「物語」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
物語 - (2014/11/01 (土) 00:25:25) のソース
*物語 ※詳しい話については[[世界状況]]を参照して下さい。 ----------------------------------------------------------------------------------- **prologue 西暦4736年 地球連邦とディック惑星連合の間で第二次銀河戦争が始まる。これはのちに200年戦争といわれる。 影の主役はホライズン共同体と傭兵ギルドである。 傭兵ギルドはこれまでのあらゆる紛争に関わっている。この戦いでも戦局を何度もひっくり返し、戦いを延々と長引かせ莫大な利益を上げていた。 西暦4926年 200年の第二次銀河戦争は人々を疲れさせ休戦。 人々はしばらくの休息にありついた。 38年後 第二次銀河戦争が人々の記憶から消えかけたとき、ディック惑星連合領に地球連邦が攻撃を仕掛け、再び戦いが始まった。 ----------------------------------------------------------------------------------- **蠢動 地球連邦による作戦”ビッグポケット”。 表の目的はディック惑星連合領土X02惑星を襲撃し支配下に置くことである。 しかし、真の目的は異なりディック惑星連合の占拠する遺跡の確保である。 それを知る者は、派遣された地球連邦の上層部とギルドの最高幹部に限られており、兵士は真の目的を知らされていなかった。 任務は順調に進んでいた。 ----------------------------------------------------------------------------------- **暗雲 地球連邦と傭兵による都市攻略作戦が大詰めを迎えたとき、遺跡の扉が突如開いた。 地球連邦とディック惑星連合は停戦を結び、共同の調査隊を結成、 調査隊は扉の向こうに入っていった。 しかし、いつまでも調査隊は帰ってこなかった。人々の不安は大きくなっていった。 地球連邦とディック惑星連合は救出隊を作り調査隊を探索した。 そして未知との遭遇をする。 ----------------------------------------------------------------------------------- **トリット 人々が流されてたどり着く先はどこなのか。 トリット社会とは強者が弱者を支配する絶対王政・弱肉強食の社会である。 前時代的な支配体制であるが、技術は人類のものを凌駕している。 トリットとの接触から人類は戦いの連続だったがここで和平にこぎつけた。 トリット王は和平調停協議に出席する特使に義理の息子を選んだ。 本来は王の嫡子が出席する予定であったが病により急遽義理の息子が選ばれた。 協議代表者はそろい、和平への準備が整いつつあった。 ----------------------------------------------------------------------------------- **修羅道 傭兵の活躍により、占領した放送局から全宇宙へと真実が公開された。 これにより自体は一転した。 ディック惑星連合へ攻撃していたトリット軍は特使側を支持し、ディック惑星連合は従来通り特使側を支持した。 嫡子の陰謀に荷担した地球連邦は立場上嫡子側を支持した。 ホライズン共同体と傭兵ギルドはこれまで通り中立である。 トリット世界で王位継承候補者が二人以上いれば争いによって王位を決めるのが伝統である。 特使側、嫡子側、傭兵による戦いが始まろうとしていた。 ----------------------------------------------------------------------------------- **龍虎 最後の札は場に伏せられた。 X02惑星攻略に成功した傭兵とディック惑星連合は特使と共にゲートをくぐり、王となった嫡子との対決に望んだ。 特使は傭兵を大量投入し、戦局で確実に勝利を掴んでいった。その力を持つ傭兵を嫡子は甘く見ていたのは誤算だったのだ。 簒奪者の嫡子か復讐の鬼の特使か、雌雄を決する時がきた。 ----------------------------------------------------------------------------------- **終焉 簒奪者は負け、トリットは新王を迎えた。闘争の日々である一つの時代は終わった。 嫡子側も新王の支配下に入った。 傭兵は元の世界へ帰って行ったが、人間世界ではトリット世界のように浮かれてはいられなかった。 ディック惑星連合は地球連邦に報復攻撃を開始したのだ。 地球連邦は攻撃に耐えているが、先の戦いの敗戦と特使暗殺の陰謀に荷担している事実の公開の衝撃から、傭兵は立ち直っていなかった。 人類とトリットの信頼を深めるには課題が多いが、人類同士で争っている現在の状況ではそれは困難である。 我々は未来へ躍進できるのだろうか。 ----------------------------------------------------------------------------------- **Epilogue 惑星D03での惨事の原因については、三ヶ月たっても管理者ホライズン共同体からの公式見解は出なかった。 原因不明であるというのがホライズン共同体の立場である。 D03での衝撃波は傭兵の体内プラントのデータを破壊し、ブレインバグデータを初期化してしまった。 だが、羅刹は再び戦場に舞い戻る。 ----------------------------------------------------------------------------------- **序章 トリットとの接触から数年、人類は再び戦いの宴を繰り広げていた。 人々の予測では、この戦火はトリットを巻き込み大規模なものに発展すると思われていた。 しかし、第3次銀河大戦と呼べるものには発展しなかった。 先の人類とトリットとの大戦で疲弊した地球連邦とディック惑星連合が紛争に踏み切ったためである。 地球連邦とディック惑星連合は早期決着を望んでいた。 ----------------------------------------------------------------------------------- **激昂 所属の決まらない惑星の存在するままトリットの入植が始まった。 トリットは戦いのある惑星へも強制入植をし、邪魔をしたものは力で排除された。 傭兵ギルドへの依頼の数が激増する中、戦局は混迷していく。 この依頼の増加こそが傭兵の望み通りであり、ギルドは活気に溢れていた。 ----------------------------------------------------------------------------------- **混沌 いよいよトリットの入植への最終段階となる。 この宙域の要と言える宇宙要塞の攻防で、陥落するか否かでここの宙域の支配権が決すると言っても過言ではない。 トリット世界では人類への入植反対の反抗が起きた。 トリット王はこの機に反対派殲滅のために傭兵を雇い入れ、壊滅作戦に乗り出す。 ギルド、傭兵も力をアピールできる重要な局面を迎えたといえる。 ----------------------------------------------------------------------------------- **流転 ***【A】 宇宙要塞戦はディック惑星連合が防衛に成功した。 トリット世界でも同じような戦闘が繰り返されており、傭兵は新たな戦場に向かっていた。 ホライズン共同体に信頼された傭兵で編成された特別な部隊は違う目的地に派遣されていた。 この傭兵部隊は隠密任務のためにトリット世界に旅立った。 ***【B】 宇宙要塞戦はディック惑星連合が防衛に成功した。 この中域での紛争は一段落したが、トリット世界で紛争が激化していた。 トリットに譲渡された宙域内領域を巡り争っていたが、譲渡された宙域は限定されており、大規模な戦闘には発展しないだろう。 譲渡にあたり引き取り相手が期間内に見つからなかった場合、譲渡自体を無効とすることとなっているため、いつまでも争ってはいられなかった。 傭兵は新たな戦場へ向かった。 ----------------------------------------------------------------------------------- **終章 この紛争は比較的早く終結したが、両者の勝敗が決したわけでは無く中途半端な状態での休戦となった。 兵士には休息が必要であり、経済と軍事力の回復が必要であったためだ。 ***【地球連邦】 宇宙要塞戦、トリットからの譲渡宙域での争いにおいて、傭兵ギルドが地球連邦に荷担したため地球連邦は優勢を保ちつつ今回の紛争を終結させることが出来た。 地球連邦は立場を回復し、ディック惑星連合と対等に協議を進めることが出来るようになった。 今後も地球連邦は傭兵ギルドを利用し、それはディック惑星連合も同様である。 だが、それはホライズン共同体の思惑通りであり、根本的解決になっていない。 人類は漸く僅かな静寂を手に入れたが、それはただの嵐の前の静けさかもしれない。 ***【ディック惑星連合】 宇宙要塞戦、トリットからの譲渡宙域での争いにおいて、傭兵ギルドがディック惑星連合に荷担したため地球連邦を押さえつけ、 ディック惑星連合が有利な状態で戦争を終結させることが出来た。 地球連邦は代償が大きく、今後多くのハンディを抱えるだろう。 それでも大局から見れば地球連邦は不利なまま戦いが終わっただけであり、地球連邦が終わったわけでも大敗したわけでもない。 これはホライズン共同体にとって望んでいたものではないため、水面下での支援が盛んとなり、次の戦争が始まる頃には地球連邦の内政・軍事を操作するだろう。 人類とは戦い、復興と繁栄を繰り返す種族なのだろうか。 ***【ヴァダー】 一連の紛争の全ては傭兵ギルトとホライズン共同体の手のひらでの出来事である。 それより重大なことは、人類と新たな知的生命体ヴァダーとの接触である。 一部の人類と接触したヴァダーはギルドの思惑すら超えた動きを見せている。 ヴァダーは人類の敵なのか、それとも味方なのか。 人類は新たな時代の幕開けを迎える。 -----------------------------------------------------------------------------------