電信通信機

エンジン・フォン
遠く離れた相手に声や文字を伝える機関機械。我々が言うところの電話だが、原動力は蒸気機関である。かつては文字のみしか送受信できなかったが、現在では音声通信可能のものが普及している。
小型化も進み携帯ができるようになり、懐中時計型のものや宝石つきのブランドものなども登場し、ファッション感覚で持ち運ぶ若者もいる。普及に伴い英国では電信通信機=小型の電信通信機を指すものとなった。ちなみに動力の補給の事は充電ではなく「充填」と呼ぶ。
シリーズ中でもよく登場し、学生であるメアリ・クラリッサ・クリスティネオン・スカラ・スミリアも携帯型を所持している。

普及の経緯

機関革命当時には上記のように文字の送受信しかできず、音声での対話が可能となったのは1890年になってからだった。しかもどれほど優秀な碩学機械でも据え置き機械が必要であるのが常だった。
しかし20世紀前後になって『映像の送受信』『機械の超小型化』という革新的な発明を経て、普及の土台が出来上がる。特に小型化に関しては《十碩学》の3位である《機関の女王》レイディ・エイダが、当時の憂鬱な気分を紛らわすために電信通信機の分解と再構築をしていたところ小型化に成功したという。
さらにそこに当時最新の概念であるインガノック・テクノロジーをレイディ・エイダは取り入れて、前段階での問題点であったコストまでも解決し、瞬く間に超小型電信通信機の量産に成功。英国、特に『機関都市ロンドン』を中心に普及させる。
なぜカダスではなく西亨の英国なのかは定かではないが、軍事優先の自国よりも文化との親和性の高い英国へ最優先にこの技術を供与したのだという噂もあるらしい。

『映像の送受信』の技術はカダス由来のものであり、未だ量産はされていない。しかし一部の国都市には、映像ラジオ携帯秘書装置といった類似技術が試験的に普及している。

関連人物


  • 十碩学は相変わらず裏ですごいことしてるなww -- 名無しさん (2013-05-04 21:35:32)
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最終更新:2013年05月04日 21:37
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