アイテム番号:PTCO-260

収容レベル:1
伝播レベル:1
変異レベル:5
解決レベル:3
収容手順
PTCO-260は、第一保管庫の大型通常物品保管庫に保管されています。
PTCO-260の持ち出し及び実験には、レベル3クリアランスが必要となります。
現在、PTCO-260-A変異体を新たに発生させる目的での実験は禁止されています。
PTCO-260の持ち出し及び実験には、レベル3クリアランスが必要となります。
現在、PTCO-260-A変異体を新たに発生させる目的での実験は禁止されています。
変異体保護手順
変異体は、レベル5変異体保管庫の中型ロッカーに気体を入れたまま保管してください。
変異体を人間へと戻す方法は、現在研究中です。
変異体を人間へと戻す方法は、現在研究中です。
説明
PTCO-260は、内部を未知の元素で構成された気体で満たされたガスボンベです。
表面には「██トイズ プールフロート用ガス」と印字されており、さらにその下部にはプールフロートの形状・カラーのバリエーションが記載されています。
記載されている玩具会社の所在を調査していますが、現在まで明らかになっていません。
表面には「██トイズ プールフロート用ガス」と印字されており、さらにその下部にはプールフロートの形状・カラーのバリエーションが記載されています。
記載されている玩具会社の所在を調査していますが、現在まで明らかになっていません。
PTCO-260内部のガスを約80%以上の濃度で人間が体内に取り込むことで、異常性が発生します。
ガスを吸引した人間(以下、被験者)は、肉体が徐々に「プールフロート」と一般的に呼称される、動物を模したビニール製のプール用浮き具へと変化していきます。
この際、変化するプールフロートとしての形状・カラーはガスボンベに記載されているものと一致します。
変化が完了する時間は吸引量によって異なりますが、一般的な呼吸量ではおおよそ██分程度で変化が完了することが確認されています。
ガスを吸引した人間(以下、被験者)は、肉体が徐々に「プールフロート」と一般的に呼称される、動物を模したビニール製のプール用浮き具へと変化していきます。
この際、変化するプールフロートとしての形状・カラーはガスボンベに記載されているものと一致します。
変化が完了する時間は吸引量によって異なりますが、一般的な呼吸量ではおおよそ██分程度で変化が完了することが確認されています。
プールフロートへと変化している間は、筋肉や骨格が消失し、ビニールと気体のみで構成されているように見える部位でも被験者の意志で問題なく動かす事が可能です。
また、頭部の変化により、眼球がビニール上の印刷のように変化した状態でも同様に動かすことが可能です。
しかし、これらの肉体の動作はプールフロートへの変化が進行するにつれて徐々に困難になり、変化が完了した際に一切動作することが不可能になります。
この特性により、変化が完了した後も被験者が意識を保っているのか、あるいは完全に物品へと変化し事実上死亡しているのかは不明です。
また、頭部の変化により、眼球がビニール上の印刷のように変化した状態でも同様に動かすことが可能です。
しかし、これらの肉体の動作はプールフロートへの変化が進行するにつれて徐々に困難になり、変化が完了した際に一切動作することが不可能になります。
この特性により、変化が完了した後も被験者が意識を保っているのか、あるいは完全に物品へと変化し事実上死亡しているのかは不明です。
発見経緯

PTCO-260は、██県██市にて、海水浴に来た女性█人が失踪した事件を調査中に、同市内に存在する旧██流通社の倉庫内にて発見されました。
倉庫内には未使用のPTCO-260██個、使用した形跡のあるPTCO-260█個とともに、気体を入れられた状態のプールフロート█体、使用時の様子を撮影したと思われる写真█枚が発見されました。
倉庫内でPTCO-260を使用したと思われる人物の行方は、現在捜査中です。
倉庫内には未使用のPTCO-260██個、使用した形跡のあるPTCO-260█個とともに、気体を入れられた状態のプールフロート█体、使用時の様子を撮影したと思われる写真█枚が発見されました。
倉庫内でPTCO-260を使用したと思われる人物の行方は、現在捜査中です。
以下、回収されたガスボンベのバリエーションの一覧です。
その他のバリエーションが存在しているかどうかは現在判明していません。
その他のバリエーションが存在しているかどうかは現在判明していません。
- シャチ-クリアブラック
- シャチ-ブラック
- シャチ-クリアブルー
- イルカ-グレー
- イルカ-クリアブルー
- ワニ
- フラミンゴ
- ユニコーン
実験記録
実験記録【260-1】
被験者:被験スタッフ-48260
実験方法:PTCO-260(バリエーションは「シャチ-クリアブラック」と記載されている)と被験者の口をホースで繋ぎ、5分間気体を被験者に送る。その後、ホースを外す。
実験目的:完全に変異する前にPTCO-260の使用を中止した際の状況を確認する。
結果:被験者の鼻は大きく膨れ上がり、鼻孔が消失した。顔面の肌色は黒みがかったがまだ透明にはなっていない。ホースを外してから1時間以上経過を観察したがそれ以上変化はなし。
コメント:途中で使用を止めた場合はそれ以上変化することはないようです。 ――██博士
被験者:被験スタッフ-48260
実験方法:PTCO-260(バリエーションは「シャチ-クリアブラック」と記載されている)と被験者の口をホースで繋ぎ、5分間気体を被験者に送る。その後、ホースを外す。
実験目的:完全に変異する前にPTCO-260の使用を中止した際の状況を確認する。
結果:被験者の鼻は大きく膨れ上がり、鼻孔が消失した。顔面の肌色は黒みがかったがまだ透明にはなっていない。ホースを外してから1時間以上経過を観察したがそれ以上変化はなし。
コメント:途中で使用を止めた場合はそれ以上変化することはないようです。 ――██博士
以下、本実験と連続して同一の被験スタッフ及びPTCO-260バリエーションにて実験が行われています。
実験記録【260-2】
実験方法:PTCO-260と被験者の肛門をホースで繋ぎ、5分間気体を被験者に送る。その後、ホースを外す。
実験目的:口以外の箇所からの吸引の際にも変異が発生するのかを確認する。
結果:被験者の身体に簡略化されたシャチのしっぽのような器官が発生した。色は黒く、発生時点ですでに半透明であった。
コメント:気体を吸引する部位の近くから変化していくようです。 ――██博士
実験方法:PTCO-260と被験者の肛門をホースで繋ぎ、5分間気体を被験者に送る。その後、ホースを外す。
実験目的:口以外の箇所からの吸引の際にも変異が発生するのかを確認する。
結果:被験者の身体に簡略化されたシャチのしっぽのような器官が発生した。色は黒く、発生時点ですでに半透明であった。
コメント:気体を吸引する部位の近くから変化していくようです。 ――██博士
実験記録【260-3】
実験方法:被験者の腕が変異するまでPTCO-260内部の気体を被験者に送る。変異した腕から気体を抜き、動かせるかを確認する。
実験目的:変異中の被験者の動作について確認する。
結果:変異直後の腕は被験者の意思で動かすことができたが、気体を抜くと動かせなくなった。また、この際に被験者は身体から腕の感覚が失われた事を訴えた。
実験方法:被験者の腕が変異するまでPTCO-260内部の気体を被験者に送る。変異した腕から気体を抜き、動かせるかを確認する。
実験目的:変異中の被験者の動作について確認する。
結果:変異直後の腕は被験者の意思で動かすことができたが、気体を抜くと動かせなくなった。また、この際に被験者は身体から腕の感覚が失われた事を訴えた。
実験記録【260-4】
実験方法:被験者の腕に通常の空気を入れ、動かせるかを確認する。
実験目的:PTCO-260の気体以外でも動作できるのかを確認する。
結果:被験者は腕を動かすことができなかった。消失した腕の感覚も無いままであることを訴えた。
コメント:PTCO-260内部の気体は特別なもののようです。変異体となっても気体を抜かなければ戻れる可能性があるかもしれません。 ――██博士
実験方法:被験者の腕に通常の空気を入れ、動かせるかを確認する。
実験目的:PTCO-260の気体以外でも動作できるのかを確認する。
結果:被験者は腕を動かすことができなかった。消失した腕の感覚も無いままであることを訴えた。
コメント:PTCO-260内部の気体は特別なもののようです。変異体となっても気体を抜かなければ戻れる可能性があるかもしれません。 ――██博士
終了報告書:
実験終了時、被験スタッフ-48260は「こんな中途半端なまま放置されるぐらいなら完全に浮き輪になったほうがマシだ」との要求を出したため、完全に変異させた状態で変異体保護手順に従い収容しました。
実験終了時、被験スタッフ-48260は「こんな中途半端なまま放置されるぐらいなら完全に浮き輪になったほうがマシだ」との要求を出したため、完全に変異させた状態で変異体保護手順に従い収容しました。
添付ファイル