かくて世界は…
ソナード歴1258年、「世界の崖て」を越えて飛来した飛空艇によって、
ソナード島の平穏な時代は終わりを告げた。
嵐の壁を越えて現れた軍勢は
グラヴァド帝国を名乗り、唯一皇帝ガルビア・エン・グラヴァドの名の下にソナード島への侵攻を開始した。
時を同じくしてナルシア賢人会議の本拠・
ナルス島が謎の消失を遂げ、世界のエレメンタルバランスが崩れ始める。
光の精霊は力を失い、闇の精霊は侵攻に伴う死を喰らって物質界に直接影響を及ぼし始めていた。
ソナード君主同盟はこの窮状に団結を深め、帝国への徹底抗戦と世界の状況回復を目指しているが、帝国の容赦ない攻撃によって半壊した
ハール共和国から難民が押し寄せ、思うように身動きがとれなくなっている。
嵐の壁は破れることなく立ちはだかり、ソナード島の外の世界は未だ見えない。
暗い闇の時代、それでも人々は強く生き続けていた。
──そして現在、ソナード歴1270年。
ソナード中央平原の要衝、冒険者の街、
マーナリグ。
ここに4人の冒険者たちが現れたところから、物語は始まる。
要点
- 1200年も孤立してきたソナード島が冒険の舞台です。
- 島を囲む嵐の壁があってそこが世界の果てになっています。遠洋航海はできません。
- 嵐の壁を越えて侵略してきたグラヴァド帝国が悪役です。とてもわるい。
- ソナード島にはいくつかの国があって、君主同盟として今は団結して帝国と戦っています。
- 東のハール共和国は帝国にやられました。難民が押し寄せて各国対応あっぷあっぷ。
- 魔法知識の総本山だった賢者たちの島があったけどなんか消えました。
- 光の精霊が弱って、闇の精霊が死を食ってどんどん強くなっています。ヤバい。
- スタート地点は冒険者の街・マーナリグです。ここにそれぞれがやってきたところから始まります。
最終更新:2020年05月09日 22:01