意が必要。 |
10~23 |
サニーゴ(9番道路) |
色違い
ゲーム内で言及がある通り、仲間呼び連鎖数が上がると色違いポケモンの出現率が上がる。30連鎖以上で最大。
- 30連鎖までの正確な確率は不明。
- 30連鎖以上で確率が通常よりも13/4096(ひかるおまもりで15/4096)まで増える。
連鎖方法基本
連鎖で高個体ポケモンを狙う場合の基本的な手法。
- 必要となる技
- みねうち・てかげん:野生ポケモンのHPを1にできるので、仲間を非常に呼びやすい状態にできる。
- みがわり:ほとんどの補助技・状態異常・技の追加効果をシャットアウトできる。
なくても連鎖は不可能ではないが、あった方が効率的。
- 命中安定かつPP多めの攻撃技
- 必要アイテム
- ビビリだま
- PP回復アイテム。ポケリゾートでヒメリの実を増やしておくことを推奨。
- 連鎖役ポケモンで戦闘に入り、対象のポケモンのHPを1にした上でビビリだまを使い、仲間を呼ぶまで待つ。
仲間を呼ばないターンを潰すには「みねうち」の無駄撃ちでも良いが、〈ビビリだま〉を空撃ちする事でもターンは潰せる。相手の攻撃は「みがわり」で凌ぐ。
- 呼ばせている途中で対象ポケモンのPPが切れそうになったら、新しい方を残して前のものは倒し、新しいほうのHPを1にして続行する。
HPを1にしてある関係上PPが切れてからでは遅いので、頃合を見計らって早めに新品に交代させる。
- 目標数に達したら古い方を倒し、新しい方を捕獲する。
- 使えるなら以下を導入してもよい
- 隠れ特性アイアントの「なかまづくり」で「なまけ」を移して、2ターンに1回しか行動させないようにする(そのターンになまけていても、普通に助けは呼ぶ)。
- 特性が「しゅうかく」のポケモンの特性を相手に移し、ヒメリのみをすりかえやトリックで持たせてPPを無限化する。「ひでり」持ちのポケモンや、ゲンシグラードンがいるとなお良し。
連鎖方法:特殊な例
- メタモン
タマゴで厳選できず、仲間呼びによる高個体の捕獲が不可欠なポケモン。
「へんしん」後はすべての技のPPが5となるため、普通に「へんしん」させると20ターンで「わるあがき」を始めてしまうが、1体でPP切れを気にせず永久に仲間を呼ばせる事ができる手順がある。
- A.ヒメリサイクル法
- 以下のポケモンを用意する。
・覚えている技が「リサイクル」のみであり、特性が「ねんちゃく」「ぶきよう」でないポケモン(マリエシティ北の岬のヤブクロンが楽)
・「すりかえ」「トリック」を覚えていて、〈ヒメリのみ〉を持たせてあるポケモン。アローラペルシアン(わざ思い出し)など。
・「みねうち」を覚えていて、メタモンを一撃で倒せてそれなりにPPのある技を覚えているポケモン(すりかえ役と兼用できるならばそれでも可)
- 野生のメタモンに遭遇し、「リサイクル」役のポケモンに変身させる。
- 「すりかえ」役に交代し、すりかえでヒメリのみを押し付ける。
これでメタモンは「リサイクル」のPPが切れる→〈ヒメリのみ〉でPPを回復する→「リサイクル」でヒメリのみが復活する…を永久に続ける状態になる。
- 「みねうち」役に交代し、みねうちでHPを1にした上でビビリだまを使う。ビビリだまは変身前に使っても良い。
- 呼ばれて出てきた方のメタモンを倒し続け、31回以上呼ばせたら、リサイクルしている方のメタモンを倒し、もう片方を捕獲する。
- B.ヒメリ収穫法
- 上記のリサイクル法の「リサイクル役」の代わりに、無害な技(内緒話/寝言/メロメロ/身代わり。メタモンの変身したメロメロは必ず失敗するので無害。)で埋め尽くした特性「しゅうかく」のポケモンを利用する方法もある。手順などはほぼ同じ。
- 特性「しゅうかく」のポケモンはいずれも隠れ特性である点に注意。またボクレー・オーロットは「みねうち」が無効なので、タマタマ・ナッシー・トロピウスのいずれかにすること。
- リサイクル法と比べ、天候が晴れでない限り確定発動ではないので、ヒメリのみを回収しないままPP0になってわるあがきしてしまうリスクが僅かながらある。
- とはいえ、4つの技のPP合計は20もあり、技のPPが切れた瞬間に順次PPを回復していくため、わるあがきされる可能性は限りなく低い。
- ケーシィ
技を「テレポート」しか覚えていないため、確実に1ターンで逃走してしまう。- 技「くろいまなざし」を使えば、逃走を防げる。
アローラに生息し、「みねうち」を覚えるポケモンの中では、アブソル(タマゴ技)とカプ・ブルル(Lv1)が「くろいまなざし」を使用可能。
ただしテレポートのPP20が尽きると「わるあがき」を始めるので、「テレポート」の使用回数は慎重に記録すること。
「くろいまなざし」を使ったポケモンが交代すると効果が切れる点にも注意。
- 「ちょうはつ」でも「テレポート」は防げるが、代わりに「わるあがき」を使い始めるため、素直に「くろいまなざし」を使ったほうが賢明。
- 特性シンクロの性格集めが目的なら、シンクロの♀を捕獲してひたすら卵を産ませ続けた方が楽。
- ダンバル等反動技を持つポケモン・リオル
ダンバルは「とっしん」を使い、「みねうち」で残HPが1になっていると攻撃の反動で自滅してしまう。
リオルは自分のHPを全て消費する自爆技「いのちがけ」を使用する。- どちらの技も相手にダメージを与えなければ反動を受けない。
ノーマル・格闘無効のゴーストタイプを使えば、「とっしん」「いのちがけ」のダメージと反動を無効にできる。
ゴースト系の「みねうち」使いであるジュナイパー、アローラガラガラ、ヒトツキ系(島スキャンで出現)を使うと良い。
- ダンバルはタマゴ技を持たない性別不明ポケモンであるため、性格さえ調整できればバトルで使える色違い個体を仲間呼び連鎖で狙う事が可能。その場合、以下の手順を必要とする。
- 必要なポケモン・アイテム
1・ダンバルに与えたい性格(いじっぱりなど)の適当なポケモン
2・特性「シンクロ」のポケモン(ユンゲラーなど)※1 ※2
3・特性「マジックガード」で「スキルスワップ」を覚えたポケモン(ランクルスなど)
4・技を「みねうち」「リサイクル」「なげつける」「いやしのはどう」にし、ヒメリのみを持たせたドーブル※3
5・「でんじは」を覚えたポケモン
6・「みずびたし」を覚えたポケモン ※4
※1・・・1のポケモンと兼用してもよい
※2・・・仲間を呼ばせ続ける間ずっと場に出しておくポケモンなので、耐久を確保するために可能な限り高レベルで努力値もHBに極振りしておくと望ましい。レベル50程度の無振りユンゲラーだとダンバルの突進4発で死ぬ。
※3あまり高レベルだと威力30のなげつける1発でダンバルを倒してしまう危険がある。後述の「みずびたし」を用いるならば、特性マイペースでA無振りであればドーブルがレベル100でも確1を回避できる。
※4・・・ダンバルに対する投げつけるの抜群を消すために必要。5のポケモンと兼用しても良い
- 手順1・1のポケモンを手持ちの先頭に置いた状態でダンバルと遭遇する。
手順2・3のポケモンに交代し、スキルスワップでマジックガードを渡す。
手順3・「みねうち」を持つポケモンに交代し、ダンバルのHPを1にした上でビビリだまを使う。
手順4・シンクロ持ちポケモンに交代し、仲間を呼ばせ続ける。
手順5・とっしんのPPは20なので、とっしんの使用回数が15回を超えた頃を目安に新しい方のダンバルに切り替えるために再度3のポケモンに交代し、手順2から繰り返し。
手順6・色違いダンバルが出現したら5のポケモンに交代しでんじはを入れた上で3のポケモンでマジックガードを渡し、4のポケモンに交代してみねうちする。
手順7・捕獲を試みる。捕まえられないままPP切れになりそうになったら、いやしのはどう→なげつける(→リサイクルでヒメリ回収)でPPを回復させて続ける。
最悪、マスターボールの使用も想定しておくと良い。
- 味方を巻き込む技を覚えるポケモン
ドロバンコの「じならし」等、ダブルバトルにおいて味方を攻撃範囲に含む技を使うポケモン。
HP1にした呼び出し要員を倒してしまう。- 別に倒されるたびに「みねうち」を使い直しても構わないが、「スキルスワップ」で全体技を無効にできる特性を渡しておくと手間が省ける。
例えば「じならし」「じしん」「マグニチュード」は〔ふゆう〕で無効にできるので、ムウマ(ユニラン系から「スキルスワップ」を遺伝)で「スキルスワップ」すれば味方に攻撃されることはなくなる。
- ヤミラミ・ヒドイデ
それぞれメレシー・サニーゴの仲間呼びでしか出ない(同種が呼ばれることもあるので出現率が低い)のに、呼出主を攻撃して倒してしまう。
またヒドイデは「どくばり」でサニーゴを毒状態にする事もあり、毒状態になったサニーゴは仲間を呼ばない。- 味方の攻撃を受けなくなる〔テレパシー〕(通常特性)を持つリグレーに「スキルスワップ」(ポニ島バトルツリーの教え技)を覚えさせ、メレシー・サニーゴに対して「スキルスワップ」を使うとヤミラミ・ヒドイデからの攻撃をシャットアウトできる。
- ゴローン(アローラ)
「じばく」を覚えており、勝手に爆発して倒れてしまう。
「じばく」は「いのちがけ」と異なり無効にしても瀕死になってしまうのでタチが悪い。- 「じばく」が不発になり瀕死にもならない〔しめりけ〕(隠れ特性)を持つパラセクトに「みねうち」「キノコのほうし」を覚えさせる。
- パラセクトに特性確認役もさせるならゴローンを一撃で倒せる攻撃技と「なやみのタネ」(メレメレ島ビーチの教え技)も覚えさせる。
- パラセクトと同様に〔しめりけ〕(通常特性)を持ち、教え技で「なやみのタネ」を覚えられるゴルダックを特性確認役にしてもよい。こちらは水技でゴローンの弱点を突ける。
- パラセクトは岩技、ゴルダックは電気技でそれぞれ弱点を突かれてしまう点には注意。ゴローンの攻撃力は高いので実行前になるべくレベルを上げておきたい。
- コジョフー
攻撃を外すと自分がダメージを受ける「とびげり」を覚えているため、こちらから命中率を上げてやる必要がある。また「ドレインパンチ」でHPを回復してくる。- 〈こうかくレンズ〉を「トリック」「すりかえ」で渡すか、〈ヨクアタール〉を使った後「ハートスワップ」を使うとよい。「ハートスワップ」は殿堂入り後に特別なQRコードを読み取ることで貰えるマギアナが覚える。
- 「ドレインパンチ」対策として、「ふういん」「ドレインパンチ」「みねうち」を覚えるエルレイドを連鎖要員にするとよい。「ふういん」は進化前限定習得なので注意。
連鎖中の特性の効果について
「メロメロボディ」「シンクロ」「ふくがん」等、出現する野生ポケモンの能力等を操作する特性について。
通常これらの特性は戦闘前の時点で先頭に置いておけば、戦闘中のポケモンの並びに関わらず効果を発揮するが、仲間呼びで出現するポケモンにはこれらの特性が特殊な条件で適用される。
- 連鎖中は移動時にパーティの先頭に存在するポケモンではなく、戦闘に出ているポケモンの持つこれらの特性が有効。
- 「メロメロボディ」「シンクロ」等の自身の能力を参照する特性は、その特性を持つポケモンではなく、戦闘前の時点で先頭に存在していたポケモンの能力が参照される。
- 例:手持ちの先頭はエレブー〔せいでんき〕♂。
野生のピチューが出現したため、プクリン〔メロメロボディ〕♀に交代して連鎖に入った。
〔メロメロボディ〕のプクリンが戦闘に出ているため、仲間呼びで出現するピチューは〔メロメロボディ〕の影響を受け一方の性別が出やすくなる。
しかし参照する性別はプクリンの♀ではなく、最初に先頭に存在していたエレブーの♂であるため、ピチューの♀が出やすくなる。
その他
- ナゲツケサル・ヤレユータンは仲間としてもっぱらケララッパを呼ぶため、隠れ特性のナゲツケサル・ヤレユータンはゲーム内で入手できない。
- なお、隠れ特性持ちはポケモンバンクで期間限定で配信された。
最終更新:2021年03月08日 14:00