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**「リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ 第21話 (Love fills all over the world.) 「リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ 第21話」は2008年12月26日(金)から、2009年1月19日(月)の期間、2ちゃんねるのモ娘(狼)板に開設されていたスレッドである。&br() そのスレタイの示す通り、モーニング娘。の36枚目のシングル「リゾナントブルー」のPVのAnother Versionからストーリーを想像した小説を中心に投稿していくスレである。&br()スレごとに衣替えが恒例となった導入テンプレに使用されるエピソードは、第4話に投下された[[『蒼の共鳴-守るべきモノ-後編』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=121]]で、守るべき存在―自分が拾った捨て猫ミーを氷の塊と変えて砕き去ったミティに浴びせられた小春のセリフ、「許さない、あんただけは何があっても、絶対に許さない!!!」である。 ---- 目次 #contents(fromhere) ---- **嘘の雪  前スレは亀井絵里の聖誕記念やクリスマスを題材にした作品が目白押しだったが、今スレはその反動から作品の投下数が減少する恐れもあったが、そんな杞憂を吹き飛ばすが如く今スレ初の小説を投下したのは、ないやいの人だった。&br() [[『蒼の共鳴番外編-イミテーション・スノー』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=697]]は、[[『蒼の共鳴特別編第9夜-ヤマアラシ・ジレンマ-』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=672]] の作中で、何気ない一言で絵里を傷つけてしまったことを悔いている小春が、街で出会った絵里の「雪を見てみたい」という願いを叶える話である。&br()小春が絵里に見せた雪は、[[幻術]]で作り出した嘘の雪だったが、小春が絵里に見せた心情は紛れも無い真実であっただろう。&br() 仲間との触れ合いに不器用な小春が、心の距離を縮めていく展開は、ないやいの人がリゾズレに初投下した[[『蒼の共鳴-守るべきモノ-前編』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=113]]と相通ずるものがある。 **蒼と紅  長らくの間、日曜の午後のリゾスレを詩情溢れる世界に塗り替えていた[[◇◇の人>http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/69.html]]の長編、『海上の孤独』シリーズが完結を見た。&br()◇◇の人独特の文体が、里沙の奪還という活劇を描くのには不向きではないかという懸念を表明するレスは連載中にもあったし、完結後の感想にもそれは存在した。&br()そんな外野の要らぬ心配をよそに、自分の書きたい本編を見事に完結させた◇◇の人には多くの賞賛が寄せられた。&br() ここにまた1作、里沙奪還モノの傑作が誕生した。&br()完結後したらばの作者あとがきスレに◇◇の人本人があとがきを書いているが、作品の内容から想像できた事だが、熱烈な愛ガキ好きだそうである。&br()作品の文体とは打って変わったくだけた文章にギャップを感じた読者もいたようだが、それもまた◇◇の人の魅力であろう。 **筆納め  客入りの多寡はあってもリゾスレは年中無休であるが、喫茶リゾナントはどうなのか。&br()そんな話題が飛び交う中、ないやいの人が 『蒼の共鳴番外編-イミテーション・スノー』 の執筆動機と同作をもって年内最終更新とする旨を告げる為に訪れた。&br() 今ではお馴染みとなった1スレごとにテンプレさんが選ぶ名場面や名セリフに、自作の『蒼の共鳴-守るべきモノ-後編』の中の小春のセリフが採用されたことから突発的に書いてしまったとのことである。&br()同作をもって49作となった『蒼の共鳴』シリーズは新年最初に更新される第50作から本編が再開されること、創作意欲のスイッチが入らない限り、年内は筆納めをすることを宣言して去っていったが、ないやいの人の筆がこれで納まらなかったことは、リゾスレ住人ならば周知の事実であろう。&br()&br() ないやいの人が筆納めを宣言してから2時間もしないうちに投下した[[保全作>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=699]]は 『イミテーション・スノー』のエンディングでリゾナントに向かった絵里と小春のその後の話である。&br() 作中で絵里は「嘘の雪が本当になった」と言ったが、ないやいの人は筆の力でリゾスレに雪を降らせてみせた。&br()これは保全作だから筆納めはしたということにしてくださいwと悪あがきしてみせるないやいの人であった。 **188 襲来  リゾスレ第20話を記念して、PC壁紙と携帯待受けを製作していた絵の人が[[壁紙>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=700]]を完成させた。&br() 全員集合の絵の出来に称賛が浴びせられる中、リゾスレの誕生に大きく関った人が久しぶりにリゾスレを訪れた。&br() 「娘。36thシングル『リゾナントブルー』をオリコン1位にするスレ vol.12」 のレス番188の人である。&br() 本人曰く”ライトヲタのベタな設定は読み返すと恥ずかしい”そうであるが、同氏が考え出したダークネスという設定が、リゾスレの発展にどれほど大きな影響をもたらしたかは、スレ常駐の人間なら容易に想像できるだろう。&br() 懐かしい人の訪問に、平素はその存在感を努めて消している[[禍刻の人>http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/69.html]]こと第一スレ主や、リアルタイムで1位スレを覗いていた人たちが、当時の事を思い返しながら、リゾスレが年を越えることの感慨深さを噛み締める光景が見られた。&br() 最初の設定を考え出した1位スレ188の人。「ガキさんの設定も考えて」とリクエストした現テンプレの人、それに応えて里沙のスパイ設定を生み出し、第1スレを立てた禍刻の人。&br() 1位スレの存在を知らなかったサボティや里沙のスパイ設定に反応して『かなしみ戦隊』をスタートさせたかなしみの人。&br() 様々な人の熱意と善意が交錯してリゾスレが成り立っている。 **叶わぬ願い  筆納めをした筈なのに、執筆意欲の衰えるところを知らぬないやいの人。&br() 自作を投下し始めたのは第3話になってからだが、この人も第1話からリゾスレを訪れていた人である。&br() “このスレを最初に発見した時には、絶対1000いかないだろうななんて思ってた(略)”というないやいの人自身が、そのスレで50作を軽く越えようという作品群を築くとは、予知能力者にも視えなかったことであろう。&br()そんな同氏がついに本当の筆納めをする時がやってきた。&br()、[[蒼の共鳴]]のwiki編集に大掃除にと頑張ったないやいの人が、自分へのご褒美としてビールを飲んだ結果の産物である。&br() [[『永遠殺しの傍観者-The anti-eternal onlooker-』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=611]]で自らに永遠の命を与えるよう保田に迫った氷の魔女ミティ。&br()保田の時空停止能力によって時を止められ、亜空間に幽閉されたミティの悲しい過去を綴った[[『叶わぬ願い』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=701]]が、ないやいの人の2008年最後の作品となった。&br()ミティこと藤本美貴がどんな経緯で超能力者組織に入り、心が壊れていったかを描いた同作では、藤本が唯一心を許せる存在として、松浦亜弥を登場させたことで、現実の彼女達が結成していたユニット“GAM”を連想した読者もいた。&br()時を止められたことで、彫像と化した藤本の内面の意識をリーディングした後藤真希の無感動な様子が、ミティの悲しみと孤独を浮き彫りにした。 **ハッピーニューイヤー  年末ゆえ過疎気味のスレを潤したないやいの人の話が終わった後、サボる時はサボる子、でもやればデキる子のサボティが2008年最後のまとめ作業を行ったのを機に、スレに集った人たちは、年越しの挨拶を互いに交わした。そんな中、田中れいながDJを務めるFIVE STARSでモーニング娘。の新曲『泣いちゃうかも』がオンエアされた。&br()オリジナル曲としては久々の同曲から更なる世界の広がりを期待する声が上がる中、駆け込んできた作品があった。&br() リゾナンターやダークネスのメンバーを四文字熟語で表現するシリーズの最新作[[『弱肉強食』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=703]]は、まとめサイトでは番外編に分類されているが、恐らくはダークネスを表現したものであろう。&br() 各々の個性を切り取って、的確な四文字熟語を選択するという作者の優れた言語感覚が窺い知れる同作がリゾスレの2008年を締めくくる形になった。&br()そして2009年に初めてリゾスレを踏んだのは、新年の喜びで頭髪が[[サボグリー>http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/113.html]]状態となったサボティだった。 **ぴょん吉じゃないやい  名前欄に!omikuji !dama と書き込む事で、その年の運勢やお年玉が表示される2ちゃんねるのおみくじ&お年玉機能。&br() 元日にリゾスレを訪問した者の多くが、その機能を楽しんだが、先陣を切ったのはサボティだった。 その結果は… 222 名前: 【大吉】 【1623円】 サボリン∞ヽ( ゚∀。)ノ[] 投稿日:2009/01/01(木) 00:26:57.06 O おみくじとか うまくイクカナー  まずまずの運勢のように思われる。…が、次に運試しをされたないやいの人の身に、奇跡が起こった。 224 名前: 【ぴょん吉】 【1円】 名無しじゃないやい[] 投稿日:2009/01/01(木) 00:33:38.92 O ネカフェからあけましておめでとうございます! 今年も皆さんよろしくお願いいたします。 吉とも凶とも言いがたい、何とも微妙な味わいのある【ぴょん吉】と【1円】を同時に引き当てたないやいの人。&br()ダークネスの運勢でさえも【大吉】であるのに、リゾスレ屈指の文豪を襲った喜劇に誰もが見てみぬ降りをする中、心無い住人がやらかしてしまった。 236 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2009/01/01(木) 12:03:51.78 0 ないやいさんのはある意味ミラクルだなあw これに発奮したか、自分の運命を切り開くべく再度挑戦したないやいの人だったが、再び神が舞い降りた。 241 名前: 【ぴょん吉】 【326円】 名無しじゃないやい[] 投稿日:2009/01/01(木) 16:25:24.40 0 徹夜で初詣&初日の出見てきて今起床   (略) 243 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2009/01/01(木) 17:15:41.62 0 (略) にしてもないやいさんは結局【ぴょん吉】なのねw この事態に開き直ったのか、あるいは神の託宣を受け容れたのか、ないやいの人は三が日限定で[[ぴょん吉じゃないやい]]を名乗ることになる。&br()その名で投下された『蒼の共鳴』シリーズ本編は、ぴょん吉の名に恥じない大いなる飛翔を果たすことになる。 **物語の継承  かけがえの無い仲間、新垣里沙がダークネスに強制送還されるのを目の当たりにしながらも、圧倒的な実力差の前に何も出来なかったリゾナンターたち。&br()そんな彼女達が[[小川麻琴]]によって引き合わされた元“M”の機器開発技術者である[[保田圭]]から自分達の数奇な運命を知らされたところで中断していた『蒼の共鳴』シリーズ本編が再開した。&br() [[ 『蒼の共鳴-いざ、海上の牢獄へ-』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=704]]は過酷な真実を告げられた8人のリゾナンターに一旦別れを告げた保田と小川の会話から始まる。&br()闇を打ち払う為の戦いに臨むには、自分達の強い意志が必要という保田の考えによって、リゾナンターは自分達の住む場所へと戻された。&br()作中ではリゾナントに戻った愛とれいなの心の内が描かれているが、勿論他のメンバーも各々の住居で自分自身の心に問いかけたことであろう。&br()里沙を救うために、世界を闇から守るために、危険な戦いに身を投じるべきなのか。&br()PCの、携帯の画面の前の読者にはその答えは自ずと明らかだっただろう。&br()&br()かくして8人のリゾナンター達は里沙が囚われている海上の牢獄へと進撃する。&br()そこに至るまでの過程で、リゾナンターの装備やデバイスを強化する為に行使された保田の力―“創造-クリエイション-”は既存の物体を自分の思うがままに作り変えるというある意味掟破りで、能力のインフレーションにも繋がりかねない能力であるが、読み手の多くは抵抗無く受け容れたようである。&br()それはこの能力を創造したないやいの人の、自分の中に思い浮かんだ光景を読む側に伝える為に、どんな労苦も厭わない創作姿勢に対する信頼がそうさせたのだろう。&br()&br()“創造-クリエイション-”によって創りかえられたリゾナンカーを駆って、海上の牢獄へと向かうリゾナンター。&br()飛来する攻撃を各々の能力を使って撃退する姿は、[[禍刻の人>http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/69.html#L]]の筆による[[『里沙ヲ奪還セヨ!』 >http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=84]]の一場面を彷彿させ、彼女達が身に付けている戦闘服の設定は、[[刃千吏の人>http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/69.html#M]]が[[『制服協議会―しろくろ―』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=146]]で産み出し、LIAR GAME作者が[[『メメントモリは姉との約束』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=192]]で肉付けした戦闘服の設定にリゾナントしている。&br()そして何より海上の牢獄へとリゾナンターを運ぶリゾナンカーは、[[かなしみの人>http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/69.html#E]]の書いた予告編、[[かなしみ戦隊R34. Please!自由の扉>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=230]]に登場したリゾナンカーの勇姿そのものである。&br()半年以上の時を経て、予告編は本編へと形を変えた。&br()異なる二人の作家の間で物語は継承された。 **ダクネチュ様 再開した『蒼の共鳴』本編でリゾスレの温度を上げたないやいの人がワンダ紺に参戦している間、スレを守るのは在宅戦隊ルスバンダーの任務である。&br()ホゼナンダーとは比較にならないくらい哀愁に溢れた名前の戦士の一人から、毎スレの冒頭毎に登場してくる里沙と[[ダクネチュ様]]とのやりとりの収録を求める声が上がり、サボティの手によってその要望は程なく実現した。&br()ダクネチュ様のネタを各スレからピックアップする作業の際に、ダクネチュ様を誕生させたのは、かなしみの人であったことが判明した。&br()『かなしみ戦隊』『かなしみ戦隊R』という連載作品が終了しても、『かなしみ戦隊S』やダクネチュ様を通して、リゾスレを見守るかなしみの人もまたリゾスレ発展の最大の功労者の一人と呼ぶことに、異論を挟む人はいないだろう。 **スレ違いじゃないやい Animatoという画像職人の手によって創られたさゆみとれいなが寄り添う画像が、さゆれなスレから借り出されてきた。&br()さゆれなスレに貼られるのと、リゾスレに貼られるのとでは画像から見出される物語が異なってくる。&br()1枚の画像に幾つかのリゾい妄想を含んだキャプションが付けられる中、正月三が日限定コテハン“ぴょん吉じゃないやい”さんが乗り出してきた。&br()ないやいの人の作品はまとめサイトの[Sayu-Rena]分類に収録されているが、そのレスポンスの速さと作品に漂う空気は改めて、作家ないやいの人のポテンシャルの高さを知らしめる結果となった。 **民衆の敵 リゾスレには何人かの生き字引が存在する。&br()迷い込んできたご新規さんにお勧めの作品の題名をテーマ毎に挙げたり、既存の住人のちょっとした質問に渾身丁寧な解答を寄せたりする生き字引が。&br()その夜の雑談の流れでこんな質問がスレに上がった。 393 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2009/01/04(日) 23:20:28.49 0 そういや光井さん水守能力が出てきたのは(16)205 『水守』 2008/09/28(日)だけ? さり気なく解答を寄せた生き字引の一人は、まるでそのついででもあるかのように作品の投下を宣言した。&br()その作風が熱烈な支持を集める作家、動画職人こと[[BGMの人>http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/69.html#D]]の久々の小説、[[『テロル』 >http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=709]]が始まった。&br()&br()上演中の劇場を襲った異国の特殊部隊と戦う小春と愛の姿を描いた同作は、ストーリーの一部に動画を組み込むメディアミックスの手法で、読者の度肝を抜いた。&br()卑劣なテロリストの要求に毅然とした態度で応じない小春。&br()そんな小春を責め苛む敵を圧倒的な力で葬り去っていく愛。&br()かなしみの底に沈む者達の心を鼓舞し、闇に魅入られた心悪しき者達を嘲弄するような台詞回しというこの作者の特質が最大限に発揮されたこの作品は、ややほろ苦い結末を迎える。&br()自分達の為に戦い傷ついた英雄、小春に容赦ない罵声を浴びせる愚かな民衆。&br()体も心も傷ついた小春を愛は、さゆみの癒しが待つ喫茶リゾナントに寂しく連れ帰る。&br()「リゾナンターをやめてもいい」という愛の言葉に小春は答えを返さない。&br()それはその必要が無いからだろう。&br()富の為でなく、名声の為でなく、自分が自分である為に彼女達は戦っているからだろうか。&br()圧倒的な興奮と静かな余韻を残しながら終わった同作が終了すると、何処からともなく多くのスレ住人が現れ、賛辞を述べていった。&br()中には翌日からの仕事初めに差し支えるという苦情混じりの賛辞を残していったものもいたが。&br()こんな風にしてリゾスレ初の正月休みは明けていった。 **オムライスは愛ガキの絆 前夜の興奮が冷め遣らぬ中、徐々に平常営業へ移行していきつつあるリゾスレで、ワンダ紺のMCから雑談に花が咲いた。&br()  >ガキさん曰く、苦手だと言うけど自分が最初に覚えた料理は愛ちゃんに教えてもらったオムライス 以来自分の得意料理はオムライスと言ってる
**「リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ 第21話 (Love fills all over the world.) 「リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ 第21話」は2008年12月26日(金)から、2009年1月19日(月)の期間、2ちゃんねるのモ娘(狼)板に開設されていたスレッドである。&br() そのスレタイの示す通り、モーニング娘。の36枚目のシングル「リゾナントブルー」のPVのAnother Versionからストーリーを想像した小説を中心に投稿していくスレである。&br()スレごとに衣替えが恒例となった導入テンプレに使用されるエピソードは、第4話に投下された[[『蒼の共鳴-守るべきモノ-後編』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=121]]で、守るべき存在―自分が拾った捨て猫ミーを氷の塊と変えて砕き去ったミティに浴びせられた小春のセリフ、「許さない、あんただけは何があっても、絶対に許さない!!!」である。 ---- ***目次 #contents(fromhere) ---- **嘘の雪  前スレは亀井絵里の聖誕記念やクリスマスを題材にした作品が目白押しだったが、今スレはその反動から作品の投下数が減少する恐れもあったが、そんな杞憂を吹き飛ばすが如く今スレ初の小説を投下したのは、ないやいの人だった。&br() [[『蒼の共鳴番外編-イミテーション・スノー』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=697]]は、[[『蒼の共鳴特別編第9夜-ヤマアラシ・ジレンマ-』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=672]] の作中で、何気ない一言で絵里を傷つけてしまったことを悔いている小春が、街で出会った絵里の「雪を見てみたい」という願いを叶える話である。&br()小春が絵里に見せた雪は、[[幻術]]で作り出した嘘の雪だったが、小春が絵里に見せた心情は紛れも無い真実であっただろう。&br() 仲間との触れ合いに不器用な小春が、心の距離を縮めていく展開は、ないやいの人がリゾズレに初投下した[[『蒼の共鳴-守るべきモノ-前編』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=113]]と相通ずるものがある。 **蒼と紅  長らくの間、日曜の午後のリゾスレを詩情溢れる世界に塗り替えていた[[◇◇の人>http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/69.html]]の長編、『海上の孤独』シリーズが完結を見た。&br()◇◇の人独特の文体が、里沙の奪還という活劇を描くのには不向きではないかという懸念を表明するレスは連載中にもあったし、完結後の感想にもそれは存在した。&br()そんな外野の要らぬ心配をよそに、自分の書きたい本編を見事に完結させた◇◇の人には多くの賞賛が寄せられた。&br() ここにまた1作、里沙奪還モノの傑作が誕生した。&br()完結後したらばの作者あとがきスレに◇◇の人本人があとがきを書いているが、作品の内容から想像できた事だが、熱烈な愛ガキ好きだそうである。&br()作品の文体とは打って変わったくだけた文章にギャップを感じた読者もいたようだが、それもまた◇◇の人の魅力であろう。 **筆納め  客入りの多寡はあってもリゾスレは年中無休であるが、喫茶リゾナントはどうなのか。&br()そんな話題が飛び交う中、ないやいの人が 『蒼の共鳴番外編-イミテーション・スノー』 の執筆動機と同作をもって年内最終更新とする旨を告げる為に訪れた。&br() 今ではお馴染みとなった1スレごとにテンプレさんが選ぶ名場面や名セリフに、自作の『蒼の共鳴-守るべきモノ-後編』の中の小春のセリフが採用されたことから突発的に書いてしまったとのことである。&br()同作をもって49作となった『蒼の共鳴』シリーズは新年最初に更新される第50作から本編が再開されること、創作意欲のスイッチが入らない限り、年内は筆納めをすることを宣言して去っていったが、ないやいの人の筆がこれで納まらなかったことは、リゾスレ住人ならば周知の事実であろう。&br()&br() ないやいの人が筆納めを宣言してから2時間もしないうちに投下した[[保全作>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=699]]は 『イミテーション・スノー』のエンディングでリゾナントに向かった絵里と小春のその後の話である。&br() 作中で絵里は「嘘の雪が本当になった」と言ったが、ないやいの人は筆の力でリゾスレに雪を降らせてみせた。&br()これは保全作だから筆納めはしたということにしてくださいwと悪あがきしてみせるないやいの人であった。 **188 襲来  リゾスレ第20話を記念して、PC壁紙と携帯待受けを製作していた絵の人が[[壁紙>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=700]]を完成させた。&br() 全員集合の絵の出来に称賛が浴びせられる中、リゾスレの誕生に大きく関った人が久しぶりにリゾスレを訪れた。&br() 「娘。36thシングル『リゾナントブルー』をオリコン1位にするスレ vol.12」 のレス番188の人である。&br() 本人曰く”ライトヲタのベタな設定は読み返すと恥ずかしい”そうであるが、同氏が考え出したダークネスという設定が、リゾスレの発展にどれほど大きな影響をもたらしたかは、スレ常駐の人間なら容易に想像できるだろう。&br() 懐かしい人の訪問に、平素はその存在感を努めて消している[[禍刻の人>http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/69.html]]こと第一スレ主や、リアルタイムで1位スレを覗いていた人たちが、当時の事を思い返しながら、リゾスレが年を越えることの感慨深さを噛み締める光景が見られた。&br() 最初の設定を考え出した1位スレ188の人。「ガキさんの設定も考えて」とリクエストした現テンプレの人、それに応えて里沙のスパイ設定を生み出し、第1スレを立てた禍刻の人。&br() 1位スレの存在を知らなかったサボティや里沙のスパイ設定に反応して『かなしみ戦隊』をスタートさせたかなしみの人。&br() 様々な人の熱意と善意が交錯してリゾスレが成り立っている。 **叶わぬ願い  筆納めをした筈なのに、執筆意欲の衰えるところを知らぬないやいの人。&br() 自作を投下し始めたのは第3話になってからだが、この人も第1話からリゾスレを訪れていた人である。&br() “このスレを最初に発見した時には、絶対1000いかないだろうななんて思ってた(略)”というないやいの人自身が、そのスレで50作を軽く越えようという作品群を築くとは、予知能力者にも視えなかったことであろう。&br()そんな同氏がついに本当の筆納めをする時がやってきた。&br()、[[蒼の共鳴]]のwiki編集に大掃除にと頑張ったないやいの人が、自分へのご褒美としてビールを飲んだ結果の産物である。&br() [[『永遠殺しの傍観者-The anti-eternal onlooker-』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=611]]で自らに永遠の命を与えるよう保田に迫った氷の魔女ミティ。&br()保田の時空停止能力によって時を止められ、亜空間に幽閉されたミティの悲しい過去を綴った[[『叶わぬ願い』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=701]]が、ないやいの人の2008年最後の作品となった。&br()ミティこと藤本美貴がどんな経緯で超能力者組織に入り、心が壊れていったかを描いた同作では、藤本が唯一心を許せる存在として、松浦亜弥を登場させたことで、現実の彼女達が結成していたユニット“GAM”を連想した読者もいた。&br()時を止められたことで、彫像と化した藤本の内面の意識をリーディングした後藤真希の無感動な様子が、ミティの悲しみと孤独を浮き彫りにした。 **ハッピーニューイヤー  年末ゆえ過疎気味のスレを潤したないやいの人の話が終わった後、サボる時はサボる子、でもやればデキる子のサボティが2008年最後のまとめ作業を行ったのを機に、スレに集った人たちは、年越しの挨拶を互いに交わした。そんな中、田中れいながDJを務めるFIVE STARSでモーニング娘。の新曲『泣いちゃうかも』がオンエアされた。&br()オリジナル曲としては久々の同曲から更なる世界の広がりを期待する声が上がる中、駆け込んできた作品があった。&br() リゾナンターやダークネスのメンバーを四文字熟語で表現するシリーズの最新作[[『弱肉強食』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=703]]は、まとめサイトでは番外編に分類されているが、恐らくはダークネスを表現したものであろう。&br() 各々の個性を切り取って、的確な四文字熟語を選択するという作者の優れた言語感覚が窺い知れる同作がリゾスレの2008年を締めくくる形になった。&br()そして2009年に初めてリゾスレを踏んだのは、新年の喜びで頭髪が[[サボグリー>http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/113.html]]状態となったサボティだった。 **ぴょん吉じゃないやい  名前欄に!omikuji !dama と書き込む事で、その年の運勢やお年玉が表示される2ちゃんねるのおみくじ&お年玉機能。&br() 元日にリゾスレを訪問した者の多くが、その機能を楽しんだが、先陣を切ったのはサボティだった。 その結果は… 222 名前: 【大吉】 【1623円】 サボリン∞ヽ( ゚∀。)ノ[] 投稿日:2009/01/01(木) 00:26:57.06 O おみくじとか うまくイクカナー  まずまずの運勢のように思われる。…が、次に運試しをされたないやいの人の身に、奇跡が起こった。 224 名前: 【ぴょん吉】 【1円】 名無しじゃないやい[] 投稿日:2009/01/01(木) 00:33:38.92 O ネカフェからあけましておめでとうございます! 今年も皆さんよろしくお願いいたします。 吉とも凶とも言いがたい、何とも微妙な味わいのある【ぴょん吉】と【1円】を同時に引き当てたないやいの人。&br()ダークネスの運勢でさえも【大吉】であるのに、リゾスレ屈指の文豪を襲った喜劇に誰もが見てみぬ降りをする中、心無い住人がやらかしてしまった。 236 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2009/01/01(木) 12:03:51.78 0 ないやいさんのはある意味ミラクルだなあw これに発奮したか、自分の運命を切り開くべく再度挑戦したないやいの人だったが、再び神が舞い降りた。 241 名前: 【ぴょん吉】 【326円】 名無しじゃないやい[] 投稿日:2009/01/01(木) 16:25:24.40 0 徹夜で初詣&初日の出見てきて今起床   (略) 243 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2009/01/01(木) 17:15:41.62 0 (略) にしてもないやいさんは結局【ぴょん吉】なのねw この事態に開き直ったのか、あるいは神の託宣を受け容れたのか、ないやいの人は三が日限定で[[ぴょん吉じゃないやい]]を名乗ることになる。&br()その名で投下された『蒼の共鳴』シリーズ本編は、ぴょん吉の名に恥じない大いなる飛翔を果たすことになる。 **物語の継承  かけがえの無い仲間、新垣里沙がダークネスに強制送還されるのを目の当たりにしながらも、圧倒的な実力差の前に何も出来なかったリゾナンターたち。&br()そんな彼女達が[[小川麻琴]]によって引き合わされた元“M”の機器開発技術者である[[保田圭]]から自分達の数奇な運命を知らされたところで中断していた『蒼の共鳴』シリーズ本編が再開した。&br() [[ 『蒼の共鳴-いざ、海上の牢獄へ-』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=704]]は過酷な真実を告げられた8人のリゾナンターに一旦別れを告げた保田と小川の会話から始まる。&br()闇を打ち払う為の戦いに臨むには、自分達の強い意志が必要という保田の考えによって、リゾナンターは自分達の住む場所へと戻された。&br()作中ではリゾナントに戻った愛とれいなの心の内が描かれているが、勿論他のメンバーも各々の住居で自分自身の心に問いかけたことであろう。&br()里沙を救うために、世界を闇から守るために、危険な戦いに身を投じるべきなのか。&br()PCの、携帯の画面の前の読者にはその答えは自ずと明らかだっただろう。&br()&br()かくして8人のリゾナンター達は里沙が囚われている海上の牢獄へと進撃する。&br()そこに至るまでの過程で、リゾナンターの装備やデバイスを強化する為に行使された保田の力―“創造-クリエイション-”は既存の物体を自分の思うがままに作り変えるというある意味掟破りで、能力のインフレーションにも繋がりかねない能力であるが、読み手の多くは抵抗無く受け容れたようである。&br()それはこの能力を創造したないやいの人の、自分の中に思い浮かんだ光景を読む側に伝える為に、どんな労苦も厭わない創作姿勢に対する信頼がそうさせたのだろう。&br()&br()“創造-クリエイション-”によって創りかえられたリゾナンカーを駆って、海上の牢獄へと向かうリゾナンター。&br()飛来する攻撃を各々の能力を使って撃退する姿は、[[禍刻の人>http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/69.html#L]]の筆による[[『里沙ヲ奪還セヨ!』 >http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=84]]の一場面を彷彿させ、彼女達が身に付けている戦闘服の設定は、[[刃千吏の人>http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/69.html#M]]が[[『制服協議会―しろくろ―』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=146]]で産み出し、LIAR GAME作者が[[『メメントモリは姉との約束』>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=192]]で肉付けした戦闘服の設定にリゾナントしている。&br()そして何より海上の牢獄へとリゾナンターを運ぶリゾナンカーは、[[かなしみの人>http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/69.html#E]]の書いた予告編、[[かなしみ戦隊R34. Please!自由の扉>http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=230]]に登場したリゾナンカーの勇姿そのものである。&br()半年以上の時を経て、予告編は本編へと形を変えた。&br()異なる二人の作家の間で物語は継承された。 **ダクネチュ様 再開した『蒼の共鳴』本編でリゾスレの温度を上げたないやいの人がワンダ紺に参戦している間、スレを守るのは在宅戦隊ルスバンダーの任務である。&br()ホゼナンダーとは比較にならないくらい哀愁に溢れた名前の戦士の一人から、毎スレの冒頭毎に登場してくる里沙と[[ダクネチュ様]]とのやりとりの収録を求める声が上がり、サボティの手によってその要望は程なく実現した。&br()ダクネチュ様のネタを各スレからピックアップする作業の際に、ダクネチュ様を誕生させたのは、かなしみの人であったことが判明した。&br()『かなしみ戦隊』『かなしみ戦隊R』という連載作品が終了しても、『かなしみ戦隊S』やダクネチュ様を通して、リゾスレを見守るかなしみの人もまたリゾスレ発展の最大の功労者の一人と呼ぶことに、異論を挟む人はいないだろう。 **スレ違いじゃないやい Animatoという画像職人の手によって創られたさゆみとれいなが寄り添う画像が、さゆれなスレから借り出されてきた。&br()さゆれなスレに貼られるのと、リゾスレに貼られるのとでは画像から見出される物語が異なってくる。&br()1枚の画像に幾つかのリゾい妄想を含んだキャプションが付けられる中、正月三が日限定コテハン“ぴょん吉じゃないやい”さんが乗り出してきた。&br()ないやいの人の作品はまとめサイトの[Sayu-Rena]分類に収録されているが、そのレスポンスの速さと作品に漂う空気は改めて、作家ないやいの人のポテンシャルの高さを知らしめる結果となった。 **民衆の敵 リゾスレには何人かの生き字引が存在する。&br()迷い込んできたご新規さんにお勧めの作品の題名をテーマ毎に挙げたり、既存の住人のちょっとした質問に渾身丁寧な解答を寄せたりする生き字引が。&br()その夜の雑談の流れでこんな質問がスレに上がった。 393 名前:名無し募集中。。。 [] 投稿日:2009/01/04(日) 23:20:28.49 0 そういや光井さん水守能力が出てきたのは(16)205 『水守』 2008/09/28(日)だけ? さり気なく解答を寄せた生き字引の一人は、まるでそのついででもあるかのように作品の投下を宣言した。&br()その作風が熱烈な支持を集める作家、動画職人こと[[BGMの人>http://www39.atwiki.jp/resonant/pages/69.html#D]]の久々の小説、[[『テロル』 >http://resonant.pockydiary.net/index.cgi?no=709]]が始まった。&br()&br()上演中の劇場を襲った異国の特殊部隊と戦う小春と愛の姿を描いた同作は、ストーリーの一部に動画を組み込むメディアミックスの手法で、読者の度肝を抜いた。&br()卑劣なテロリストの要求に毅然とした態度で応じない小春。&br()そんな小春を責め苛む敵を圧倒的な力で葬り去っていく愛。&br()かなしみの底に沈む者達の心を鼓舞し、闇に魅入られた心悪しき者達を嘲弄するような台詞回しというこの作者の特質が最大限に発揮されたこの作品は、ややほろ苦い結末を迎える。&br()自分達の為に戦い傷ついた英雄、小春に容赦ない罵声を浴びせる愚かな民衆。&br()体も心も傷ついた小春を愛は、さゆみの癒しが待つ喫茶リゾナントに寂しく連れ帰る。&br()「リゾナンターをやめてもいい」という愛の言葉に小春は答えを返さない。&br()それはその必要が無いからだろう。&br()富の為でなく、名声の為でなく、自分が自分である為に彼女達は戦っているからだろうか。&br()圧倒的な興奮と静かな余韻を残しながら終わった同作が終了すると、何処からともなく多くのスレ住人が現れ、賛辞を述べていった。&br()中には翌日からの仕事初めに差し支えるという苦情混じりの賛辞を残していったものもいたが。&br()こんな風にしてリゾスレ初の正月休みは明けていった。 **オムライスは愛ガキの絆 前夜の興奮が冷め遣らぬ中、徐々に平常営業へ移行していきつつあるリゾスレで、ワンダ紺のMCから雑談に花が咲いた。&br()  >ガキさん曰く、苦手だと言うけど自分が最初に覚えた料理は愛ちゃんに教えてもらったオムライス 以来自分の得意料理はオムライスと言ってる

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