【種別】用語

神曲(コマンディア)

奏世期において奏世神(あるいは始祖精霊)が世界を生み出す際に奏でた曲。
作中にて一般的に神曲と言った場合、最初の神曲楽士ダンテ・イブハンブラが作り上げた精霊に力を与える特殊な楽曲を指す。

精霊の糧であるともいわれているが、精神エネルギー体の精霊に糧は不要であり、実際は麻薬の様なもの。
神曲を得る事で自然状態では出せない強大な力を行使することが出来、それが精霊にとって非常な快感となるらしい。その快感を欲するが故に、精霊が神曲を欲するという図式につながっている。

ピアノ・ドラムス・バイオリン・ギター等様々な楽器を用いて奏でることが出来る他、歌声によっても奏でることができる。特定の形式があるわけではなく、音の連なりに込めた魂の形、心の影が精霊に力を与えるものであると言われる。

極めるレベルまで突き詰めるにはどの楽器も均等に難しいのだが、全くの素人が最も簡単に扱えるようになるのはレンバルトが進級当時に操っていたギター型だと言われている。一方、ピアノ型は左右の手を全くばらばらに動かす必要があるため、一般的には難しい部類に入る。

表現力を増すため、精暦1000年前後の神曲楽士は単身楽団という特殊楽器を用いるのが一般的であるが、それが必ずしも最低ラインというわけではなく、神曲が神曲たるために最低限必要なものとはなにか研究するプロジェクトが行われている。

また、幼い日のフォロンの歌声がコーティカルテを惹きつけ、スノウドロップの発した異邦の歌がブランカに力を与えたように、神曲楽士でなければ奏でられないということはない。

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最終更新:2007年01月03日 20:56