監督交代の経緯について


「ライジング」及び劇場版第1作目の「ビギニング」は、TV版監督のさとうけいいち氏(以下さとう氏)から、米たにヨシトモ氏(以下米たに氏)に交代している。
(但し、「ビギニング」はTV版の第1話~第2話がベースになっているので、さとう氏の名は「企画協力」としてクレジットされている)
時系列などをもとに当時の経緯や状況を振り返ってみると、いくつかの不審な点も浮かび上がってくる。

◆2011年11月13日のHERO AWARDSでの劇場版制作決定発表の時には、さとう氏の監督降板は決まっていたのか?

2011年9月17日に、TV版「TIGER&BUNNY(以下タイバニ)」は最終回を迎え、同日行われた最終回イベントにおいてNEXT PROJECTの発表、そして同年の11月13日『HERO AWARDS 2011(以下HA)』において劇場版の制作決定が発表される。
ところが、翌2012年3月10日にオープンした「ビギニング」の公式HPにクレジットされていた監督名は米たに氏であり、同日それに関する
さとう氏による謝罪が本人のツイッターによって発表された。
TIGER & BUNNY @TIGERandBUNNY
「劇場版 TIGER&BUNNY」の公式HPが本日3/10(日)よりオープンしました。
0:06 - 2012年3月10日https://twitter.com/TIGERandBUNNY/status/178134749632659457

さとうけいいち @keiichiree_Z
映画タイバニに関して。発表されました通り、さとうは、今回監督ではありません。
この数ヶ月間、各方面より熱い応援を頂き嬉しいながらも本当のコトが言えず苦しい思いでした。
裏切った形になり応援下さった皆様には誠に申し訳なく思っております。
22:09 - 2012年3月10日https://twitter.com/keiichiree_Z/status/178467597233307648
一連に関するtogetterhttp://togetter.com/li/270825

これだけを見ていると、監督交代を黙っていた数ヶ月間というのは劇場版公開決定発表後の事かも知れないが、 2011年11月13日から年内いっぱいでも約1ヶ月半、監督交代が決まったのが11月13日より後ならもっと短くなる。
HAで監督交代を発表しなかったのはどうしてなのだろうか?
また、制作スタッフの間でも監督交代について、発表されるまで詳細を知らなかった者がいた事が、当時のツイッターなどから確認されている。
shiraishi_unso/しらいしわたる 2012/03/10(土) 13:52:45 via TweetDeck
ボスが監督じゃない件についてhttp://www.tigerandbunny.net/world/index.html
shiraishi_unso/しらいしわたる 2012/03/10(土) 13:53:12 via TweetDeck
なんか関係者から色々聞いてるがのー
nagairumiko/永井・ゲキカラスキー・留美子(※永井留美子氏。TV版・劇場版共に色彩設計担当) 2012/03/10(土) 18:27:38 via web shiraishi_unso宛
@shiraishi_unso 本当のことを知らないのは私だけかもね・・・ま・良いです(^^;


nagairumiko/永井・ゲキカラスキー・留美子 2012/03/10(土) 15:24:40 via web
ま~落ち込んでいてもしゃ~~ない。発表されちゃったから・・・・後はベストを尽くす・・・それっきゃないです。
shiraishi_unso/しらいしわたる 2012/03/10(土) 15:40:25 via TweetDeck nagairumiko宛
@nagairumiko うむ・・


@xxxxxxxxx 2012/03/10(土) 16:02:49 via Janetter
そっかあ劇場版タイバニは監督変わっちゃうんだ・・・
nagairumiko/永井・ゲキカラスキー・留美子 2012/03/10(土) 16:13:53
@xxxxxxxxx 関わっている大半はTVから引継ぎですから、スパイスを効かせる役が代わってしまったという事です

(劇場版監督が発表された当時のツイッターより)

更に、TV版最終回より前の2011年9月6日に、米たに氏は「yonetanikantoku」のIDでツイッターを開始している。
ツイッターはじめました。右も左もわかりません。
とりあえずスタチャ女子さま、本日の取材、お疲れ様でした。from監督 @enmakun2011
yonetanikantoku/米たにヨシトモ 2011-09-09 01:01:18
(当時の米たに氏のツイッターより) http://favotter.net/status.php?id=111831486587613184

仮に、この時にはまださとう氏の降板が決定していなかったとしても、数ヶ月もの間監督交代に箝口令を敷いた(公式からの正式な発表がない限り、さとう氏が公式より先んじて発言するような真似はできない)のは何故だろうか?

◆さとう氏抜きで劇場版を作り始めたのはいつなのか?

「ビギニング」公式HPオープン直前の2012年3月9日の尾崎氏のツイッターによると、以下のような経緯があった事が窺える。
(尾崎氏のツイッターより。機種依存文字など一部編集)
『劇場版 TIGER & BUNNY』の監督について【1】:
劇場化の話が動き出して以降、さとうけいいち監督と話し合いを重ねて来ました。
前向きな気持ちはおありだったものの、T&Bよりも先に進んでいたいくつかの企画とのスケジュールの兼ね合いがありました。
#tigerbunny 7:00 - 2012年3月9日https://twitter.com/masa_ozaki/status/178133250009604096

『劇場版 TIGER & BUNNY』の監督について【2】:
それぞれに良き形を模索した結果、さとう監督には、劇場版は「企画協力」というかたちでバックアップして頂くことになりました。
後任として、TVシリーズにも関わって頂いた米たにヨシトモさんに監督をして頂きます。
#tigerbunny 7:01 - 2012年3月9日https://twitter.com/masa_ozaki/status/178133374513319936

「劇場版 TIGER & BUNNY」の監督について【3】:
米たに監督はTVシリーズにおいて、さとう監督と共に困難な内容を絵コンテで具現化して下さった方でもあります。
従来のテイストをきっちりと踏まえつつハイクオリティな作品をお届けしますので、是非ご期待下さい!
#tigerbunny 7:01 - 2012年3月9日https://twitter.com/masa_ozaki/status/178133483829473281
※ちなみに、尾崎氏は同じ日に、劇場版監督正式発表前の米たに氏の以下のツイをRTしている。
https://twitter.com/masa_ozaki/status/178148583600685056
宜しくお願いします☆ #tigerbunny RT @yonetanikantoku:
監督マン2号はネクストである。シュテルンビルトの平和を守るため、ファンの皆様のため、スポンサー企業様のため、
生中継されない街の片隅で、2部ヒーローとして、日夜せっせと地味に戦い続けるのである。
8:01 - 2012年3月9日 https://twitter.com/masa_ozaki/status/178133250009604096

また、劇場版監督の米たに氏も、さとう氏の監督降板に伴う自身への監督のオファーに対して、以下の様なコメントをしている。
──今回の劇場版は、TVシリーズのさとうけいいち監督から、米たに監督への監督バトンタッチがありましたね。

米たに
さとうけいいちさんは本当に忙しい方で、劇場版のスケジュールに合わせられなかったことがきっかけだったようですね。
元々、私は助っ人で入るつもりでいました。ただ、黎明期から企画の成り立ちを見てきたし、TVシリーズや
『HERO AWARD 2011』に携わった経緯もあったので、その流れで依頼していただいたと思っています。」

(ビギニング版KING OF WORKS内・米たに氏インタビュー記事より抜粋)
上記の事が真実で、さとう氏抜きで劇場版を作り始めたのがさとう氏続投を断念してからだという場合、

(1)タイバニ劇場化の話が出る
(2)さとう氏にオファー、何度も話し合い
(3)さとう氏断念。新たに劇場版の監督を選ぶ
(4)米たに氏へオファー。米たに氏とP陣で劇場版の構想を練る
(5)米たに氏ラフ、桂(正和)氏にデザインオーダー

という形になるだろうと予想される。

ところがここで、「タイバニ劇場化の話が動き出したのはいつなのか?」という話になる。
というのも、タイバニは放送前~当初から爆発的な人気や期待を得ていた訳ではなく、いわばダーク・ホース的な作品であったからだ。
それについては、尾崎氏が以下のような発言をしている。
2011年の放送中1クール目が終わるあたりから「何か新作映像を作ろう」という話が出てきました。
そこからさらにメインスタッフに相談し、さらに製作委員会各社やスポンサーにあたりをつけ、正式に映画化が決定したのは夏のタイミングになります。
ちなみに「HERO AWARDS 2011」は9月のTVシリーズ最終回の上映イベント「TIGER & BUNNY ~ありがとう!そして、ありがとう!!」と一緒に
8月上旬に企画したものなんです。TVシリーズが放送終了した時点では、もう劇場版制作に取りかかっていました。
(beginning オフィシャルヒーローブック p.72より)
これにより、TV版放送中の2011年夏の時点で、公式は劇場化の計画を進めていた事が分かる。
(また、キャラクター原案の桂氏は、サンライズ公式から劇場版の話をTV版最終回の頃には耳にしている事が判明している)
桂氏
「(劇場版の話を)最終回のときには聞いていたと思うので、2011年の9月前後だと思います」
(ビギニングパンフレット内・桂氏のコメントより抜粋)
しかし、ここから上記の2011年9月頃に桂氏にオーダーをしたという事は、果たしてさとう氏に話を通してからで間に合うものなのだろうか?
あるいはさとう氏と話し合いの途中で(場合によってはさとう氏にオファーすら出さずに)、既に「ビギニング」のロビンや「ライジング」のライアンなど劇場版のキャラクターを作り始めていないだろうか?

更にそれらを裏付けるような発言が、2014年2月9日の星空サンライズやライジング版KING OF WORKS(以下ライジング版KOW)内の米たに氏のインタビューから確認される。
米たに監督の描いた『The Rising』のラフの日付が2011年って、それTVシリーズ放映年じゃないですか。
#tigerbunny #hoshisun 6:35 - 2014年2月9日 https://twitter.com/hoshi_sun/status/432523110420451329

劇場版2本が同時に立ち上がった時、その段階ですでに脚本の西田(征史)さんが
高橋(悠也)さんと書かれた初期プロットがありました。
(ライジング版KOW内・米たに氏インタより抜粋)

※だがその一方で、米たに氏はライジング公開直前のマイナビニュースでのインタビュー記事では、ライジングの構想時期について以下のように答えている。
――最初に、『The Rising』の構想はいつ頃から練られていたのでしょうか?
米たに氏:TVシリーズが終わった後くらいから、映画を作りたいという企画はあったとうかがっています。
2014年2月7日マイナビニュース「タイバニ」最新作で生まれた"進化"とは?
- 米たにヨシトモ監督が語る『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』より http://news.mynavi.jp/articles/2014/02/07/tbr/

◆オファーはあった?なかった?

上記の尾崎氏のツイッターの通り、当時さとう氏は監督として映画『黒執事(大谷健太郎氏と共同。2014年1月18日公開)』及び『聖闘士星矢LoS(2014年6月21日公開)』の制作に携わっており、実際スケジュール的にも厳しかったのではないかという意見も多く見られ、「劇場版が当たれば、TV版タイバニの二期が始まって、監督マン(さとう氏)が戻ってくるかも知れない」との期待を抱いたファンも少なくなかった。

しかし、ライジング公開からまもない2014年2月12日、さとう氏のツイッターで「続編のオファーは来ていない」と発表される。(具体的な作品名は明記しておらず、後日ツイート
していた別作品とのどちらにも読めるが、文中タイバニを彷彿とさせるような単語も見られる)

※この発言について、一部のファンと思しき複数の人間がネット上で「さとう(監督)は、ライジング公開前に水を差した!」と憤る書き込みを繰り返していたが、さとう氏が実際にツイをしたのは下記の通り「ライジング」公開後なので、それは誤りである。
さとうけいいち‏@keiichiree_Z
なかなか濃い〜飲み会でした!ある作品の続編はもうやらないの?
と突っ込んで来る若いP様方々。。。やりたくてもできないんじゃないかなぁ〜と。
正直言うと……一度も続編のオファーがないからコメントしょうがないのだ!!
ぞと(こんな話あるある…辛っ)
日はまた昇る!でイイよね!
8:41 - 2014年2月12日https://twitter.com/keiichiree_z/status/433641933336883200

更にその後、さとう氏が監督を務めたTVアニメ『神撃のバハムートGENESIS(2014年10月~12月)』の原作であるCygames取締役の木村唯人氏(以下木村氏)のインタビューをはじめ、その他P陣の発言などでさとう氏の監督起用について述べられている。
──さとう監督の起用は何か思うところがあったのでしょうか。

当時さとう監督は、秋山ジョージ先生原作の3DCG映画『アシュラ(2012年9月29日公開)』の制作を終えたばかりでした。
なかなか重たいテーマを題材とした作品なのですが、こういった作品を真面目に作る人と仕事がしたいと素直に思いました。
(木村氏インタビュー記事より一部抜粋) http://gamebiz.jp/?p=138553

ニコ生振り返り上映会直前キャストトーク祭り!まとめより

木村唯人Pに質問
・さとう監督にオファーした理由
竹中Pが監督の作品(アシュラ)を好きだった

『神撃のバハムートGENESIS』夜のファンタジー第八夜まとめより

・監督に依頼したわけ:MAPPA(アニメーション企画・制作会社)に大変な事やってくれという発注、アシュラみて監督に決めた
・僕が宣伝するのもなんだけど、アシュラ見て欲しい(サイゲ竹中さん)

・Pと監督マンの初対面:何故かMAPPAの社長同席で、これはたいしたプロジェクトだ、構え方が違うと思ったが
その日は社長が別企画の映画のネタを熱く語って終わってしまった、冗談かと思った
別の日、撮影所裏に大塚Pが来てマジメに依頼された

上記の『神撃のバハムートGENESIS』の監督オファーの経緯から、さとう氏は当時のスケジュール的にもその気になれば劇場版「タイバニ」の監督または監修が決して不可能ではなかった事になる。
つまりサンライズ側は、はじめからさとう氏に劇場版「タイバニ」のオファーをしなかった、あるいはするつもりがなかったのではないだろうか?

◆TV版監督が一切ノータッチなTV版総集編

更に劇場版第2作目「ライジング」の公開を記念して、公式は2012年12月21日・2013年1月29日にTV版の総集編にあたる『TIGER&BUNNY SPECIAL EDITION』(以下『スペエディ』)をリリース。(全2作。TV版をバーナビーとワイルドタイガーそれぞれの目線で振り返る構成となっている)
しかし、ここでもTV版監督のさとう氏は制作はおろか編集・監修など一切関わっていないどころか、米たに氏のツイッターで確認するまで『スペエディ』の存在自体を知らなかった。

ライジング公開を記念して発行されたBrosのファンムックでは、TV版終了後に『スペエディ』制作の話が決まっていた事が、プロデューサーの田村一彦氏によって明らかにされている。
田村氏は他にも同誌のインタに於いて『タイバニ』誕生の経緯等を、まるでTV版監督だったさとう氏の存在をなかったかのようにも取れる発言を繰り返していた。
(詳細は別項目にて)

(劇場版『TheBeginning』の発端についての質問に対して)
田村氏TVシリーズが終わった後、総集編のDVD『SPECIAL EDITION』の話も決まっていましたので、
単純に全体の総集することはないな、と。
(脚本担当の)西田さんとお話していて、やっぱり最初の話をもう一度膨らませたいというところに行き着いたんです。」

(※Brosファンムック内、田村氏インタビュー記事より抜粋)
そんなさとう氏のリアクションに対して、米たに氏は「こちらもビックリしました」「関係者が言い忘れただけだと思います」と(TV版の総集編ならばTV版監督であるさとう氏も関係者ではないのだろうか?)返しているが、さとう氏とのやり取りよりも以前に自身のツイッターで『スペエディ』に関する事を呟いている。

さとうけいいち‏@keiichiree_Z 2012年10月25日
ダブルチェイサーにオザキングと乗って記念写真撮ったら!って言われたけど流石にやめといた(笑)
あっデリューナイト、イケてました!アキバレコーナーにて!

米たにヨシトモ@yonetanikantoku 2012年10月25日
@keiichiree_Z お疲れ様です!タイバニTVシリーズの総集編も少~しだけ手伝わせてもらって感謝です!
そして感謝です!アシュラも鑑賞させてもらいました!原作の完結編が主軸だったのね~。
海外遠征羨ましい(笑)!今後も色々忙しいと思いますが、胃腸管理万全に頑張ってください~♪

さとうけいいち‏@keiichiree_Z 2012年10月25日
@yonetanikantoku えっ、タイバニTVの総集編???ソレ、何か解りませんが(汗)
お疲れさまで~す!(因みにそーゆのってTVの監督が編集しないモノなんですかね?)
次回作品もワールドワイドに頑張りたいと思います。監督もお身体に気を付けて下さい!(`_´)ゞ

米たにヨシトモ‏@yonetanikantoku @keiichiree_Z 2012年10月25日
公式告知されていますが自分も詳細は知りませんよ~。
社内で手伝ったのは、本編とは独立したオマケパートだけです。
前後編の2部構成のようですが、編集はこれからなのかもしれませんね。Pに訊いておきます。
お互い、歳には勝てないので(笑?)自愛しつつ頑張りましょ!

さとうけいいち@keiichiree_Z 2012年10月25日
@yonetanikantoku そーなんですか。正式には聞いた事無いですね・・・。とりあえず、映画頑張って!。
どんな内容か気になりますが面白い作品に仕上げて下さいまし〜(^-^)/

米たにヨシトモ ‏@yonetanikantoku 2012年10月25日
@keiichiree_Z 予想に反してビックリさせてしまったようでスミマセン。こっちもビックリしました(汗)。
おそらく関係者が言い忘れただけだと思いますが、スペシャルエディションとして出ます。
いきなり決まったので、スケジュール全然なくて大変ッス。マメに連絡とるようにしますね~☆

さとうけいいち ‏@keiichiree_Z 2012年10月25日
@yonetanikantoku いえいえ、監督が謝るコトではありませんよ。
こーいう事は本当は連絡来るのですがね。おのれぇ〜ウロボロス!!

(『スペエディ』に関するさとう氏と米たに氏のツイッターでのやり取りから)
https://twitter.com/yonetanikantoku/statuses/261449867665211393

米たにヨシトモ @yonetanikantoku  2012年9月28日
今、作業しているのはタイバニのスペシャルエディション新作パート。
それほど多くはないものの、期限内で作るにはそれなりに労力を必要とするんだってば。
田村Pが発言しているので、もうつぶやいても大丈夫と判断したけど…。
ダメなら殺してルナティック♥

(米たに氏のスペエディに関するツイートより。日付からさとう氏と上記のやり取りをする約1ヶ月前なのが解る)
またほぼ同時期に、プロデューサーのひとりである田村一彦氏(以下、田村氏)も、『スペエディ』について発言をしていた。
たむりん@tamura98961759 2012-09-28 10:56:39
こんなにも応援頂けるなんて…生きててよかったです。
アニメの仕事していて20年以上になりますがこんなにも幸せな事はありません。
スペシャルエディション新作、ライジングも皆さんの期待に応えられるよう頑張ります!

(当時の田村氏のツイッターより)
これらの事から、米たに氏同様田村氏も『スペエディ』制作にあたり、さとう氏には一切の連絡をしていなかった事が窺える。
そして、さとう氏は現在も「タイバニ」の制作その他公式絡みで活動する事は皆無である。
(チャリティの色紙で通称『クソスーツ』のワイルドタイガーを描いた事はあったが、それはTV版及び劇場版のヒーロースーツをデザインした桂氏によるものではなく、さとう氏自身のオリジナルデザインだからである)

【追記】
2016年4月2日に、公式ツイッターからタイバニ5周年を記念して同年8月11・12日に東京国際フォーラムにて「THE SOUND OF TIGER&BUNNY 2016」の開催が発表され、当日に作曲家の池頼広氏とのスペシャルトークを行う旨がさとう氏のツイッターからも確認された。
実にTV版終了から約5年ぶりの、さとう氏のタイバニ公式イベント参加である。
(※2015年09月19・20日にパシフィコ横浜国立大ホールにて開催された「The Sound of TIGER&BUNNY」では、観客として訪れていたのみ。同イベントのパンフレット内でさとう氏からコメントが寄せられていたものの、他のスタッフとは異なりさとう氏のみQ&A方式によるものであった。

さとうけいいち‏@keiichiree_Z · 4月2日
★~5周年おめでとう!8/11・12東京国際フォーラムに是非起こし下さい!!
池 頼広氏とワイルドにタイバニ的スペシャルトークします!
スペシャルって何をどうなのか解りませんけどもタイバニステージ初なのでよろしくね!
https://twitter.com/keiichiree_Z/status/716294348858466304?lang=ja(さとう氏のツイッターより)
最終更新:2016年10月07日 20:33