羊と狼の夢(ひつじとおおかみのゆめ)
- 弥勒は光る草原で暮らす1匹の羊であり、仲間は皆白い毛皮で、弥勒だけが黒かった。
- 白い羊たちは、黒い羊の弥勒を気味悪がって避けていた。
- ある時、光の届かない闇の奥に、1匹の漆黒の狼を弥勒だけが見つけた。
- 狼は「そこにいたのか。今からそちらに行くよ。鳴き声をあげて俺を喚んでくれ。お前の声を頼りに闇の中を走っていくから…食べるのは白いのだけだ…お前は喰わん。」と言う。
- 弥勒は絶対的な死の恐怖を前に、躊躇無く鳴き声をあげ、狼を喚んだ。
- するといつの間にか、弥勒も狼に変っていた。
白い羊 =
PSIを持たない一般の人々
黒い羊 = 弥勒(サイキッカー)
狼 =
ウロボロス
光る草原 = 地球
光の届かない闇 = 宇宙
という比喩と考えられる。
「黒い羊」が「狼」に変わるというのは、
イルミナスフォージのこととも考えられる。
実はミスラが弥勒に見せた夢(恐らくトランス)で、弥勒を利用しウロボロスを引き寄せる為に行った一種の洗脳とも言える。
最終更新:2010年10月20日 18:17