開催日時:2020年2月29日(土) 10時〜18時
開催場所:学生会館 予備集会室

レギュレーション
  • 使用可能ルール:基本1・2、AF、戦記DB、上級、百花繚乱、R&R記事
  • 使用禁止スタイル:なし
  • PCレベル:18
  • マスコン&国ルール:使用せず

前回(天勇之参)までのあらすじ
 ヴァレフールの貴族令嬢モニカは「生まれつき混沌を引き寄せやすい体質」であり、彼女はその体質故に多くの人々を混沌災害に巻き込んでしまうことに罪悪感を感じていた。そんな彼女が、諸々の経緯を経てグリース領トーキーを訪れた際に、強大な治癒能力を持つ異界の女神マーファの魂をその身に宿すことになった。マーファの力を使えば多くの人々を救うことが出来るが、代わりにモニカの寿命が削られてしまうらしい。
 ここまでモニカの護衛を務めてきた(彼女にとって唯一の心を許せる存在である)傭兵イェーマ(PC①)は、彼女がその力を使おうとすることに反対するが、モニカは「ようやく手に入れた、人の役に立てる力」を手放すことに躊躇する。
 そんな彼女の存在に目をつけたグリース領メガエラの領主ティファニアは、マーファの力を利用して(死滅しつつある)薬草ヴィットを復活させようと目論む。しかし、今のモニカではその力を使いこなすことが出来ないと判断したティファニアは、イェーマとも話し合った上で、モニカからマーファを引き剥がし、極東地方に存在すると言われる特殊な技術を用いてマーファを「別の依代(魔法具?)」へと移すことを提案し、モニカも(諸々の説得の末に)承諾に至る。
 こうして、イェーマとモニカは遥か遠く離れた極東地方へと旅立つことになるのであった。

今回予告
 アトラタン大陸の東方に、ブレトランドよりも一回り小さな島(小大陸)が存在する。「扶桑(フソウ)」と呼ばれるその地には、古来より二十八人の「大名」と呼ばれる君主達が存在し、それぞれの支配領域を分割統治してきた。彼等は、幻想詩連合にも大工房同盟にも加わらず、時に相争い、時に手を携えながら、それぞれに独自の文化を維持し続けている。
 その扶桑の北方七州の一つである「斗(ヒキツ)の国」に、ヴァレフールの青年魔法師ボリス(PC②)が来訪していた。彼は世界の真理の解明のため、この国の地下書庫に眠っていた古代の文献の閲覧に来たのである。その傍らには、婚約者のマリアンヌ(乱入PC②)の姿もあった。
 一方、「神を降ろすことを可能とする特殊な依代(魔法具?)」を探すため、グリースの騎士リーン(乱入PC①)は、異界の女神マーファを身体に宿したヴァレフールの貴族令嬢モニカと、彼女の護衛を務める青年傭兵イェーマ(PC①)を連れて、この地を訪れることになる。
 この極東の島国で彼等を待ち受ける者は、果たして……。

グランクレスト大型キャンペーン「ブレトランド水滸伝」第30話
「天勇之肆〜廻る人形遊戯〜」

混沌を収め、聖印に至れ!

PC① イェーマ
 前回の一件の後、キミはモニカを連れて極東の島国「扶桑」へと向かうことになった。この地に住む自然魔法師の中には「魂の依代」となる「人形」を生み出せる者がいると言われている。なお、キミに宿る「天勇星」曰く、極東地方は「キミの来々々世」の世界とよく似ているらしい。
因縁:“飛刀の”ベルガー(年齢不詳/男性/シューター) 推奨感情 メイン:任意/サブ:劣等感
 二年ほど前、まだ駆け出しの傭兵だった頃に戦場で相対した邪紋使い。邪紋で創り出した何本もの刀を飛び道具として使う特殊な戦法の使い手で、当時は手も足も出なかった。後に聞いた話によると、パンドラ新世界派の首領ジャックの側近の精鋭部隊「回天八部衆」の一人らしい。
+ ベルガー

PC② ボリス・オクセンシェルナ
 キミはヴァレーフルの港町オーキッドの領主ウォートの契約魔法師である。斗(ヒキツ)の国に住む元姉弟子から、「世界の根源的構造に関する研究結果を記した書物」が発見されたと聞き、一ヶ月の休暇を貰って現地へ赴いた。現在はその書物の解読中だが、極めて難解な内容である。
+ ボリス
因縁:アイズ・レアヘヴン(21歳/女性/Lヒロイック) 推奨感情 メイン:任意/サブ:誠意
 キミの魔法学校時代の元姉弟子。魔法師になる才能に恵まれなかったため、退学して邪紋使いに転向し、異世界(地球)の英雄「関羽」のレイヤーとなった。現在は「斗の国」の大名(新規PC)に仕えており、城の増築工事の過程で、古代に作られたと思しき地下書庫を発見した。
+ アイズ

乱入PC① リーン・グレイ
 キミはグリース子爵に仕える騎士である。今回のキミの任務は、「モニカ・ドロップスに宿った異界の女神の力を、別の依代へと移して持ち帰ること」である。聖印教会出身のキミにとっては不本意な任務かもしれないが、伝染病の特効薬となる薬草の復活はキミの双肩にかかっている。
(彼女の詳細はグランクレスト異聞録1(ロードス島戦記RPG編)を参照)
因縁:クーロン・リー(26歳/女性/Lドラゴン) 推奨感情 メイン:任意/サブ:隔意
 グリース領ティスホーンを守る武官の一人。レイヤードラゴンの邪紋使いであり、その身を龍に変えた上で人々を乗せて移動することが出来る。元々は極東地方出身であるため、今回は「水先案内人兼運び屋」として、キミとモニカとイェーマを乗せて扶桑へと向かうことになった。
+ クーロン

乱入PC② マリアンヌ・ハルペル
 キミはボリスの婚約者である。ただし、キミの実家は聖印教会との繋がりが深いため、ボリスが魔法師となった時点で一度その婚約は破綻しかけたが、なんだかんだでキミは押しかけ女房の如く彼の職場のオーキッドへと移り住み、現在も彼と共に斗(ヒキツ)の国に滞在している。
(彼女の詳細はグランクレスト異聞録3(モンスターメーカーRPGレジェンド編)を参照)
因縁:モニカ・ドロップス(16歳/女性/一般人) 推奨感情 メイン:悲哀/サブ:任意
 キミの親戚筋であるコンドルセ家に嫁入りする予定だったヴァレフールの姫君。一年ほど前、キミがオリビア城を訪れた際に一度だけ顔を合わせたことがある。当時の彼女は婚約相手が行方不明の状態が続いていたため、先行き不安な様子であった。その後の彼女の顛末は知らない。
+ モニカ

新規PC 推奨クラス:ロード
 キミは扶桑の北方七州の一角を占める「斗(ヒキツ)の国」を治める大名である。数ヶ月前、キミの城の増築工事の過程で、謎の地下書庫が発見されたが、そこに所蔵されている書物は難解すぎて誰も解読出来ずにいたため、部下のアイズが元義弟のボリスを読解役として招聘した。
因縁:喬[キョウ](年齢不詳/女性/自然魔法師?) 推奨感情 メイン:信頼/サブ:任意
 キミの祖父の代から斗の国の領主に仕え続けている自然魔法師。様々な魔法具を生み出すことで斗の国の発展に寄与し続けてきた。エーラムとは友好関係だが、一切歳を取らないことから、その正体は謎に包まれている。なお、理由は不明だが、文字を読むことは出来ないらしい。
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最終更新:2020年02月12日 11:54