アットウィキロゴ
─────同盟ですか。

卯月の家の前でプロデューサーは思考する。
自分も加わった方が良いだろうか?その場合どうして会談の場所を知っていたかを問われるだろう。それは、まあ、素直に話すとして。

然し、問題は別の事。プロデューサーの目的は帰還もあるが、この世界の『島村卯月』をトップアイドルにする事でもある。
他のマスター達と違って、聖杯に望むことは無いし、ただ帰還だけを考えるわけでも無い。聖杯戦争の首謀者と戦うなど論外だ。
『島村卯月』をトップアイドルにした後でなら、帰る為に聖杯は要るかもしれないが、今現在は不要のもの。
同盟を結ぶという事は、聖杯戦争に加わる事。今はそんな時間と労力があるなら卯月の為に用いたい。其れはアサシンとて同じだろう。

もしあの戦場にサンタのマスターである橘ありすが居れば、また異なる決断をしたのだろうが、プロデューサーが自身に課した役割(ロール)は魔法使い。シンデレラが城に登る為の道を用意するのが彼の役割(ロール)。
この事態には─────彼が知る範囲でだが─────シンデレラは関わって居ない。シンデレラが居なくては彼は魔法を使うことは決して無い。
プロデューサーとしてはシンデレラプロジェクトのメンバーか、346プロダクションのアイドルでも関わって居ない限りは、積極的に聖杯戦争に関わろうとは思わない。
取り敢えずアサシンと合流して帰ろう。そう考えたプロデューサーは、その時大いなる過ちに気付いた。

「ちょっと君。こんな時間に女の子がいる家の前ででなにやってるの?」

どうやら卯月を知っているらしい、プロデューサーにとって─────あまり良い思い出の無い─────馴染みの格好をした男が、こちらを向いて立っていた

─────場所を変えるべきでした

「ちょっと来て貰えるかな」

職業意識、というより義務感を感じさせる声であった。

─────島村さんのことですから、きっと毎日挨拶をして顔を覚えられたんでしょうね。

思わず現実逃避をするプロデューサーだった。


【C-7/島村卯月の自宅/前1日目 夜(23:37)】

【株式会社346プロダクション シンデレラプロジェクトプロデューサー@アニメ版『アイドルマスターシンデレラガールズ』 】
状態] 健康 ・困惑
[令呪]残り3画
[装備] 無し
[道具] 名刺×いっぱい
[所持金] 社会人として標準程度
[思考・状況]
基本行動方針:『島村卯月』をトップアイドルにする。帰還する
1. いつものイベント(職務質問)を頑張ってこなす
2.アサシンをどうしよう……。
3.同盟には乗らない。
4.聖杯戦争とも距離を置く
[備考]
1.キャスター(ラゼィル・ラファルガー)、キャスター(ナーサリー・ライム)、ランサー(クー・フーリン)をアサシン(ファントム・ジ・オペラ)の目を通して認識。ステータスを確認しました。
2.シンデレラプロジェクトもしくは346プロダクションのアイドルが関わっていない限り、聖杯戦争には関わらない事にしています。
3.アサシン(ファントム・ジ・オペラ)が“ある殺人事件”に関わっているのでは無いかという疑いを持っています。

【C-6/学校周辺/1日目 夜(23:37)】

【アサシン(ファントム・ジ・オペラ)@Fate/Grand Order
[状態] 健康
[装備] 『地獄にこそ響け我が愛の唄(クリスティーヌ・クリスティーヌ)』
[道具] 無し
[所持金] マスターに依存
[思考・状況]
基本行動方針:『島村卯月』に世界一の栄誉を受けさせる
1. マスターの許へ帰る。
2.同盟の件についてマスターの考えを聞く。
[備考]
1.キャスター(ラゼィル・ラファルガー)、キャスター(ナーサリー・ライム)、ランサー(クー・フーリン)を認識。ステータスを確認しました。
2.ランサー(クー・フーリン)から聖杯戦争の主催者に対抗しようとしているマスターの存在を知り、同盟を申し出を聞きました。



投下順で読む


前ページ 次ページ
03.裏切りの魔女「お前らちょっとそこ座れ」 04.甲冑に隠されし超越王の矜持



時系列順で読む


前ページ 次ページ
裏切りの魔女「お前らちょっとそこ座れ」 [[]]




キャラ別で読む


前ページ 今回の登場人物 次ページ
初めの一捲り~「飢」の章~ プロデューサー
アサシン(ファントム・オブ・ジ・オペラ)
最終更新:2016年09月30日 00:29