ブライス

ブライス(ぶらいす)


18世紀のイギリスに存在した天然のサイキッカーにして超心理学者。
彼が遺した著物「PSI研究録」は後にアゲハのPSIである暴王の正体を定める証拠となった。

彼の著書にはとあるサイキッカーの研究録が載っており、その男が「暴王」を使っていたようだ。(ブライス本人のPSIが暴王というわけではないことに注意)
暴王を持つ男の感情が爆発すると黒球が発生し、周囲に有るありとあらゆる物を破壊しつくしたという。
回想では自分の眠るベッドだけを残して周囲を破壊しつくしていたり(おそらくは睡眠中に無意識で発動したものと思われる)
バースト・ストリームや追加プログラム等の制御法を知らなかった故に、生涯に渡って「暴王を持つ男」は自らの能力に苦しめられることとなる。
最期は暴王による脳への負荷が原因で急死してしまった。

男は死ぬ間際、「私の頭の奥に潜む“メルゼー”という悪魔が私を破壊と狂気に駆り立てるのだ」と言い残したという。
ブライス本人のその後については深く語られてはいないが、少なくとも「暴王を持つ男」よりは長生きしていたことだけは確か。


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最終更新:2012年08月18日 19:28