広い基地のようなところで、九條麗は目を覚ました。
「ここは……?」
自分の家も豪華で広かったが、家なんかとは規模が違う。
これは今まで以上に危険かもしれない。……誘拐? でもなんでこんなに広い場所を持ってるのに誘拐なんて? 自分を誘拐するなら金目当てじゃないか……?
でも、剛はきっと助けに来てくれる。彼女はそう信じていた。
今はどこにいるのかわからないけど、彼はきっとどこかで生きている。
そう信じて彼女は基地の中を探った。
□
彼女が最初に会ったのは、若い女の人だった。
この人も目を覚ましたらこんなところにいたらしい。
綺麗……いや可愛いらしいという言葉が似合う女の人だ。
でも、彼女はこんなときでも笑顔でいた。
「あの……お名前は? あ、私は九條麗っていいます」
「五代みのり。よろしくね、麗ちゃん」
『ちゃん』なんて付けられたのは何年ぶりだろう。
□
それから二人で歩いていると、今度は紫の異形の怪人に出会った。
「!?」
紫の怪人はこちらへ歩いてくる。
片手に剣を持っているあたり、友好的とは考えにくかった。
「……みのりさん、一回下がって」
麗が前に走っていき、足に装着されたパワーアクセレーターで紫の怪人を蹴り上げた。
「!」
紫の怪人は尻尾を巻いて逃げ出した。
□
その怪人──クネクネに不幸は襲ってきた。
次に会ったのもまた女性だった。
その女を襲おうとしたクネクネは返り討ちにあった。
女の名はハナ──
【現在地:エリアルベース内】
【九條麗の持ち物:パワーアクセレーター(足)】
【五代みのりもの持ち物:なし】
【ハナの持ち物:なし】
参戦時期
麗⇒最終回後、みのり⇒雄介復活後、ハナ⇒劇場版後
最終更新:2008年10月25日 10:53