聖杯戦争開始一日目。ある者達は始まった戦いに備え、ある者は獲物を求めて徘徊する。
そんな面子の中で、偽りとはいえ変わらぬ日常を過ごす者達もまた存在した。
(良い、笑顔です)
本来なら二ヶ月前に決まっていたデビューが流れたにも関わらず、挫けることなく笑顔で、更なる努力を誓った卯月は本当にシンデレラの名に相応しいと思う
夜が更けるまでレッスンに励んでいた島村卯月を、自宅まで送った
プロデューサーは、別れ際の卯月の笑顔を思い出して心中呟く。
大方、聖杯戦争に関するのであろう、昨今の不穏な世情を抜きにしても、少女を一人で夜道を歩かせるわけにはいかない。
卯月の笑顔は、NPCであるにも関わらず心に残る。あの笑顔を大切に思うプロデューサーは、彼女に聖杯戦争の巻き添えで傷ついて欲しく無い。
尤も、こうやって卯月を送ることで、マスターである自分と接触があることが知られるのは好ましく無いかもしれない。
しかし、だからと言って、一人で帰宅させる訳にもいかないだろう。
変質者は自分の外見を見れば逃げるし、それでも手に負えない相手は、上空で周囲を警戒しているアサシンが対処するだろう。
聖杯戦争が終わるまで、プロデューサーは卯月を送迎する事を決め、卯月の両親にも告げていた。
─────こんな状況下では、島村さん一人だけの現状は、かえって良かったかも知れません。
何しろ全員の送迎は大変などというものでは無い。些か寂しくはあるが、護りやすさという点では今の方が望ましい。
この世界の何処かにシンデレラプロジェクトのメンバーや、346プロダクションのアイドル達が再現されているかもしれないが、神ならぬ身では知る由もない。
─────という事は無い。
この世界でも高垣楓や城ヶ崎美嘉はトップアイドルとして活躍していたし、事もあろうに卯月のデビューが流れたのは、此処に来る直前にプロデュースした“アスタリスク”が大手プロダクションから卯月のデビュー時期に重なってデビューした為だった。
幾ら何でも、大手プロダクションのプッシングを受けてデビューするユニットに、対抗する術は無く、卯月のデビューの時期をずらす事になった。
この時一番面倒だったのは、ファントムを宥めることだったが。
─────後日起きた殺人事件が気になって仕方が無いが。証拠は無いし、面と向かって聞く機会が無いので放置しているのは仕方ない。しかし早いうちに晴らしておく必要がある疑念だ。
そこまで考えた処で、付近の学校から爆発音が聞こえてきた。
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美樹さやかは夜の学校の中庭に居た。別段に夜歩きをしているわけでは無い。
元いた世界で魔法少女の先輩であった巴マミ。そのマミが同じ中学の先輩であった事を鑑みれば、学校にマスターが居るかも知れないとさやかが考えるのは無理もなかった。
その事を自身のサーヴァント、ラゼィルに相談したところ。
【陣地作成スキルを用いて、学校に布陣しましょう】
との答えが返って来た。
ラゼィルの作成する陣地は、ラゼィルとその仲間の力を増す効果が有るという。もし仮に学校で戦う様な事になった場合、さやかは決して負けるわけにも、退く訳にもいかない。
学校にはNPCとは言え、まどかや仁美がいるのだから。
其処を踏まえれば、学校での戦闘に有利になる様に備えておくのは悪く無い考えだった。無駄な備えとなれば良いが。
かくしてさやかはラゼィルと共に夜の学校に忍び込み、学校の敷地内をラゼィルの陣地としつつ、他にマスターが居ないかどうかを調べていたのだ。
さやかからの相談に応えた時のラゼィルの本心は、マスターの眼を誤魔化す手立てを講じずとも、“狩場”を人の多い処に設置出来る。というものであったとは、さやかは夢にも思うまい。
“狩場”の効果で強化された龍骸装“凄煉”を昼間に校舎に撃ち込めば、逃亡を許さぬ性質と相乗して、校舎内の人間全てを“餓えし混沌の君”への供物とできるだろう。供物の中に他マスターが居ればなお結構。
そんなラゼィルの心中を察することなど到底できぬさやかは、ラゼィルの作業が終わったと見て話しかけた。
「どうだった、キャスター。他にサーヴァントの居た気配は有った?」
「やはり人が居なくなってからでは、皆目見当もつきません。人が居る昼間に探ればまだ判るのですが」
流石にサーヴァントが校舎にいたとしても、霊体化した上で、何もしなければ、その痕跡を掴むのは難しい。
実際に『居る』ならまだしも、『居た』では発見はまず無理である。
「そうか、ならばサンタからのプレゼント。他のサーヴァントのいる場所の情報だ、ありがたく受け取れ。因みに居る場所はお前達の後ろだ」
不意に背後から聞こえた、此処にいるはずの無い三人目の言葉。
「サーヴァント!?」
愕然とさやかが振り向き。
「一応そちらのクラスも聞いておこうか」
ラゼィルが素手のまま、ゆっくりと振り向いた。
「サンタさんがライダー以外のどんなクラスに適応するのか、教えて欲しいものだ」
そう宣う淡い金色の瞳と髪の少女は、確かにサンタと言えばサンタの格好をしていて、何かが詰まった袋を持っていた。衣装の色は黒いけど。漆黒の剣を手にしているけど。
「いや、キャスターでしょ!アンタ」
マスターとしての能力で、自称サンタの少女のクラスを見たさやかがツッコミを入れる。この格好でこの言動。キャラが立ちすぎだろうとさやかは思った。
「キャスターという在り方は封印した。私はトナカイというマスターに乗るライダー。聖杯戦争に現れた一陣の烈風に過ぎない」
「用件を聞こうか」
「こんな夜中に学校に忍び込んで、悪戯する悪い子に、お仕置きをしに来た」
【マスター、彼女のステータスを見て頂けますか】
【敏捷でこっちが優ってるけど、それ以外は向こうが上か互角。合計は向こうが上】
【彼女の属性は?】
【秩序・善…だけど】
ラゼィルは心中ほくそ笑んだ、この相手のステータスと属性なら“狩場”の中で戦えば負けはしない。
【キャスター……戦いになったら勝てる?】
【布陣は終えました。早々引けは取らないでしょう。戦いになったらマスターは事前の打ち合わせ通り、姿を隠して敵マスターの捜索を】
“狩場”でさやかを戦わせないのはラゼィルの基本方針である。この陣地はラゼィルとその同胞のステータスに+の補正を付けるが、此処で言う同胞というのはグルガイアの信徒を指す。
要するにさやかには何の恩恵も齎さない。その事がさやかに知られない様にする為、さやかを遠ざけるのだ。
そんなラゼィルの思惑を知らず、素早く念話で行動を取り決めた後、さやかは説得を試みる。
さやかの狙いは聖杯の破壊と主催者の打倒。優勝狙いでは無い為に、積極的に他の参加者と殺しあう理由は無い
「私達は……」
さやかの声を合図としたかの様に、サンタは地を蹴り、20mは有った距離を、刹那の間に零にした。
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ナーサリー・ライムは考えた。
遂に本戦始まった。はてさて困ったどうしよう。
方法としては戦わないで隠れ潜むか、若くは積極的に打って出るか。
同盟を組むという手もあるが、組むにしても、信用できる相手は居るのか?
欲得に狂った者なら、素知らぬ顔をして盟を結び、平然と寝首を掻きに来るだろう。
ありすの戦闘能力は皆無である。故に信の置け無い相手には近づいて欲しく無いし、近づきたく無い。
ナーサリー・ライムは考えた。
守る為にはどうすれば、はてさて困ったどうしよう。
考える事暫し、今の彼女の思考は、ブリテンの騎士王の其れ。己が力と剣で以って、全ての困難と敵を退けた常勝不敗の王の精神と思考を持つ。
取り敢えず外を見て回って危険そうな手合いは排除。話せそうな奴とは話をしてみる。
そう結論づけたナーサリー・ライムは、眠っているありすを置いて外に出た。
先ず目指すは学校。ありすが一日を過ごす場に、ロクでも無い仕掛けが施されているかも知れない。
そんな事が有れば、予め対処しておくのも己の務めだろう。
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振り下ろされる無音の剣撃を、ラゼィルは僅かに下がって回避する。
剣が眼前を過ぎた後、遅れて刃鳴りが聞こえた時には、既にサンタはラゼィルの腹目掛けて突きを放っていた。
凡そ人体の中で、最も可動せず的も大きい為に攻撃を回避しづらい腹部を攻撃し、動きが止まった処で仕留める算段なのだろう。
確殺を期するが故の、致命にならない第二撃目。ラゼィルはこの敵が、剣技に於いて卓越しているのみならず、人を殺すという事に精通している事を悟った。
高いステータスにこの剣技と知識、紛うこと無き強敵だ。聖杯戦争でも小細工抜きの殴り合いなら最上位に位置するであろう剣士にいきなり遭遇したらしい。
だが此方も、殺戮を技芸として嗜み、芸術の域にまで昇華させたダークエルフ族の中でも、生きながらにして伝説となった比類無き戦士。
凡そ力や速さで劣るとも、“混沌の英雄”であるラゼィルには、“人を殺す”ということに於いて、獲得した知識と費やした研鑽と積み上げた経験は、この地に招かれた英霊共の誰にも負けぬ自負が有る。
「─────ッッ!?」
驚愕の表情を浮かべて自身の間合いの外まで飛びすさるサンタ。ラゼィルが予め影に変えて右袖に忍ばせておいた1m20cm程の長さの槍『群鮫(むらさめ)』を実体化させ、サンタの口を狙って突いてきたのだ。
腹を刺された処で致命傷にはならない。だが、後頭部まで貫通する勢いで口に槍を突き込まれれば、脳幹が破壊されて絶命する。
サーヴァントと化して回復能力と耐久力が生前より向上しているとはいえ、こんな手を使う者が居るとは、サンタは全く想定しておらず、不意を突かれて大きく体勢を崩してしまった。
実際にはラゼィルは胴着の強靭さも計算に入れていたのだが、サンタには解らない。
「クッ!?」
群鮫の長さにラゼィルの腕の長さを加えれば、サンタの間合いの外から攻撃することが可能になる。サンタはラゼィルが槍の間合いの広さを活かしてくるものと予測したが、ラゼィルは再びサンタの予測の外を行った。
左の袖口から三枚の柳葉状の手裏剣を取り出すと、サンタの右肩と腹部に投擲してきたのだ。
右手一本で剣を持つサンタが、剣で受けるのが最も困難な右肩と、身体を動かして回避するのが最も困難な腹部への同時攻撃。殺すのではなく、戦闘能力を奪う為の攻撃は、『当てる』事に重きを置く為に、受けも回避も困難。
それを裂帛の気合と共に左手の袋を振り回して撃ち落とし、サンタはそのまま後ろに飛び、30m程の距離を取る。
己が相手にしているキャスターは、己と同じくキャスターとは思えない戦技の使い手。その戦い方も変幻自在で掴み難い。一旦距離を置いて仕切り直す事を選んだのだ。
そうして改めて長身痩躯のキャスターと向かい合って─────居ない。
キャスターもそのマスターも姿が見えない。
愕然とするサンタ─────不意に首目掛けて飛来した刃を叩き落とせたのは、優れた直感スキルの賜物だ。
「ターキーにしてくれる!!」
魔力放出を用い、手裏剣が飛んできた先に有る樹木にサンタは瞬間移動じみた速度で跳躍する。
勢いのまま横薙ぎに剣を一閃。剣身が触れた瞬間、幹は爆発したかの様に爆ぜた。
其処に立っていたのが樹木ではなく鋼鉄の柱で有ったとしても、同じ結果で有ったろう。其れ程の斬撃だった。
「─────ッッ!?」
咄嗟に跳躍しなければ、サンタの両脚は足首の処から斬り離されていただろう。上空20mの距離から見下ろせば、奇怪な紋様が施されたマントを纏い、長さ90cm程の曲刀を持ったラゼィルが、這った姿勢から立ち上がる処だった。
あのマントに姿を隠す秘密があるのだろう。そうサンタは当たりををつけた。
然し今は手品のタネを解いている時では無い。
サンタは上空で殺気の籠った眼でラゼィルをしかと見据え、大きく剣を振り上げて、剣身に膨大な魔力を纏わせる。
剣に纏わせた魔力は街を瓦礫と変える竜巻の如くに荒れ狂い、それ自体が剣身を構成し、漆黒の剣を長大な斬馬剣へと変貌させる。
「イイィヤアアアアアアア!!!」
そして夜気を震わす大音声と共に─────着地した。
自在に動けぬ空中で攻撃に映れば、大きな隙を生むことになる。今までの劣勢は、此方の行動した隙にラゼィルが付け込んだ為。
ならば如何にも行動すると見せ掛けて、ラゼィルを『待ち』の状態にすれば、此方が仕切り直すまでラゼィルの動きが鈍る。
そう考えての行動だったが、巧くいったようだ。意表を突かれ、己の間合いで突っ立っているラゼィル目掛けて、サンタは膨大な魔力を籠めた剣を振るう。
─────卑王鉄槌(ヴォーティガーン)。
巨人が大槌を思い切り地面に叩きつけたかの様な轟音と激震。
これが人の形をしたものが生み出すエネルギーの生んだ結果だと誰が信じよう。
振るわれた刃が、空気を音速を超えて押し出し衝撃波を発生させる。
サンタの横殴りの斬撃を、右の曲刀と左の投槍を交差させて受けたラゼィルは、地面と水平に宙を飛び、先程のサンタの攻撃で半分になった樹に激突。ラゼィルの身体を受け止めた樹は爆散した。
「グオ……」
短く呻いたラゼィルに、サンタが止めの一撃を加えんと刃を振り上げ─────
ラゼィルを見据えたまま剣を右方に振り下ろす。
魔力で生成されたのであろう、振り下ろされた剣の軌跡に沿って生じた漆黒の刃が、地面に溝を作りながら走り─────30m程で不意に消失。
その場所目掛けて、全身に漆黒の魔力を纏ったサンタが剣の切っ先を真っ直ぐ前方に向けて突撃する。
「うおっと!?」
突如として虚空から男が出現した。
卑王鉄槌(ヴォーティガーン)を放った際、発生した衝撃波がある一点だけ不自然にみだれたのを、サンタはその超感覚で感じ取り、攻撃を放ったのだ。
結果、見事に隠れて見ていた出歯亀を釣り上げるに至った。
「初っ端がキャスターとは、ハズレも良い処だと思ったんだがな」
運命の女神は余程争いを好むのか、四人目、サーヴァントとしては三人目になる登場人物の出現だった。
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二人からおよそ40m程の距離に立つ、白い布を巻いた朱槍を肩に担いだ青い鎧の男の印象は戦士そのもの。勇猛、精悍、不屈、気迫、鋭敏。およそ戦士に求められる全てを併せ持った大戦士。
素手であったとしても千人の勇士を追い散らし、槍でも持てば万騎を撃ち破る。
そう、見るものに思わせるものが有った。
「覗き見とは良い趣味をしているな。狩られる覚悟あってのことだろうな。七面鳥」
「一応クラスを聞いておこうか」
低い声でサンタが恫喝し、淡々とラゼィルが最低限の質問をする。─────
「ランサーさ。狩られる覚悟……ねえ。自分が獲物かも知れないと思わんのか」
飄々とした態度で、然し鋼の如き強さを内に秘めて槍兵が応える。
【キャスター…】
只ならぬ戦況を感じたのだろう。さやかが不安気に念話を送って来た。
【まさか新手が現れるとは】
告げる内容は深刻だが、口調は平然たるものだ。
【私も戦う!!】
【いえ…マスターはそのまま姿を隠して、敵マスターの捜索を】
【……分かった】
ラゼィルはマスターとの念話を打ち切り、新旧の難敵を見据える。
“混沌の英雄”スキルと陣地の効果が無ければ、龍の毛を編んで作った胴着が有ったとはいえ、今の一撃で背骨が砕けて決着していただろう。
それでもかなりのダメージを受けたが、スキル効果で戦闘の継続は可能。あの妙な格好のキャスターが近づいてきたら、不意打ちを見舞うつもりだったが、青い槍兵の登場でご破算となった。
心中に舌打ちすると、ラゼィルは左の槍を影にして袖に収め、右の凍月を構え直す。
こうしている間にも、予め渡しておいた姿隠しのマントを使い、敵マスターを捜索している己のマスターが、敵マスターを捕捉するかもしれない。そうすればまた戦況は動くだろう。
【キャスター…何処…?】
一方その頃、サンタもまた、マスターからの念話を受けていた。
【おおトナカイや、起きてしまったか。ターキーの調達に出たのだが、思いのほかハードワークでな】
【戦ってるんですか?】
【中々手強い七面鳥でな、ああトナカイ。安心して待っておれ、じきに七面鳥を持って帰る】
念話で会話を終えるのを見計らったかの様に、青い戦士が話し出す。
「キャスターのクセに打ち物取って斬り結ぶとは、羨ましいにもほどが有る。」
キャスターとしての現界をした場合、『虐め』呼ばわりされる青い戦士の述懐であったが、言われた二人には到底理解でき無い事であった。
「戯言は良い、祈りは済ませたか。ターキーにしてくれる」
「七面鳥か…あいにくと俺は『鳥』じゃあ無いんでね……まあいいさ。んじゃまあ、ぶちかますかねぇ!!」
青い大戦士は一気に距離を、飛び道具のそれから槍の其れへと詰めた
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ランサーのサーヴァント、
クー・フーリンが、マスターであるケイネスから与えられた指令は二つ。
- 他の主従の探索。聖杯戦争に乗っているものが居れば詳細を調べる。乗っていないものが居れば、予め交渉用にある程度の布陣をしておいた廃工場の場所を教え、指定した時間に来る様に伝える。
この二つで有る。
ケイネスが工房の中に篭るのは、今がまだ序盤であり、様子見の時期である為だが、クー・フーリンにした処でこの方針に異存は無い。
ケイネスの目的は聖杯戦争そのものに挑む事。その為に魔術師としての頭脳と知識を活かすことに全力を傾注しなければならない。
黒幕に真っ向から対立する、ケイネスの方針に対する妨害や刺客こそ、クランの猛犬の望むもの。
望みのものを得る前に、ケイネスの身に何かが起きるのは、できるだけ避けたいのだ。
其れにケイネスの方針を支持した以上、その方針にとって最善とも言えるケイネスの籠城に文句を言える立場でも無い。
─────立ち回りは存外に慎重だな。
交渉用の場所に呼ぶという方針をクー・フーリンはそう評価した。
尊大とも言えるほどにプライドが高い割には、自らの本拠地に他者を招き入れる様な愚を犯さない。
鉄壁と呼んで良い布陣をしたにも関わらずだ。
誇りでは無く虚栄心で動く者ならこんな配慮は出来ないし、思慮では無く蛮勇で動く者ならこんな事は考えもしないだろう。
傲慢で他者を見下している様に見えて、決して聖杯戦争を侮ってはいない。ケイネスの知に於ける優秀性が顕れた指示だった。
交渉の地に選んだ廃工場を陣地化した際、何やら凄まじく嫌そうな顔をしていたのが気に掛かるが。
ともあれ、二つの指令を受けて出撃したクー・フーリンには、ある程度の裁量が許されていて、戦力を調べる為に刃を交えることや、交戦しているサーヴァントの間に割って入ることが許可されている。
ケイネスとしては、ランサーに戦わせるのはもっと後にしたかったのだが、この魂の髄まで戦士である大英雄との良好な関係を保つ為、ある程の譲歩をしたのだ。
そして今、クー・フーリンは受けた指示に従い。ラゼィルとナーサリー・ライムの戦いをある程度見て、そろそろ制止しようとしたところで、サンタに気付かれたのだった。
さて、順当に行けば、此処で戦闘を止めさせ、キャスター二人にケイネスの要望を伝えれば、彼の任務は終わりである。
しかし、登場の仕方が悪かった。隠れて覗き見していたところを見つかったのでは、幾ら何でも此方の言葉を信じてもらえそうに無い。
それに、サンタの剣技を見たクランの猛犬の戦意は、最早刃を交えなければ収まらない程に猛っていた。
そしてもう一つ。己の眼を通して、キャスター達のステータスを見たケイネスから教えられた、ラゼィルの戦力が明らかにおかしい。
スキルか宝具でステータスを向上させているとしか思えない。その謎を解明したくもあった。
─────此処で己が武威を示す事で、キャスター達とそのマスター達に、
ケイネス・エルメロイ・アーチボルトとそのサーヴァントの優越性を示し、ケイネスの指揮権を確立させやすくする。
咄嗟にそんな口実を考えてケイネスに伝えると、クランの猛犬は鎖を解かれた猟犬が、獲物目掛けて飛びかかるかの如くに、戦場へと駆け込んだ。
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ナーサリー・ライムは心中密かに算段する。
青い槍兵が何時から見ていたかは不明だが、最初から見ていないのであれば、おそらくもう一人のキャスターに向かうだろう。
あのキャスターの戦い方は、一見した限りでは奇手により不意と死角を突くアサシンのもの。
しかしあのキャスターとの最初の攻防。あの時自分の攻撃を僅かな動きで回避すると同時に、致命となる攻撃を精確に放ってきた。
ナーサリー・ライムは、このキャスターは決して奇手に頼るだけのアサシンもどきとは思っていない。練達の武技と膨大な経験に裏打ちされた確かな強さを持ち、その上で奇手を用いて戦う曲者であり強者だと。
だが、このランサーがそれを知っているとは限らない。
知らなければただの曲芸師と思って、あのキャスターを狙うだろう。
ならばその隙に乗じて槍兵を斬る。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
三人目が現れた時、ラゼィルは逃走を考えた。確かに此処を“狩場”としたが、未だ“神楽”の時期では無い。
“神楽”となれば、グルガイアを奉じるダークエルフの戦士達は、己の命を度外視して殺戮の業を振るう。“神楽”で死ねば魂はグルガイアの贄となる、それはダークエルフにとって最上の誉であり喜びだ。
しかし今は“神楽”の時では無い。此処で死んではグルガイアに贄を捧げることは出来ぬ。人の子に崇められ、人の子の歴史に燦然とその名を輝かせる英霊共、そんな至高の贄を捧げぬまま死ぬなどあり得ない。
そう、考えたラゼィルの足を止めたのは、青い槍兵から感じる気配だった。
闇の地下世界に生きる混沌の僕にとって、憎んでも憎みきれぬ生命と浄火の象徴。
地上に生きる者共に、此の上無い恩恵を齎す日輪。其れと同じ気配を槍兵から感じたのだ。
おそらくあの槍兵は太陽神、若しくはそれに連なる神の血を引く。
生前にグルガイアへの最後の供物とすると思い定めて、遂に叶わなかった日輪に連なるものが此処にいる。
その事実の前に退く理由は消し飛んだ。天に輝く日輪に変わり、この男を供物とすると、そう誓ってラゼィルは戦闘を継続する。
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刹那に距離を詰めたクー・フーリンが、奔る雷火の如く槍を繰り出す。青い槍兵の優越性は“速度”。気付いた時には距離を詰め、気付いた時には槍が身を穿ち、気付いた時には間合いの遥か外にいる。速度を活かし常に主導権を握り、相手に行動の自由を許さない
並のサーヴァントが一撃繰り出す間に複数の異なる種類の攻撃を行い、その全てに必殺の威を持たせられる程に彼の速度は優れている。
サンタが漆黒の剣を遥かな高空から落下してきた巨岩を思わせる勢いで振り下ろし、次いで押し寄せる津波の如き下段からの斬り上げを送る。
サンタの優越性は“威力”。鋼の装甲であろうとも、紙の様に斬り裂いて中の人体を貫き、繰り出される攻撃を武器で受ければ、武器ごと敵の肉体を撃砕する。
先手を取られたところで、繰り出される武器に剣を振るえば、武器を砕けるか、相手の体を崩すことができる。
故にその剣に触れぬ様、を全て躱すしか無い程に、サンタの威力は逸脱していた。
ラゼィルは槍兵の攻撃を捌き、効果的な追撃ができない位置に移動する。次いでサンタの攻撃を、その威力が充分に発揮できない位置で捌く。
ラゼィルの優越性は“知識と経験”凡そ人以上の身体能力を持つサーヴァントと言えど、人以外の形をしているわけでは無い。
その身体構造はあくまで人類のそれと同じ、故に身体がどう動くのかを見て取ることも、何処までしか身体を動かせないのかも、どの辺りから攻撃に最大の威力を発揮し、どの辺りから攻撃の威力が弱くなり、追撃をし辛いのかを、収めた知識と積み上げた屍山血河に基づく経験で知っていた。
他の二人を打ち倒してこの戦場に只一人立つ者となるべく、三者は三様の優越性を存分に活かし、己の全知全能を駆使して相争う。
刃圏に捉えたもの悉くを斬り滅ぼさんとするサンタの剣。
点と面の攻撃を縦横に織り交ぜ、戦場を自在に繚乱するクー・フーリンの槍。
投槍と曲刀を自在に操り、時折何処に触れても鮮血を噴きそうな、剣呑な形状の手裏剣を投擲し、籠手を用いて直接刃を払うラゼィルの戦技。
世の摂理の外に有る暴威と、世の摂理の極限域に有る術技とが、乱舞し、交錯し、激突し、争覇する。
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─────これが聖杯戦争ですか。
その様子を卯月の家の前で、アサシンの目を通じて見ていたプロデューサーは只々呆然としていた。
爆発音を聞いた後、アサシンに気配遮断スキルを用いて様子見に行ってもらったのだが、其処では正しく彼が巻き込まれた事態が勃発していた。
只事では無い事態に巻き込まれたのは認識していたが、今見ているものは、人の世の理を越えている。こんなものにいきなり遭遇したら、為す術無く殺されたのでは無いか。
そんなプロデューサーの思いをよそに、戦いはより激しく、苛烈さを増していく。
音を置き去りにして舞う刃は、風を切る音も鋼の激突する響きもさせず無音。にも関わらず剣戟の音が聞こえてくるのは、遥か過去に生じた音が遅れて耳に到達したものだ。
三人の周囲が白昼の様に明るいのは、剣戟と共に舞い散る火花が余りにも多く、篝火の様に三人を照らしているからだ。
其処で行われているのは御伽噺の中の出来事。神話の再現。只人でしか無いプロデューサーには、三人の業の把握どころか、僅かな概要すら見えはしない。
然し、三者が共に『決め』に動いた、その瞬間だけは理解できた。
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「そらっ!」
瞬きすれば、その間に脛骨を切断する勢いで首を貫き、そのまま首と胴を泣き別れにする勢いで、ラゼィルの喉目掛けて朱槍が奔る。
ランサーの目的は戦う事と、ラゼィルの力を見極める事。故にマスターの意を越えて、全力で槍を振るう。槍に籠めた殺意は紛うこと無き本物。でなければ力を量る事などできはしない。
「祝え」
軌跡に在る空気原子すら撃砕しかねない勢いで、漆黒の剣が唸りを上げて、クー・フーリンの胴を薙ぐ。
展開は大きく異なったし、サンタの推測とは全く異なる理由だが、槍兵は決めの攻撃はアサシンもどきに向かって行った。故にサンタは槍兵を狙う。最初の思惑通りに。
此処でこの二人を斬る。そうすることでマスターの安全をより確かなものとする。
その意思の元に振るわれるサンタの剣に籠められる意思は必殺。目の前に立つ者全てを斬り滅ぼすと、唸りを上げる剣風がそう叫ぶ。
「フゥッ!」
短く息を吐いてラゼィルが動く。
青い槍兵の様な迅さも無く、サンタの様な暴威も無いが、無駄を完全に廃した動きで曲刀が最短距離を通り、槍兵の頭へ落ちる。
喉元へ迫る刃の軌道へ、籠手に包まれた腕を割り込ませて切っ先を逸らし、攻防一体の動きで槍兵を斬ろうとするその動きは、精巧な機械を思わせる。
人には到底得られぬ時間を、殺戮の技の研鑽と研究に費やし、費やした時間を遥かに超える長さの時を殺戮に明け暮れて過ごして獲得した殺戮の技巧。それを駆使するラゼィルの意思は必滅。
この地に招かれた英霊共とそのマスターを一人でも多く。そしてやがては一人残らず“餓えし混沌の君”の贄にするとの意思を、ラゼィルの振るう芸術の域にまで昇華された、ダークエルフの殺戮の業が告げている。
「チィッ!?」
槍を逸らされ、胴と頭に致命の一撃を受けそうになって、クー・フーリンは後ろへ下がる。
クー・フーリンが下がったタイミングを捉え、サンタとラゼィルが同時に動く。
自身の右側にいるラゼィルに向き直り、寝かせた剣をラゼィル目掛けて繰り出すサンタ。左右どちらに逃げても、刃を返す手間無く、即座に追撃に移れる追撃を含んだ一手は、既にラゼィルが先制していた為に中途に終わる。
ラゼィルは左側にいるサンタに、左手で四本の手裏剣を取り出し、自身に攻撃しようとするサンタの隙に乗じ、喉と右肩と腹を狙って投擲する。
「クッ!?」
大きく動かなければ躱すのが困難な喉と腹、剣で受けるのが困難な右肩狙いという悪辣な攻撃ではあるが、受けるのはこれが二度目、迅速に左に跳んで回避する。
サンタが跳ぶと同時にラゼィルは、残った手裏剣をクー・フーリン目掛けて投擲して動きを封じ、自身は後ろに跳ぶ。
こうしてサンタはクー・フーリンとラゼィルの間に挟まれる格好となった。
好機とみたのか、クー・フーリンが朱槍でサンタの胴を薙ぐ。槍の間合いの長さを活かし、点の攻撃である突きでは無く、面を攻撃する薙ぎを選ぶ。其処にはラゼィルだけで無く、サンタの力量を量る意図が込められている。
「ハアアアアッッ!!」
挟撃される不利を悟ったサンタはここで、『魔力放出』スキルを用い、剣に濃密な魔力を纏わせる。
同時に全身から魔力を噴出させて加速、音の速度を遥かに越えて大きく一回転した。
範囲は極小だが、強力無比な竜巻が突如発生した様なものだ。朱槍を巻き込まれたクー・フーリンが横に射出された砲弾の様に飛んでいく。
槍を手から飛ばされぬ様に自分から跳んだのが、予想外のサンタの暴威により着地を決めることができずに地面に激突するも、勢いを活かして数度回転してから起き上がる。
─────居ない!?
サンタの感じた手応えは一つ。青い槍兵の朱槍を弾いた感触のみ。あのアサシンもどきは何処に─────そんな思考を貫いて、直感が警告を発した。
「くっ!?」
第六感に従い地面に身を投げる最中サンタは見た。
大樹の根の如くしっかりと身体を支えるラゼィルの下肢を。
身体を限界まで捩り、充分過ぎるほどに力を蓄えたラゼィルの上半身を。
大きく後方に引かれた右腕に握られた投槍を。
サンタがあの状態をどう脱するかを読んだ上で、予め距離を取り、投槍の準備に入っていたのだ。
サンタが優れた直感を持っていなければ、気づいた時には既に手遅れ。最悪気づく間も無く絶命していた速度と威力で投槍が放たれる。
刹那の差で投槍は、サンタの頭が在った空間を奔り抜け、石突までコンクリの壁に埋没した。
決めるつもりで放った攻撃を躱されたラゼィルも。
致命の攻撃を躱したサンタも。
サンタの暴威に弾き飛ばされたクー・フーリンも。
全員同時に立て直し、そしてそのまま膠着した。
殺気のみが、より熾烈に、濃密になっていく中で、三者は只睨み合う。
誰か一人が早いか遅いかすれば其処を軸に戦闘が続いたのだろうが、全員同時となれば付け入る隙など無く。誰かに向かって動けば他の敵に隙をを晒す。
故に三人共動けなくなったのだが、これはクー・フーリンには好都合。
マスターの意向を伝えると言う、本来の使命を果たす時。
「あ〜、一つ聞いとく。お前等とお前等のマスターに、人殺してまで叶えたい願いは有るのか?」
問われたキャスター二人は妙な事を聞く、と怪訝な顔をしたが、問いに答えるべく口を開く。無論、峻烈な殺気を微塵と緩める事無く。
「我が主の願いは聖杯の破壊と、この戦いを引き起こした者の打倒だ。そして私の願いは私の信じる神に、私の信仰を示すこと。其処に杯など不要」
「トナカイの願いは生還。私の願いはトナカイを生きて返すこと。聖杯に願うまでも無く叶うなら、それに越したことは無い」
「あ〜、うん。それなら俺のマスターの話を聞いて欲しい。俺のマスターはこの聖杯戦争の打倒を考えていて、その為に仲間を集めている。お前等にとって悪い話じゃ無い筈だ」
「確かに悪く無い話だが、それを信じろと?」
「お前が言うか?アサシンもどき。此処で何をしていたかまだ答えを聞いていないぞ」
「私の主は此処の関係者だ。故に此処で事が起きた場合に備えて布陣していた。何しろ人が多く集まるからな。大体答えるも何も、主が話す前に斬り掛かられてはな」
そっぽを向いて黙るサンタ。
「まあサーヴァントが勝手に決めて良い話でもなし、マスターと相談して決めろ。こっちのマスターと会う場所は俺が案内しよう、また此処に集まれ、集合時間は……」
「明日の今と同じ時間で構わないだろう」
ラゼィルが言うとサンタも頷き、サンタは己がマスターの許へ、ラゼィルは校舎に刺さった群鮫を回収しに、ランサーは新たな主従を求めてその場から立ち去った。
【C-6/学校周辺/1日目 夜(23:37)】
【美樹さやか@魔法少女まどか⭐︎マギカ 】
[状態] 健康
[令呪]残り3画
[装備] ソウルジェム(濁り無し)
[道具] 姿隠しのマント×2。一枚は効果切れ
[所持金] 貧乏(一般学生の小遣い程度)
[思考・状況]
基本行動方針:主催者をゆるさない。聖杯を破壊して二度とこんな事が出来ない様にする。恭介やまどかの居る世界に帰還する。
1. 取り敢えず学校で戦っているサーヴァントのマスターを捜す。
[備考]
1.キャスター(ナーサリー・ライム)を直接、ランサー(クー・フーリン)をラゼィルの目を通して認識。ステータスを確認しました。
2.現在、ラゼィルが製作した姿隠しのマント(二枚目)を纏ってマスターの捜索中です。
【C-6/学校/1日目 夜(23:37)】
【キャスター(ラゼィル・ラファルガー)@白貌の伝道師】
[状態] ダメージ(小)
[装備] 龍骸装一式。神の眼。白貌(ホワイトフェイス)
[道具] 姿隠しのマント(効果切れ
[所持金] マスターに依存
[思考・状況]
基本行動方針:マスターを護る。 この地に集められたマスターと英霊共を皆グルガイアの供物とする。最後の供物は……
1. あのランサー(クー・フーリン)は絶対にグルガイアの供物とする。
2. 同盟の件についてマスターの考えを聞く。
3.取り敢えず群鮫と手裏剣を回収する
[備考]
1.キャスター(ナーサリー・ライム)、ランサー(クー・フーリン)を認識。ステータスを確認、戦ってある程度手の内を知りました。
2.学校に布陣したことで、敷地内では全ステータスに+が付きます。
3.ランサー(クー・フーリン)から聖杯戦争の主催者に対抗しようとしているマスターの存在を知らされ、同盟を申し出されました。
※姿隠しのマント
炭で染め抜いた布に黒光りするタール上の粘液で、魔術的な紋様を描いたもの。
闇夜の陰影に身を隠す効果があり、建物の影に寄り添ったり、地面に這いつくばっていると、カンテラの明かりで照らされても気付かない。効果は十五分
呪術的な編み方した縄で括っておくことで、魔力の発散を封じられる。
ラゼィルが道具作成スキルで製作。布は現地調達。塗料は魔力で生成。
【C-7/自宅/1日目 夜(23:37)】
【橘ありす@アイドルマスターシンデレラガールズ 】
[状態] 健康
[令呪]残り3画
[装備] トンプソン・コンテンダー&起源弾@Fate/Zero
[道具] 携帯型タブレット
[所持金] 貧乏(一般学生の小遣い程度)
[思考・状況]
基本行動方針:生き残る
1. キャスター(ナーサリー・ライム)の帰還を待つ
[備考]
1.キャスター(ラゼィル・ラファルガー)、ランサー(クー・フーリン)をナーサリーライムの目を通して認識。ステータスを確認しました。
【C-6/学校/1日目 夜(23:37)】
【キャスター(ナーサリー・ライム)@Fate/EXTRA及びFate/Grand Order
[状態] 魔力消費(小)
[装備] 約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)。ラムレイ二号
[道具] 無し
[所持金] マスターに依存
[思考・状況]
基本行動方針:ありすを護る。子供達を護る。
1. マスターの許へ帰る。
2. 無断出撃の言い訳を考える
3.同盟の件についてマスターの考えを聞く。
[備考]
1.キャスター(ラゼィル・ラファルガー)、ランサー(クー・フーリン)を認識。ステータスを確認、戦ってある程度手の内を知りました。
2.ランサー(クー・フーリン)から聖杯戦争の主催者に対抗しようとしているマスターの存在を知らされ、同盟を呼びかけられました
【C-6/学校周辺/1日目 夜(23:37)】
【ランサー(クー・フーリン)@Fate/stay night 】
[状態] 健康
[装備] 刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)、現在はケイネスが用意した宝具の正体を隠すための呪符が巻かれておりそれを外さなければ真名解放は不可能である。
[道具] 無し
[所持金] マスターに依存
[思考・状況]
基本行動方針:マスターに従う。強者と死力を尽くして戦う。
1. 他の主従を捜す
[備考]
1.キャスター(ラゼィル・ラファルガー)、キャスター(ナーサリー・ライム)を認識。ステータスを確認、戦ってある程度手の内を知りました。
2.同盟の申し出を受けた組には、二日目の(23:40)頃に【C-6/学校】に集まる様に伝える。
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最終更新:2023年10月13日 11:12