シングルチャンスとは、
早押しクイズのルール形式の一つ。誰か1人が答えたら、正誤に関わらずその問題を終了とする方式。
正解者が出るまで続行する「
エンドレスチャンス」とは対照的なルールである。
昭和に生まれた視聴者参加型
クイズ番組ではこのシングルチャンスが主流であったが、タレントがパネラーとなる
クイズ番組が増加して以降は、この方式がテレビで採用されることは稀になった。
一方、
オープン大会に代表されるアマチュア
クイズ界隈では、未だにこの方式が主流となっている。これには以下の原因が考えられる。
- 早押しボタンの耐久性や解答者としてのマナーを考慮し、ボタン連打を要するエンドレスチャンスを採用しにくいため
- エンドレスチャンスにおける2着以降の解答権が連打の結果生まれたもので、早押しクイズの争点である"いかに少ないヒントと素早い反射神経で早く答えを導き出せたか"という要素を薄めてしまうため
- 早押し機によっては、2着以降の押下を判定し、順番に解答権を回す機能が存在する。しかし、それでも「2着以降は1着押下時点以降の問題文を聞くことができず、2着以降は1着と同じ条件でボタンを押すことができない」という問題は健在である。
現行でシングルチャンスを採用しているクイズ番組の例
最終更新:2020年11月05日 01:20