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アンドリュー(SC66~SC??)

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邪推SS/アンドリュー(SC66~SC??)


バニモ生まれにしてコルサと小等部での同期で成績不良・素行不良
コルサとは全く正反対の彼だったが仕官の経緯は
アソッド家臣の部隊長アポロが偶然にも彼の仮想部隊戦における成績を見た事と何より人材不足によるものだった。

着任式の時には覇王アソッドやその重臣達を前にしてろくに挨拶もせず
同僚達に対しても無愛想だった彼の心配をしたアポロは彼を格納庫へと連れて行く
そして思惑通りアンドリューは格納庫に置いてあるSF120を見るや夢中になり
毎日のように無許可でフライトをしたりアポロと共に訓練に励み
短期間で航宙部隊を率いるのにふさわしい技量を身につけていた

アソッド独立後、西方、南方、東方から敵が押し寄せるとその実力はさらに磨かれ
各陣営の指揮官を大いに苦しめる
最前線に立つ少年としてバニモの民衆から絶大な人気を得た

しかし一人で戦況を変えられるはずも無くアソッドは地球陣営に降伏
同僚達が前線へ行く中、アンドリューはバニモの基地指令を任じられる
散々苦渋を舐めさせられた指揮官達の陰謀とも民衆の人気を利用したアグデッパの政策とも言われるが
アンドリュー自身は左遷とも言える人事をあまり気にせず執務を終えるとフライトをしたり
時にはバニモ陥落の原因になった要塞付近を飛び回り
ペイント弾で要塞指令をからかったり気楽に過ごしていたようだ

また一時、反地球連合がナレッソまで届くと無許可で飛び立ち思う存分に艦隊を荒らして帰って来たり
要塞にやられ消耗し戻る事もままならない敵部隊が仕方なくバニモへと降下した際に手厚く兵の手当てや艦隊の応急処置などを施している
出世よりも減俸の方が多く処刑されないのが不思議な立場だったと当時の補佐官は記している

時が流れブラウンによるララウィン暗殺の混迷期にも騒がず動じず
ひたすら荒れる部下やバニモの民衆を説得する基地指令としての顔と
反ブラウン派の将たちを他陣営へと送り出すパイプ役という顔も持っていたようだ

決して戦乱時には輝かしい将では無いが
バニモという星に留まりながらも将兵や民衆の人としての自由をどんな手を使っても
守り続けたことは戦乱後だからこそ輝く功績では無いかと一部の歴史家は記している

テンオウ軍壊滅後、故郷へ返ってきたコルサ、マリア夫妻を暖かく迎え
バニモ出身者やアソッドの慰霊碑などを立てている

その後、いつもの様に愛機SF120に乗り航宙の最中行方不明になり
懸命の捜索むなしく死亡扱いとなる
最後に彼の顔を見たものは今までで一番輝いた顔だったと言う
ひょっとすると今もどこかでのんびりとフライトを楽しんでいるのかも知れない





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