アイテム番号:PTCO-180
収容レベル:5
伝播レベル:3
変異レベル:3
解決レベル:1
収容手順
現在、PTCO-180を発生させないために、またその影響を軽減させるために、世界各地において、人間の居住地とコウモリの生息地が重複している地域には専用のANC(アクティブ・ノイズ・コントロール)装置の設置を進めています。
コウモリの生息が新たに報告された地域には、速やかに職員2名以上によって、専用ANC装置の設置を行うようにしてください。
また、人為的にPTCO-180を発生させる行為は禁止されています。あらゆる超音波発生装置は、実験を目的とした特例を除き、国際規格によってPTCO-180を発生させないように作成することが義務付けられています。
変異体回復手順
PTCO-180-Aは専用ANC装置によってPTCO-180の影響を低減した後、収容棟にある無響室にて保護してください。音の影響を受けない状況下に置くことで、数日かけて緩やかに人間へと戻っていきます。
食事については個人差にもよりますが、1日目から2日目は█████コウモリと同じように果物や虫を与え、3日目以降は回復に応じて徐々に人間の食べ物を与えるようにしてください。
食事については個人差にもよりますが、1日目から2日目は█████コウモリと同じように果物や虫を与え、3日目以降は回復に応じて徐々に人間の食べ物を与えるようにしてください。
説明
PTCO-180は周波数██.███kHzの音です。
東欧からユーラシア大陸にかけて広く生息する█████コウモリが発する特徴的な鳴き声が、PTCO-180の代表格として認識されています。
東欧からユーラシア大陸にかけて広く生息する█████コウモリが発する特徴的な鳴き声が、PTCO-180の代表格として認識されています。
PTCO-180の周波数は人間の体組織に対して直接的に作用し、その人間の「人間が人間であること」と「コウモリがコウモリであること」の境を曖昧にする効果があることが判明しています。
人間がPTCO-180をおよそ███秒以上連続して聞いた場合、その体は徐々に█████コウモリへと変化をはじめ、そこからさらに███秒後には完全な█████コウモリへと変化します。この状態となった人間をPTCO-180-Aと分類します。
PTCO-180-Aは自らが人間であったという自我を有しますが、その生態としての特徴は█████コウモリと同一であり、PTCO-180を発します。PTCO-180-Aの発するPTCO-180も人間を█████コウモリへと変える効果を有します。
█████コウモリはこの効果を使い、数を増やしているものと考えられているほか、PTCO-180-Aが周囲に助けを求めようと、ほかの人間に接近し鳴き声を上げた結果、変身が爆発的に伝播する事例も報告されています。
█████コウモリはこの効果を使い、数を増やしているものと考えられているほか、PTCO-180-Aが周囲に助けを求めようと、ほかの人間に接近し鳴き声を上げた結果、変身が爆発的に伝播する事例も報告されています。
PTCO-180が存在する事実から、PTCO-180とは逆に█████コウモリを人間に変える周波数や、人間とほかの動物、あるいはほかの動物同士にも、その境を曖昧にする周波数の実在が理論上示唆されており、実際に過去には何らかの音を聞いた結果、動物に変身したと考えられる事象も数例報告されていますが、現在までにPTCO-180以外に変身を引き起こす周波数は特定されていません。
これはほかの境を曖昧にする周波数が、一般的な生物が発する周波数ではないことや、変身が完了するまで音を聞かせ続ける時間が非常に長く、現実的に変身を引き起こす状況が発生しにくく、結果として再現性も乏しく結論付けることができていないためです。
ただし今後、同様のPTCOが発見される可能性は大いにあると考えられています。
これはほかの境を曖昧にする周波数が、一般的な生物が発する周波数ではないことや、変身が完了するまで音を聞かせ続ける時間が非常に長く、現実的に変身を引き起こす状況が発生しにくく、結果として再現性も乏しく結論付けることができていないためです。
ただし今後、同様のPTCOが発見される可能性は大いにあると考えられています。
実験記録
実験記録180-1
日付:████年██月██日
第8実験区画にて、████職員と█████コウモリを遮音室に隔離し12時間の経過観察を行いました。
結果、報告のとおり███秒後には████職員は完全な█████コウモリへと変化し、二匹の区別はつかなくなりました。
████職員を回収するため、████研究員が耳栓をした状態で入室しましたが、二匹とも飛び回って逃げ回収が速やかに行われず、その間元の█████コウモリと、████職員が変身した█████コウモリの発するPTCO-180を聞き続けることになり、最終的に同室内には三匹の█████コウモリが飛び回る結果となりました。
このことから耳栓をしていたとしても、完全に音を遮蔽しない限り、PTCO-180の効果は低減しないものと考えられます。
████職員と████研究員はその後、収容棟無響室にて回復手順を講じました。
日付:████年██月██日
第8実験区画にて、████職員と█████コウモリを遮音室に隔離し12時間の経過観察を行いました。
結果、報告のとおり███秒後には████職員は完全な█████コウモリへと変化し、二匹の区別はつかなくなりました。
████職員を回収するため、████研究員が耳栓をした状態で入室しましたが、二匹とも飛び回って逃げ回収が速やかに行われず、その間元の█████コウモリと、████職員が変身した█████コウモリの発するPTCO-180を聞き続けることになり、最終的に同室内には三匹の█████コウモリが飛び回る結果となりました。
このことから耳栓をしていたとしても、完全に音を遮蔽しない限り、PTCO-180の効果は低減しないものと考えられます。
████職員と████研究員はその後、収容棟無響室にて回復手順を講じました。
実験記録180-2
日付:████年██月██日
第8実験区画にて、████職員を遮音室に隔離し、█████コウモリの鳴き声を録音したデータを聞かせました。
今回も███秒後に████職員は完全な█████コウモリへと変化しました。
████職員はその後、収容棟無響室にて回復手順を講じました。
日付:████年██月██日
第8実験区画にて、████職員を遮音室に隔離し、█████コウモリの鳴き声を録音したデータを聞かせました。
今回も███秒後に████職員は完全な█████コウモリへと変化しました。
████職員はその後、収容棟無響室にて回復手順を講じました。
実験記録180-3
日付:████年██月██日
第8実験区画にて、████職員を遮音室に隔離し、████社の超音波発生装置にて人為的に発生させたPTCO-180を聞かせました。
今回はこれまでよりも少し早い███秒後に████職員は完全な█████コウモリへと変化しました。
これが、人為的にPTCO-180を発生させたために変身が速くなったのか、████職員が変身を繰り返したため変身が速くなったのかについては、今後も繰り返し実験を行いデータを積み重ねて判断する必要があります。
████職員はその後、収容棟無響室にて回復手順を講じました。
日付:████年██月██日
第8実験区画にて、████職員を遮音室に隔離し、████社の超音波発生装置にて人為的に発生させたPTCO-180を聞かせました。
今回はこれまでよりも少し早い███秒後に████職員は完全な█████コウモリへと変化しました。
これが、人為的にPTCO-180を発生させたために変身が速くなったのか、████職員が変身を繰り返したため変身が速くなったのかについては、今後も繰り返し実験を行いデータを積み重ねて判断する必要があります。
████職員はその後、収容棟無響室にて回復手順を講じました。
実験記録180-4
日付:████年██月██日
第8実験区画にて、████職員と████研究員を遮音室に隔離し、████研究員には████社が作成したPTCO-180を発生させる特注の犬笛を吹かせました。
████研究員の息は変身が発生する███秒まで続かず、犬笛によって発生したPTCO-180によって████職員が変身することはありませんでしたが、その後████職員が犬笛を吹くと、[削除済み]。
第8実験区画は一旦封鎖したのちに、周囲にANC装置を設置の上、現在は█████コウモリの保護観察区域として指定されています。
日付:████年██月██日
第8実験区画にて、████職員と████研究員を遮音室に隔離し、████研究員には████社が作成したPTCO-180を発生させる特注の犬笛を吹かせました。
████研究員の息は変身が発生する███秒まで続かず、犬笛によって発生したPTCO-180によって████職員が変身することはありませんでしたが、その後████職員が犬笛を吹くと、[削除済み]。
第8実験区画は一旦封鎖したのちに、周囲にANC装置を設置の上、現在は█████コウモリの保護観察区域として指定されています。