概要
機械帯（マシンベルト）試作２号被験体として
《結社》に生み出されるも離反した完全
機関人間。タイプ・
モラン後継機。女性機体であるとも、男性機体であるとも言われている。
テスラが救うことのできなかった、言わば弟（妹）にあたる人造人間である。
来歴
《黄金王》による基幹計画第二段階の対象であり、刺客である合成人間や蒸気機関兵器群を撃滅し続け、 《結社》騎士団系閥の中位組織《暗黒管区》を潰滅せしめたが1909年に３体の兄弟機を破壊した後に自壊する。
しかしその後、確かに死亡が確認されたはずであるの彼と同じ姿、同じ声の同名の存在が発見される。その正体は
消えゆく世界から逃がされた別世界におけるもう一人のマキナであった。
能力
形態変化……機関帯を起動することにより形態を変化させる。全身真紅で紅い涙の如き模様が瞳の下から顎にかけて浮かび上がる。
装備
機械帯……テスラの試作１号帯の「後」に作られた。 1号帯と同じく変身機能がある。
マキナ(深闇のセレファイス)
マキナの機能停止後に突如出現した、もう一人のマキナ。その正体は、ここではない世界で
死亡した正義の味方の情報を基に生み出された人造人間である。
来歴
ミスター・ヴァイスハウプトが発狂の末に導き出した「マギ抹殺」の回答であり、その能力に対して《希望の砦》や《結社》が付けた通称はザ・スチーム。
やがてローゼンクロイツの養子となり、彼のことを「父さん」と呼び慕う。《結社》との最終決戦時には《希望の砦》のメンバーと共にマギへ挑むが敗北し、謎の
碩学機械によって世界線を越えて別世界に渡ってしまった
ミスター・ヴァイスハウプトを追ってやってきた。
ちなみに「母さん」は
ヒルド・ロメ・ダルクであるらしい。
能力
形態変化……戦闘機動時には半身真紅、半身蒼色で白い長襟巻を着用する。
その他にもマキナの元になった
ニコラ・テスラの様に雷電を操り、詳細は不明だが彼の異名の由来になったと思われる"世界を書き換える靄(スチーム)”なる能力も扱う。
装備
機関帯……機能停止した「この世界のマキナ」から受け継いだ物。機動時の形態は異なっている。
深闇のセレファイス・了での活躍
《結社》と《希望の砦》の最終決戦にて、ローゼンクロイツと共にマギと戦うものの、その圧倒的な力の前に敗北する。ローゼンクロイツはマキナを生かすためにマギもろとも自爆、生き残ったマキナは
アスルが操作する謎の碩学機械の力で消滅する世界から脱出した。
別世界にへ渡ったマキナは、そこで死につつある「この世界のマキナ」と出会う。息絶えるもう一人の自分の最後を見届けたマキナは、彼の腰に巻かれた機関帯を受け継ぎ、どこかへと歩き出した。
余談
マキナの一人称は正史世界では「俺」、セレファイス世界では「僕」であるが性別は不明である。
桜井女史は「せっかくの●性設定なので、えろすな方向にしたい」「無性も両性も、それぞれにロマンががあると思います」「可変（らんま）もいいですね(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)」
というコメントを残している。
元ネタ
古代ギリシアの演劇において、劇の内容が錯綜してもつれた糸のように解決困難な局面に陥った時、絶対的な力を持つ存在（神）が現れ、混乱した状況に一石を投じて解決に導き、物語を収束させるという手法を指したデウス・エクス・マキナ (Deus ex machina, Deus ex māchinā）
登場作品
関連人物
- スチパン本世界のマキナは仮面ライダーで、消えゆく物語世界のマキナはキカイダーなのか -- 名無しさん (2013-11-15 23:08:53)
- こりゃ次回作に絡んでくるな -- 名無しさん (2013-11-16 15:36:40)
- らんま押し -- 名無しさん (2013-11-17 09:28:20)
- 性別不詳のポルシオンに続く性別不詳キャラかw両性やトランスジェンダーネタも多いからなスチパン -- 名無しさん (2013-11-17 17:04:30)
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最終更新：2020年10月06日 22:17
