◆MJ版について


ミラクルジャンプ(MJ)は、2011年1月13日に隔月刊誌として創刊され、MJ版タイバニはN°05より連載開始。
TV版本編と多少展開の違いはあるものの、連載開始当初はほぼTV版の設定に沿いつつスピンオフ・サイドストーリー的な要素も盛り込まれていた。

その後、MJの2013年6月25日発売のN°15でリニューアルの為の一時休刊に伴い、当作品も休載。
2014年4月15日にMJが月刊誌として再開と同時に連載も再開されたが、休載前のTV版準拠の設定から一転、舞台をライジング終了後の世界に移しており、時折過去のエピソードとして時間軸がTV版やライジング直前の話なども見られるが、現在ライジング以降の物語が描かれている唯一のタイバニ作品である。
※2016年10月号をもって連載終了。

コミカライズのシナリオ担当は、TV版で西田氏と共同脚本の経験もある脚本家の吉田恵里香氏(PSP版「TIGER&BUNNY・ヒーローズデイ」のシナリオも担当)で、作画担当は漫画家の上田宏氏である。

ライジング以降の物語ではあるが、TV版の頃のような新たな展開や大掛かりな事件や組織の陰謀のような類はなく、ヒーローのちょっとした日常に時折事件が絡んだエピソードを中心に連載が続けられており、「ライジング」の終盤でコンビ再々結成はしたものの、「貴方がいれば僕が引き立ちますから」というバーナビーの台詞の通り、二人の関係は対等なバディでなく街の英雄バーナビーと、その引き立て役タイガーの状態で進められている。
話の展開も殆どが「虎徹がドジを踏んで仲間や周囲に迷惑をかけ、その一方でバーナビーが華麗に活躍または虎徹や他のヒーロー達をフォローして解決する」でほぼ全てが片付くほど単純明快である。


◆各エピソードについて


連載再開以降の各エピソードについて検証する。詳細は以下のリンクを参照。

  • MJ版#17 個人的事情に、一般人を利用するヒーロー。
  • MJ版#19 パオリンがベリショになった理由も、その他諸々の理由も、とにかく全部虎徹のせい!
  • MJ版#20 正義の壊し屋、バーナビー!?老人の願いを叶えるのは、古参の説得より英雄の奇策
  • MJ版#21 引き立て役に花を持たせてあげる、街の英雄のお慈悲
  • MJ版#Re17 中小企業にも劣る、アポロンメディア法務部の能力
最終更新:2016年11月18日 06:33