パブリックコメント

パブリックコメント制度とは

行政機関が命令(政令、省令など)を制定するに当たって、事前に案を示し、
その案について広く国民から意見や情報を募集するものです。
意見の提出があった場合、該当機関は命令の公布と同時期に
提出意見を考慮した結果とその理由を公示しなければなりません。
逆に募集したにも関わらず、意見の応募が無い場合、その命令について
国民に異論は無いと判断されてしまうようです。

提出資格は何か

本制度は行政手続法で定められている法律上の権利であり、
提出にあたって必要な資格は無く、どなたでも提出が可能となっています。

提出方法は何か

電子メールやFAXなどでの提出が可能なようです。
送付先は個々の案件で確認してください。

提出書類に様式はあるか。また何を書けばいいのか。

募集要項に指定が無い場合、以下の内容を含んでいればフリーフォーマットで大丈夫です。
1. 提出者は個人か団体か
2. 氏名または団体名 (団体の場合は代表者の氏名も)
3. 住所
4. 連絡先 (電話番号、電子メールアドレスなど)
5. 意見先のページ及び項目名
例「○○ページの『×××』という項目について反対である。」
6. 意見
例「私は『△△△』と言う理由で、『×××』について反対である。」

どこで調べるのか。

電子政府の総合窓口であるe-Govのトップページ下部に募集案件の一覧、検索ページがあります。
また、意見募集の結果もここで閲覧可能です。

国政以外でやっているところは無いのか

法律で規定されているのは中央官庁だけですが、地方自治体でも同様の制度を条例として制定している場合があります。
例：神奈川県、東京都、藤沢市、横浜市etc

また、行政に限らず社団法人や業界団体が募集する場合もあります。

MIAU様の「パブリックコメントへの意見提出方法」のページを参考にさせて頂きました。

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