炊き出し当日 朝
警備スタッフを指揮する蒼燐の場合。
蒼燐「おはようございますー」
警備スタッフ「おはようございますー」
蒼燐「いよいよ本番です、多くの方の来場が見込まれますので、気を引き締めていきましょう。」
蒼燐「特に子供やお年寄りの方には十分気を配ってください。」
蒼燐「特に子供やお年寄りの方には十分気を配ってください。」
だが開場を待つまでも無く、現場は騒然となった。
大量の食糧の運搬・仕分けでてんてこ舞いとなっていた。
大量の食糧の運搬・仕分けでてんてこ舞いとなっていた。
三毛猫猫士「この鍋の山はどちらにゃーーー」
蒼燐「鍋だったら鍋の国の担当の人に聞いてー」
ボランティアスタッフ「・・・この良くわからない食材は何でしょう?」
蒼燐「えーと、なっこ食堂用みたいです。」
ボランティアスタッフ「何に使うんでしょう???」
蒼燐「気にしないほうが...」
ゲート担当者から無線
「ながみ藩国から食糧が届きましたー」
「ながみ藩国から食糧が届きましたー」
蒼燐「おぉ、ありがたい。」
一時間後。
黒猫猫士「このねぎはどこにおけばいいのかにゃ?」
蒼燐「え、えっと、4番目の厨房にお願いします...」
蒼燐「(一人でやるには無茶だったなぁ...まぁ人手不足だししょうがないか)」
彼はこの後調理も手伝うことになっている。すっかり忘れているようだが。