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27.B.Knights - (2010/02/23 (火) 12:28:58) のソース

**DREAMER 27話「B.Kights」

長い階段を駆け上るケンらであった。

tiku「はぁはぁ。」
hiro「長すぎるんだよ.....コノ建物どんだけデカいんだ?」
あや「そろそろ辛い。」
彩果「何いってんの!?たぶんまだ先は長いんだから。」
ケン「こんなトコで疲れてたんじゃもうだめだな。」
tiku「光が見えるよ!」

光の先へ行くと、また広い部屋にでた。
さっきと構造は同じで広さも同じくらいだ。

ケン「何が起きるんだ!?」
あや「油断は禁物だよ。」

そのとき、部屋の壁から十の黒い扉が現れた。
しかし、ひとつだけ今まで通ってきた木でできた茶色の扉があった。
そして、黒い扉が開いた。

バンッ!!ババババッババン!

扉が次々と開いていく..............
その扉の先から何か、影がたくさん見えた。

ガシャン!ガシャン!ガシャン!シャン!シャン!................

黒い、鎧を着た騎士が十の方向から音を立てて出てきた。
騎士たちは列になっていて次々と扉から出てきた。
その手には槍や剣が握られていた。
どんどんこちらに迫ってくる。
ケンたちは武器を発動させて構えた。
ケンたちとは5mほど先で黒い騎士らは止まった。

ケン「あやと彩果は先に行ってくれ。後から追いつく」
彩果「え!でも....。」
hiro「お前らをこんなやつら相手に戦わせたくないんだよ。」
あや「でも.............。」
tiku「先に行って。ここは必ず食い止める。」
彩果「わかった。」

あやと彩果は風に乗って騎士たちの頭を越え木でできた扉から出て行った。

hiro「さぁどうする??」
tiku「あんなカッコいいこといっちゃって。」
ケン「まぁ倒せばすむことだ。」

3人は背中合わせになって深呼吸をした。
それを合図に戦いが始まった。
倒しても倒しても次々に扉から出てくる。
扉を壊そうとするが、すり抜けて壊れない。
時間が経つにつれどんどん数が増えてきた。

hiro「これじゃきりがない......。」
ケン「これじゃさっきと同じだ。」
tiku「じゃぁ、ケンは先行ってよ。」
hiro「そうだ、あやたちの後を追っていってよ。」
ケン「だがこの数を.....。」
tiku「気にすんな。信じろ俺らを!」
hiro「スキを作るからその間に行ってくれ!」

tikurinとhiroyaはアイコンタクトで合図をすると、hiroyaが騎士に向かって走っていった。

hiro「くらえ!ビッククラッシュ!!!!!」

hiroyaが床に攻撃をすると床がめくれて木の扉へと道ができた。
そのスキに後ろから騎士たちが攻めてくる。

tiku「させるか!!!」

tikurinは身の丈ほどの双剣を床に刺した。

tiku「くらえ!バンブーランス!!!」

双剣がミドリに光ると、騎士の集団の下から数百本ほどの竹やりが突き出てきた。
騎士は串刺しになって動けなくなった。

T&H「行け!ケン!!」

ケンは扉に向かって走った。

ぽたっ。ぽたっ。

ケンの目には涙があった。

ケン「くそっ。ミンナ..............。」

ケンは涙を手で拭うとあやたちを追って階段を駆け上がっていった......

&link(第28話>>){28.aqua tornado}
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