ミスラ(みすら)
長髪とスレンダーな体型をした人物で、一人称が「僕」であるが性別は女性。
「かがり火」と呼ばれたシーンもあるが、能力なのか二つ名なのかは不明。
鍵と鎖のアクセサリーを腰に巻き、角がついたネックレスをしている。
遊坂の裏切りの未来を
弥勒に伝え、「確証は不要」と断言する辺り、
PSI能力「かがり火」は予知能力の一種ようだ。
ただし「多少の誤算はあった」という台詞から、100%予知出来るものではなく、
天樹院エルモアの未来予知能力には一歩及ばないものと思われる(エルモアの予知も完全なものではないが)。
予知能力をするときは近くに人魂のような炎が現れる。
トランス系の予知能力と、離れた場所に居る弥勒に対してピンポイントの
テレパシーを使えることから、トランス寄りのサイキッカーであるようだ。
サイレン世界では
W.I.S.E元老院に所属してる。
胸が成長し、露出度が高めのコスチュームに身を包んでいたことから外見からでもはっきりと女性と確認できるほどになっていた。
その正体は、
ウロボロスの化身であり、クァト ネヴァスの意志を伝える「伝達者」。
元は只のサイキッカーで、クァト ネヴァスの意志によって弥勒と接触し、弥勒の計画を導くだけの存在だった。
しかし
約束の涙を手に入れた時にウロボロスと入れ替わり、ウロボロスが地上で行動する為の器となる。
「この体は借りている」と言ったのも、ウロボロスに精神を乗っ取られている為。
また、
ヨヨはミスラを「死ノ概念ヲ遥カニ超エタ存在」と表現した。
弥勒を利用するため
夢を見せるなど、ウロボロスの尖兵としての役割を果たしている。
5thゲームでは、ボロボロになりかけている自らの体の代わりとするべく、囚われの身となった
マリーの体を乗っ取るために接近するも、それに激昂した
ヴィーゴの妨害を受ける。
触れた物体を立体パズル状に分解する能力を持っており、この力でヴィーゴを殺害。
その後、マリーの元へ駆けつけてきた
シャオと
兜と戦闘に突入しシャオの片腕を消滅させたものの、
カブトのチキンソウル・パラダイムを打ち破ることは敵わず戦闘から離脱した。
アゲハとの戦いで深手を負った弥勒に自らの真の目的を話し、クァト ネヴァスを地上まで引き寄せる。
漁夫の利を得んと、弥勒が
生命の樹・王冠を発動したところに乱入し弥勒を上半身のみにまで分解し優位に立つが、
背後から奇襲をかけてきた
グラナによって自身も肉体を粉砕されてしまった。
5thゲーム後にアゲハたちが変則的なタイムスリップをした際には、先んじて約束の涙を回収し体内に吸収。
クァト ネヴァスと同化し何食わぬ顔で弥勒の元に戻ってきたが、その経緯や正体は既に彼の知るところとなる。
そのため弥勒に攻撃され身体を真っ二つに切り裂かれたため、本性を表し弥勒を攻撃。
しかし、立ちはだかったアゲハによりその攻撃は無効化されてしまう。
最期は
ノヴァ化したアゲハと弥勒による連携攻撃を受け、約束の涙ごと消滅した。
余談ではあるが、小説版PSYRENの2巻「星に願いを」ではかがり火として生きる前の彼女の学生時代が描かれており、
当時の一人称が今と異なっていたり、挿絵には彼女の制服姿が描かれているため、興味のある方は是非購入して確認していただきたい。
最終更新:2013年10月03日 19:41