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ラクスの正義

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作品全体にかかわる重要事項ですので、慎重に検討を進めましょう。


ラクスの目的

ラクスの目的は「平和の維持」です。
平和とはラクスの隣人達が幸福である状態を指します。ただし、隣人の指す範囲は通常の人々のそれよりもはるかに広い範囲を指しています。

可能であるのならば、全ての人々が幸せであってほしい。ラクスは本気でそう考えています。

しかし、ラクスの統治によりかろうじて統一連合の体裁を保っては居ますが、リヴァイブをはじめとするレジスタンスは世界各地で新たな悲劇を生み出しており、必ずしもラクスの目指す世界は完成していません。

ラクスの手段

平和維持のため、ラクスは各地のレジスタンスに対して検挙するという手段をとっています。主な行動はライヒを中心とした統一地球圏連合治安警察が行っていますが、場合によってはキラアスラン配下の軍が動く場合もあります。

特にライヒの治安維持の手法は徹底しており、レジスタンスにとっては恐怖の対象となっています。

ラクスの考え

プロットにもある「愚者たちの試行錯誤」をラクスは認めていません。過去のナチュラルとコーディネイターの対立、パトリック=ザラの暴走、ブルーコスモスの台頭、わずか2年での戦争再発、ロゴスの暗躍などを経て、人々が無秩序にその思想を押し通せば、世界は際限のない戦争の繰り返しから抜け出せないと考えているからです。

ラクスが選択したのは「賢者の絶対正義」ですが、彼女自身は賢者役は自分でなくとも構わないと考えています。平和の導き手として、よりふさわしい人間が現れれば、いつでもその座を譲るつもりです。しかし現在のところ、適格者はいないと考えています。

さらに言えば、すべての人々が賢者たる資質を備え、永遠に平和を求めてゆく世界が理想だとも思っています。

それは夢物語だと言う事も彼女は理解しており、そのうえで賢者の役割を引き受けています。これを傲慢な態度と片付けるのは簡単ですが、現にラクスの支配が一定以上の平和をもたらしている以上、否定するのは容易ではないでしょう。

作品上におけるラクスの正義の扱い

様々な抵抗はあるものの、結果としてラクスの治世は平和を一定以上の品質で実現しています。

しかし、問題はラクスのカリスマによる部分が大きすぎるという点にあります。ラクスが一個人に過ぎない以上、全ての人の思いを受け止めることは事実上不可能です。

そのため、政府中枢にはラクスの信頼の置ける人物が集中的に配置される結果となり、そこには必然的に癒着が発生する構造が出来上がってしまっています。

作品上ではラクスが目指す正義はラクスの意図とは少しずれた形で実現されていることが表現されるべきです。

それでもラクスがその現実から逃げることはラクス自身が最も許せないというジレンマも表現されるべきでしょう。

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