ノーラッド王国・国境沿い 辺境の森
女の子「ひゃっ!?」
???「………………。」
???(いま……なにか聞こえたような……)
女の子の声「きゃあっ!!」
???(! 女の子の悲鳴!!)
僕が助けなくちゃ……!・私が助けなくちゃ……!
▼僕が助けなくちゃ……!
そちらの選択肢を選ぶと主人公の性別が男になります
本当にその性別(男)でよろしいですか?(いいえを選ぶと選択画面に戻ります)
はい・いいえ
▼はい
▼私が助けなくちゃ……!
そちらの選択肢を選ぶと主人公の性別が女になります
本当にその性別(女)でよろしいですか?いいえを選ぶと選択画面に戻ります)
はい・いいえ
▼はい
???「う……。僕(私)……気を失ってたのか(んだ)。」
???「でも、どうして……。」
???「…………なにも思い出せない。」
女の子の声「きゃあーーーーーっ!!」
???「そうだ! 女の子を助けなくちゃ!」
???(モンスター!?)
???「待ってて! いま助ける!」
???「……まずは武器を装備しなくちゃ! LボタンでLポケットを開いて……。」
???「ブロードソードを選んでYボタンで装備だ!」
???「準備OK! 相手に近づいてBボタンで攻撃しよう。」
???「相手を見失ったら、Rスティックで周りを確認だ。」
???「よし!」
???「大丈夫?」
震える女の子「……あ……う。」
???「危ない!」
???「ううっ……。」
???「2体も!? どっちから相手にしよう……。」
???「こんな時はRスティックボタンを押し込んで、相手をロックオンしてから、」
???「Rスティックの左右で相手を選ぶ……っと。」
???「敵の攻撃をかわす時はRボタンでフロントステップだ。」
震える女の子「ケガ……してる。」
???「これくらい平気……うっ。」
???「そ、それより、ここは危ないから安全なところまでいっしょに行こう。」
内気そうな女の子「きょ、今日こそ、1歩だけでも外に……!」
元気な女の子(がんばれ!
プリシラ!)
???「……! 町だ……。」
???「よかっ……た……。」
???「…………。」
???「………………。」
???「………………う……。」
内気そうな女の子「わっ! 目を覚ましたよ!」
元気な女の子「あたし、お母さん呼んでくる!」
威勢のいい男「うおぉぉぉぉいっ!!」
プリシラ「ひゃあぁぁぁっ!?」
元気な女の子「コラ!
むらくもさん! プリシラとひながびっくりしてるじゃん!」
むらくも「お、おお。すまん、
ルーシー。姪っ子が運ばれてきたって聞いたもんでな。」
ひな「おじちゃん……。」
むらくも「ひな! 無事だったか!!」
ひな「……うん。このヒトが、たすけてくれた。」
むらくも「あんたが! うちの姪っ子が世話になったな!!」
???「うわっ!?」
医者風の女「こらこらこら。私の患者を乱暴にあつかうんじゃない。」
ルーシー「あ、お母さん。いま呼びに行こうと思ってたんだ。」
ルーシーの母「うん、聞こえてた。」
ルーシーの母「私はこの町の医者で、町長も兼任している
シモーヌだ。」
シモーヌ「どう、調子は。痛むところはない?」
???「えっと……はい。体は大丈夫みたいです。」
シモーヌ「そう。なにより。」
シモーヌ「会話に支障がないなら話を聞かせて。」
シモーヌ「名前と誕生日は?」
???「えっと――」
『アレス(アリス)』でよろしいですか?
はい・いいえ
あなたの誕生日を入力してください
あなたの誕生日は〇の月 〇日(〇)でよろしいですか?
はい・いいえ
主人公「名前は、アレス(アリス)。誕生日は〇の月〇日です。」
シモーヌ「出身地は? どこから来た?」
主人公「それは…………。」
主人公「……すみません。なにも思い出せません。」
シモーヌ「思い出せない?」
シモーヌ「まさか、
記憶喪失……?」
主人公「…………はい。そうみたいです。」
むらくも「おい、聞いたか。記憶喪失だってよ。」
ルーシー「あたし、初めて見た。」
プリシラ「どうしよう……。」
主人公(……こまらせちゃったみたいだ。どうしよう。)
主人公(これ以上メイワクをかける前に、ここを出よう)
主人公「あの、みなさん。ありがとうございました。」
主人公「僕(私)はこれで失礼しま……」
プリシラ「そ、そうだ。うちに来てもらうのはどうかな?」
むらくも「おいおい、なに言ってんだ。ひなの恩人はうちで引き取るに決まってんだろ?」
シモーヌ「バカを言うんじゃない。」
シモーヌ「私の患者なんだから、当然、うちで面倒を見る。」
ルーシー「お母さんは記憶喪失の人をカンサツしたいだけでしょ。」
シモーヌ「それのなにが悪い? 医学の進歩のために、大きな意味がある。」
主人公「えっと……なんの話をしてるんですか?」
ルーシー「にぶいなぁ。見たらわかるじゃん? 誰がキミを家にむかえるか言い争ってんの。」
ルーシー「まったく、お人好しばっかり。ちょっとはアヤしみなさいよね。」
ルーシー「悪い人だったらどうすんのよ。」
ひな「そんなわけない……アレスくん(アリスちゃん)は、イイひとだもん。」
シモーヌ「ふむ。おそらくひなの言うとおりだろう。けど、ルーシーの心配も一理ある。」
シモーヌ「よし、ルーシー。」
シモーヌ「アレス(アリス)を署長室まで案内してあげなさい。」
シモーヌ「ソウルスフィアを調べればアヤしい人間かどうかはっきりする。」
ルーシー「ええっ!? なんであたしが? いまアヤしいって話したとこじゃん!」
プリシラ「えっと……それじゃあ、わたしが案内しようか?」
主人公「いいの?」
プリシラ「うん♪ 署長室は1階だよ。」
主人公「ありがとう。」
ルーシー「ちょっ、待った待った! あたしも行くって!」
【カメラについて】
カメラはRスティックで動かすことができます。
カメラのスピードや、リバースの設定は、
キャンプメニューの【オプションページ】で変更できます。
キャンプメニューは+ボタンで開きます。
【セーブについて】
本ゲームではオートセーブ機能により、自動的にゲームの進行状況が保存されます。
自分でセーブを行いたい時は、セーブポイントにアクセスしてキャンプメニューを開き、
【セーブ・ロードページ】で、ゲームの進行状況をセーブすることができます。
セーブを行うと、お話を進めるためのヒントが表示されます。ゲームの進め方に迷った時は参考にしてみてください。
ミニマップにもシナリオ上の目的地は表示されます。
ルーシー「署長室はここを降りて、すぐ右だから。ウロウロしないでね!」
(二階から外に出ようとすると)
ルーシー「ちょっと、ちょっと! どこ行くの! 署長室はこっちだよ!」
プリシラ「署長室はそこのドアだよ。」
(外に出ようとすると)
プリシラ「あ、アレスくん(アリスちゃん)! 外に出る前に、署長にあいさつしないと。」
プリシラ「署長室はこっちのドアだよ。」
(
スカーレットの部屋に入ろうとすると)
プリシラ「あ、アレスくん(アリスちゃん)! そのお部屋は勝手に入っちゃダメだよ。」
プリシラ「失礼します、
リヴィア署長。」
リヴィア「んあ~? なんだ、プリシラか。どうした?」
プリシラ「アレスくん(アリスちゃん)のソウルスフィアを登録しにきました。」
リヴィア「アレス(アリス)?」
リヴィア「ああ、れいの。目をさましたんだな。」
主人公「この子が……署長?」
プリシラ「うん。」
プリシラ「リグバースを守ってくれてる、Seed(シード)の署長さん。」
主人公「リグバース……Seed……?」
ルーシー「もう、じれったいなあ。」
ルーシー「リグバースは、この町の名前。Seedはここを守っている人たちのこと。」
ルーシー「ついでに言うと、キミがいるココはリグバース署の建物の中、」
ルーシー「キミが着ているのはSeedの制服。服がボロボロだったからあたしたちが着替えさせた。」
ルーシー「わかった?」
うん、わかった・もう1回
▼もう1回
ルーシー「しょうがないなあ。」
ルーシー「リグバースは、この町の名前。Seedはここを守っている人たちのこと。」
ルーシー「で、キミがいるココはSeedの建物の中。わかった?」
(選択肢に戻る)
▼うん、わかった
主人公「教えてくれてありがとう。」
ルーシー「お、お礼とかいいし。」
リヴィア「で、オマエはどこからなにしにこんなへんぴな町に来たんだ?」
主人公「それが、その……覚えてないんです。」
リヴィア「んむ? なんだそれは。」
ルーシー「記憶喪失なんだって。」
ルーシー「だからアヤしい人かどうかソウルスフィアを調べてほしいんだ。」
リヴィア「ほ~ん、なるほど。」
リヴィア「だったらそこに手をかざしてみろ。水晶がついてるやつだ。」
プリシラ「あの大きな水晶玉が、ソウルスフィアだよ。
キラキラしてきれいだよね。」
プリシラ「アヤしい動きしないか、ちゃんと見てるからね。」
リヴィア「ソウルスフィアは、きちょうなんだ。壊したらばっきんだぞ。」
リヴィア「……ジョウダンだ。まあ、きらくにやればいい。」
(署長室から出ようとすると)
リヴィア「んあ? どこにいくんだ? ソウルスフィアはこっちだぞ。」
主人公(これのことかな?)
プリシラ「ひゃうっ!?」
ルーシー「な、なななに!? どうなってんの!」
リヴィア(な、なんというルーンの力! こ、コイツは――!)
リヴィア「もういい! 手をはなせ!」
主人公「は、はい!」
プリシラ「び、びっくりしたね~。」
ルーシー「なんなの、キミ?」
主人公「僕(私)に聞かれても……。」
ルーシー「リヴィア署長、どうなってるの? こんなの見たことないんだけど。」
ルーシー「ふつう、ソウルスフィアっていろんな色にぼんやり光るだけじゃん?」
リヴィア「………………。」
ルーシー「署長?」
リヴィア「んあ? ああ。」
リヴィア「あんしんしろ。コイツにキケンはない。」
リヴィア「むしろ――」
リヴィア「いや、いい。」
リヴィア「とにかくアレス(アリス)のソウルスフィアにアヤしいところはなかった。」
プリシラ「よかったねえ、アレスくん(アリスちゃん)。」
主人公「う、うん。よかった……のかな?」
主人公「よくわからないんだけど、ソウルスフィアってなに?」
プリシラ「それはね、」
プリシラ「……なんだろ?」
ルーシー「人のタマシイのかがやきを数値化したものだってお母さんが言ってた。」
ルーシー「手をかざすと、その人のことがいろいろわかるんだって。」
ルーシー「だよね、リヴィア署長?」
リヴィア「ん、そんなところだ。」
リヴィア「それよりアレス(アリス)。」
リヴィア「行くあてがないならわたしのシゴトをてつだえ。」
リヴィア「いまSeedはゆいいつの正隊員が本部に行っていて人手ぶそくなんだ。」
ルーシー「あまりに人がいなくてあたしたちが手伝ってるくらいだからね。」
リヴィア「どうだ? いまなら住むところもサービスするぞ。」
主人公「うーん……。みんなを守る仕事なんて僕(私)にできるかな……。」
???「事件だーーーーーっ!!」
リヴィア「さわがしいぞ、
セシル。」
セシル「タイヘンなんだよ、リヴィア署長!」
セシル「ユキさんのメガネが神かくしにあったんだ!」
リヴィア「んあ~……つまり、ユキがまたメガネをなくしたんだな?」
セシル「そう……じゃなくて!」
セシル「神かくし! 大事件だよ!」
リヴィア「やれやれ……ルーシー。いっしょに行ってやれ。」
ルーシー「またあたし!?」
セシル「ほら、ルーシーさん! 急いで! 現場が荒らされる前に調査だよ!」
ルーシー「あーっ、もう!」
主人公「な、なんだか大変そうだね。」
プリシラ「セシルくんのまわりはいつもナゾと事件がいっぱいなの。」
リヴィア「こんなことが大ジケンになるのんびりした町だ。」
リヴィア「そうそうキケンなことはない。」
リヴィア「キオクがもどるまでのあいだだけでもいい。てつだってみないか?」
そうですね……。・わかりました。
▼そうですね……。
主人公「そうですね……。わかりました。やってみます。」
▼わかりました。
主人公「わかりました。やってみます。」
リヴィア「そうか! よしよし!」
リヴィア「ではさっそくシゴトだ。」
リヴィア「プリシラ、うらの畑につれていって畑シゴトをおしえてやれ。」
主人公「え? 仕事ってそういうのですか?」
リヴィア「Seedはじきゅうじそくがキホンだ。」
リヴィア「畑にかぎらず、なんでもやってもらうぞ。」
主人公「あはは……そうなんですか。」
プリシラ「それじゃ、行こうか。」
プリシラ「ここが畑だよ。」
プリシラ「じゃあ、さっそく畑仕事の説明をするね?」
はい、お願いします・いいえ、結構です
▼いいえ、結構です
プリシラ「ええ? どうしよう……。」(なにかわたし、失礼な事言っちゃったかな?)
プリシラ「ほんとに聞かなくて大丈夫?」
やっぱりお願いします・なんとなく分かる気がします
▼やっぱりお願いします
(「はい、お願いします」と同じ)
▼なんとなく分かる気がします
プリシラ「そっか……。わかった。そうだよね。」
プリシラ「リヴィア署長の見込んだ人だもんね!」
プリシラ「じゃあ、せめてこれだけでも受け取って。」
ボロのクワを受け取った。
ボロのジョウロを受け取った。
プリシラ「これ、署にあるお古だけど、畑仕事には必要だから。よかったら使って。」
プリシラ「なにか困ったことがあったらいつでも相談してね。」
主人公「うん。ありがとう。」
プリシラ「じゃあ、一度戻って部屋の案内をするね。」
Lポケットを使わなくても、武器と農具を持ち変えることが出来ます。
左ボタンで農具、右ボタンで武器に変更します。
▼はい、お願いします
プリシラ「よかったぁ。聞いてくれなかったらどうしようかと思って、ドキドキしちゃった。」
主人公(何もそこまで……。)
プリシラ「うん。じゃあ、まずは実践!」
プリシラ「ここの畑を耕すところからお願いできるかな。」
主人公「わかった。って言いたいところだけど……。」
主人公(なんだかズイブン荒れてるような……)
プリシラ「実は、ここ最近はそのままになってて……。ずっと、手入れされていない状態なの。」
プリシラ「だから、まずはおそうじかな。」
プリシラ「Aボタンで雑草や小枝なんかを拾って向こうにある出荷箱に入れてもらえるかな?」
プリシラ「Aボタンで雑草や小枝なんかを拾って向こうにある出荷箱に入れてもらえるかな?」
プリシラ「終わったら教えてね。」
(畑から離れようとすると)
プリシラ「アレスくん(アリスちゃん)! 畑はそっちじゃないよ。」
プリシラ「うんうん。バッチリ!」
プリシラ「ちなみにAボタンを押しっぱなしにして物をひろうと同じものだけ集められるよ。」
プリシラ「あと、出荷箱をロックオンしてから持っている物を投げると遠くからでも入れられるから試してみてね。」
プリシラ「じゃあ、次はこれをどうぞ。」
ボロのクワを受け取った。
プリシラ「キレイにした場所をクワで耕してみて。」
プリシラ「わからないことがあったら私に聞いてね。」
プリシラ「一箇所でも耕せたら私に話しかけてね!」
プリシラ「クワはLボタンでLポケットを開いて、Lスティックで選んでYボタンで装備だよ。」
プリシラ「耕せる場所にはカーソルが表示されるからBボタンで耕してみて。」
プリシラ「終わったら教えてね。」
プリシラ「うんうん。ちゃんと耕せてるよ!」
プリシラ「ちなみに良いクワを使うと、一度に耕せる範囲が増えるんだよ。」
プリシラ「じゃあ、次はこれ。」
カブの種を受け取った。
プリシラ「耕した場所に種をまいてみて。」
プリシラ「種はLボタンでLポケットを開いて、Lスティックで選んでYボタンで装備だよ。」
プリシラ「耕した場所にBボタンでパラパラっとまいてみて。」
プリシラ「終わったら教えてね。」
プリシラ「うんうん。いい感じだよ!」
プリシラ「種をまく時、Bボタンを押しっぱなしにすると、一度に広い範囲にまくことができるんだよ。」
プリシラ「じゃあ、最後はこれ。」
ボロのジョウロを受け取った。
プリシラ「種をまいた場所にジョウロでお水をまいてあげて。」
プリシラ「ジョウロはLボタンでLポケットを開いて、Lスティックで選んでYボタンで装備だよ。」
プリシラ「ジョウロには最初お水が入っていないからそこの水場でお水をくんでね。」
プリシラ「水場の方を向いてBボタンをおせばお水をくめるから。」
プリシラ「うん。それならお水がまけるはずだよ。」
プリシラ「種のある畑に向かってBボタンでお水をあげてね。」
プリシラ「終わったら教えてね。」
プリシラ「うんうん。よくできました!」
プリシラ「畑は毎朝かわいちゃうから、種をまいたら毎日お水をあげてね。」
プリシラ「雨の日は、ちょっとユウウツだけど、」
プリシラ「水まきしなくてもいいからちょっとオトクなの。」
プリシラ「っと。畑仕事については以上かな。」
プリシラ「こうやって畑を耕して、種をまいて、お水を毎日上げれば……、」
プリシラ「そのうち作物が育って収穫できるようになるよ。」
プリシラ「収穫した作物は、そのまま食べてもいいし、料理の材料にしてもいいよ。」
プリシラ「町の人に
プレゼントしたりすると、きっと喜んでもらえるんじゃないかな。」
プリシラ「もちろん、出荷箱に入れてお金に変えることもできるの。」
プリシラ「毎朝8:00に誰かが中身を回収しにくるから、売りたいものはなんでも入れておくといいかも。」
プリシラ「っと。とにかく、アレスくん(アリスちゃん)お疲れさまでした!」
プリシラ「あ、そうそうこれ!」
カブの種を受け取った。
主人公「え? いいの? こんなにたくさん……。」
プリシラ「いいのいいの。この畑をキレイにしてくれたお礼。」
プリシラ「私も楽しみなんだ。アレスくん(アリスちゃん)がどんな畑を作るのか。」
主人公「ははは……。ご期待に添えるかどうか……。」
プリシラ「アレスくん(アリスちゃん)ならきっと大丈夫だと思う!」
プリシラ「だってさっきの畑仕事だって最初からこんなにうまくできる人、なかなか居ないもん。」
プリシラ「さすがリヴィア署長の見込んだ人だなって。」
プリシラ「伝説の……なんだっけ? あーすナントカ? みたいな?」
プリシラ「アレスくん(アリスちゃん)ならきっと、この畑だけじゃなくて世界中を緑にしてくれそうな気がする。」
主人公「いや、そんな大げさな。」
プリシラ「ふふふ。でも、そうだったらいいなって期待してるんだ。」
プリシラ「小さい頃、絵本で読んだことがあるの……。大きな竜の背に乗ったその、あーすナントカさんが」
プリシラ「大地を耕し、蘇らせて……、ルーンを世界中に満たすっていうお話。」
プリシラ「すっごくワクワクしたなあって……。」
主人公「ルーン……?」
プリシラ「あ、ごめんなさい。」
プリシラ「ルーンっていうのは、元気? っていうか生命力みたいなものかな。」
プリシラ「アレスくん(アリスちゃん)もあんまり働きすぎるとルーンがなくなって倒れちゃうから気をつけてね?」
主人公「う……。」
プリシラ「わわっ、大丈夫?」
プリシラ「ご、ごめんね、ムリさせちゃって。今日はもう休もう。」
Lポケットを使わなくても、武器と農具を持ち変えることが出来ます。
左ボタンで農具、右ボタンで武器に変更します。
プリシラ「リヴィア署長が、この部屋を使うようにって。」
プリシラ「えっと。ここがアレスくん(アリスちゃん)の部屋になります。」
主人公「ええっ!? でも、ここってSeedの建物なんじゃ?」
プリシラ「うん、そうなんだけど……。」
プリシラ「2階は前から空き部屋だったし、隊員はここに住むものだって、リヴィア署長が……。」
主人公(こ、ここに……)
主人公「確かに、安全面は問題なさそうだね。」
プリシラ「でしょ? リヴィア署長も下に住んでるし、」
プリシラ「いつも誰かが出入りしてるから、何か困ったことがあったらすぐ相談に乗ってくれるよ。」
主人公「ははは……。なんか、それって逆なんじゃ?」
プリシラ「いいの。いいの。みんな誰かの世話を焼きたくてウズウズしてるんだから。」
主人公「じゃあ……、ご厚意に甘えようかな?」
プリシラ「うん。とは言ってもこの部屋、ベッドと、カレンダーと、映写機しかないんだけどね。」
プリシラ「カレンダーは今日の日付や、
お祭りなんかの日取りを確認できるよ。」
プリシラ「映写機は、過去におこったことを見ることができるキカイなんだって。」
プリシラ「最後にベッド。」
プリシラ「寝ると翌朝の6:00までぐっすりと眠って、HP(ヒットポイント)とRP(ルーンポイント)が回復するの。」
プリシラ「ちゃんと寝ないと疲労状態になったり、カゼを引いたりするから深夜前に、就寝するようにしてね。」
プリシラ「とにかく、疲れたら「寝る」だよ。」
プリシラ「えっと……こんなところかな。」
プリシラ「おつかれさま。今日はゆっくり休んでね。」
プリシラ「ごめんね、ムリさせちゃって。」
プリシラ「そこのベッド使って、ゆっくり休んでね。」
(別の場所に行こうとすると)
主人公「ふあ~あぁ……。今日はもう寝よう。」
プリシラ「おやすみなさい。」
最終更新:2021年08月01日 00:10