LOCK OUT!(ロックアウト)は、ニコニコチャンネルのクイズLIVEチャンネルで放送されているクイズ番組。
概要
2014年12月に放送開始。毎回16名が参加する早押しクイズ番組。どの局面でも
1問誤答で失格となるルールは、佐々木氏が過去に主催したオープン大会「
×[BAD]」と共通している。
麻雀番組を製作している株式会社スリーアローズコミュニケーションが運営しているため、解答席に麻雀卓を使用している。そのため、各解答者が向かい合って
クイズに答えるというのが特徴的である。
新型コロナウイルスの影響により、2020年4月以降はスタジオ収録を中断し、
通常版は同年6月からZoomと「
長屋クイズアリーナ」を使用してオンラインで開催。2022年10月からスタジオ収録を再開した。
またアプリ「
みんなで早押しクイズ」を使用した「inみんはや」も平行して開催されている。
ルール(通常回)
全てのラウンドにおいて、誤答ペナルティは「即失格」である。また、プレイヤーの残り人数が残り通過人数に等しくなった場合は、その時点で残っているプレイヤーは自動的に勝ち上がり(いわゆる「トビ残り」)となる。
1stラウンド
16名を4人×4組に分けて行う。
早押しクイズで4問正解すれば勝ち上がり。勝ち上がるのは各組先着2人ずつ。
2ndラウンド
8人を4人×2組に分けて行う。勝ち上がるのは各組先着2人ずつ。
複数のルールが存在し、放送回ごとに交互に行われる。
早押しクイズで3問正解すると、そのプレイヤーに「通過権」が発動。この状態で次の問題に早押しで正解すれば勝ち上がり。ただし、他のプレイヤーに正解されてしまうと通過権は消失し、再び3問正解しなければならない。
早押しクイズで1問正解すると、そのプレイヤーに「連答権」が発動。この状態で次の問題に正解すると1
ポイント獲得。ただし、他のプレイヤーに正解されてしまうと、その人に連答権が移動する。3
ポイント獲得すれば勝ち上がり。
2017年上半期から以下の2形式が追加された。
デッドヒートクイズ
4分間、
早押しクイズを出題し続ける。正解数上位2名が勝ち上がり。
誤答により失格者が出た場合は中断される。
決勝ラウンド
チャンピオン大会
半年に1度開かれる。これは過去の優勝者およびチャンピオン大会直前に行われる「ワイルドカード決定戦」などで勝利した選手を集めた16名で行われる大会であり、通常とは異なるルール構成で行われる。
1stラウンド
4人による
早押しクイズを4組に分けて行う。形式は、通常回の2ndラウンドで行われているもの。各組2人が勝ち上がり。
~2016年下半期
2種類のルールが存在したため、各ルールを2試合ずつ行う。
2017年上半期~
4種類のルールが存在するため、各ルールを1試合ずつ行う。
2ndラウンド
回によって異なる。
2015年上半期・2016年上半期を除き、8人を4人×2組に分けて行い、各組2人が勝ち上がりとなる。
2015年上半期
8人のうち、各組1位通過者が解答席につき、各組2位通過者は自分の組の1位通過者の後ろで待機する。
2問正解で1
ポイント獲得。
ポイント獲得者が1名出たら、正解数をリセットし、
ポイント獲得者以外は後ろの待機者と交代する。
3
ポイント獲得で勝ち上がり。同じ組の相手が通過もしくは失格となった場合は、それ以降待機することなく参加し続けることができるので有利となる。
2015年下半期
早押しクイズ。出題される問題には全て、答えが2つある。1つだけ正解してやめると1点、2つとも正解すると3点が得られる。10点以上獲得すれば勝ち上がり。
2016年上半期
8人を2人×4組に分けて行う。
1対1の
早押しクイズを行い、7問正解で勝ち上がり。
2016年下半期
早押しクイズを5分間連続で行う。終了時点での正解数上位2名が勝ち上がり。
点数および残り時間は、試合終了まで伏せられる。
誤答により失格者が出た場合は中断される。
2017年上半期
早押しボードクイズ。早押しボタンを誰かが押した後、プレイヤーは全員各自のホワイトボードに答えを書く。
早押しランプ点灯者は、正解すると2
ポイント獲得。それ以外は、正解者は1
ポイント獲得。なお、非点灯者でも、誤答は即失格となるため、自信がない場合は無解答する必要がある。ここで、3人以上同時に誤答者が現れた場合、誤答者は全員失格となるため、決勝進出者が0~1人となる可能性もある。
なお、早押し
スルーの場合はボード解答させず、次の問題に移る。
10
ポイント先取で勝ち上がり。同時に11
ポイントと10
ポイントに到達した場合は、11
ポイント側が上位となる。複数人がちょうど10
ポイントに到達した場合はプレーオフ。
2017年下半期
2018年上半期
早押しクイズ。7問先取で勝ち上がり。
1問正解すると、自分以外の1名を指名し、次の1問の解答権をなくすことができる。ただし、1問前に指名された人を連続で指名することはできない。
2018年下半期
2019年上半期
一問二答の
早押しクイズ。7
ポイント先取で勝ち上がり。
早押しボタンは二着まで判定される。ただし、二着は、一着が押してから司会が名前を読み上げるまでしか受け付けられない。
まず一着目の人が解答。次に、一着の正誤にかかわらず二着目の人が解答する(この際、一着目の人が答えたもの以外を解答する)。
着順にかかわらず、1問正解で1
ポイント獲得。
2019年下半期
決勝ラウンド
~2017年下半期
「言葉・文芸(2017年上半期までは「言葉・文学」)」「芸能・スポーツ」「学問(2017年上半期までは「学術」)」「生活・ホビー」「社会・地理」
2018年上半期・2019年下半期
「人物」「数字」「場所」「多答」「二択」
2018年下半期
「人物」「数字」「場所」「平成」「二択」
2019年上半期
「人物」「数字」「場所」「次」「二択」
チャンピオン大会(2020年上半期〜)
1stラウンド
全体を複数組に分けて行う
早押しクイズ。
1問正解で+1
ポイント、連答でさらに+1
ポイント。
規定問題数終了時に、得点上位者が勝ち上がり。勝利人数は、組ごとに事前に抽選で決定する。
2020年上半期
7人×3組、25問限定。勝利人数は3人/4人/6人。
2020年下半期
10人×2組、40問限定。勝利人数は7人/8人。
2ndラウンド
1stラウンドの点数を持ち越し、1stラウンドと同じ組み合わせで対戦する。
1問正解で+1
ポイント、連答でさらに+1
ポイント。
規定問題数終了時に、得点上位者が勝ち上がり。
2020年上半期
全3組、20問限定。勝利人数は各組2名。
2020年下半期
全2組、30問限定。勝利人数は各組3名。
Finalラウンド
早押し
ボードクイズ。
早押し1着での正解は+2
ポイント、単独正解の場合はさらに+1
ポイント。
それ以外の正解は+1
ポイント。
早押し解答でないプレイヤーも誤答を書いたら即失格となるため、自信がない場合は「パス」と解答するか白紙解答する必要がある。ただし、2着以降でボタンを押してしまった場合はパスは不可能となる。
20
ポイント先取で優勝。
全員誤答失格となった場合は優勝者なしとなる。
12人大会
#62(2017年9月23日) では、通常回より少ない12人が出場した。それにより、ルールが一部変更された。
1stラウンド
4人ずつ3組に分かれて行う
早押しクイズ。3問正解した先着2人が勝ち上がり。
2ndラウンド
1Rの勝者6人で行う
クイズ。
近似値問題1問+
早押しクイズ6問というセットを繰り返す。
誤差の小さい上位2人は、
早押しクイズで正解すると+2
ポイント。それ以外は+1
ポイント。
なお、近似値問題で誤差が等しい者がボーダー状で複数またがった場合は、その全員が+2
ポイントとなる。
また、残りプレイヤー数が2人となって以降は、誤差の近い1人のみが+2
ポイントとなる。
先に7
ポイント以上に到達した先着3人が勝ち上がり。
エクストララウンド
セットA
1Rの敗者の6人による
早押しクイズを行う。先に3問正解した1人のみがセットBに進出。
セットB
2Rの敗者3人を含めた4人で
早押しクイズを行う。1人のみが勝ち上がり、決勝ラウンドに進出となる。
1問正解で1
ポイント。2
ポイント獲得で通過権を獲得。通過権を持った状態で1問正解すれば勝ち上がり。
ただし、既に1
ポイントを持っている他の人に正解されてしまった場合は通過権が消失し、0
ポイントに戻る。
決勝ラウンド
通常回同様。
LOCK OUT inみんはや
全ラウンド共通で、16問限定・誤答は1回で失格。
1stラウンド
1着正解:+10
ポイント、2着以下正解:+10
ポイント
上位13人+13位と同じ得点のプレイヤーが勝ち上がり。
2ndラウンド
1着正解:+20
ポイント、2着以下正解:+10
ポイント
上位6人+13位と同じ得点のプレイヤーが勝ち上がり。
Finalラウンド
1着正解:+30
ポイント、2着以下正解:+10
ポイント
得点1位のプレイヤーが優勝。得点トップが複数発生した場合は、その直前の状態の順位で判定する。
歴代グランドチャンピオン
時期 |
放送日 |
優勝者 |
2015年上半期 |
2015年6月13日 |
宮川敬 |
2015年下半期 |
2016年1月24日 |
鈴木淳之介 |
2016年上半期 |
2016年7月17日 |
佐谷政裕 |
2016年下半期 |
2017年1月29日 |
鈴木淳之介 |
2017年上半期 |
2017年7月30日 |
佐谷政裕 |
2017年下半期 |
2018年1月14日 |
鈴木淳之介 |
2018年上半期 |
2018年7月14日 |
鈴木淳之介 |
2018年下半期 |
2019年1月13日 |
佐谷政裕 |
2019年上半期 |
2019年7月20日 |
鈴木淳之介 |
2019年下半期 |
2020年1月18日 |
徳久倫康 |
2020年上半期 |
2020年10月18日 |
三木智隆 |
2020年下半期 |
2021年4月25日 |
渡辺匠 |
2021年上半期 |
2021年10月31日 |
堤建太朗 |
2021年下半期 |
2022年4月30日 |
三木智隆 |
2022年 |
2022年12月25日 |
東問 |
2023年上半期 |
2023年7月9日 |
堤建太朗 |
2023年下半期 |
2024年1月27日 |
山下雄太 |
2024年上半期 |
2024年7月27日 |
菅原健一 |
2024年下半期 |
2025年1月19日 |
三木智隆 |
スタッフ
- 司会 佐々木康彦
- 出題 野田修平
- 番組監修 STUDIO BEANS
外部リンク
最終更新:2025年01月20日 02:41