情報空間

概要

都市インガノック数秘機関技術の一つ。
正確には空間ではなく、意識を没入させて機関に蓄積された情報を書庫のような空間として認識しているだけ。
接続することにより機関内のあらゆる情報を容易に得ることができる。書庫の本を読んで覚えるような必要はなく、必要な情報を閲覧するだけで脳に刻まれ記憶される。
情報蓄積機関一つにつき一つの情報空間が存在している。本来なら閉ざされた空間であり、一つの情報空間からその他の情報空間へは移動できないが、一流のハッカーならばそれを可能とする技術を会得している場合もある。
非常に利便性の高い空間ではあるが、機関接続器やクリッター、違法なアクセスならば企業の用意する罠など、相応の危険もある。
その他特筆事項として、内部時間が外と異なっている。ここで一秒経過しても、外では一万分の一秒しか経過していない。

関連用語

アクセス
西亨からの外来語。接触、接続の意。
情報空間への没入を意味する言葉。

ウォレス情報空間
ウォレス情報網により形作られる情報空間の一種。
都市インガノックにおけるものとは異なり、直方体と立方体による山や林が存在している。
時間感覚も正常であり、外と異なったりということはない。

機関接続器
情報空間への没入のために必要なもの。これを機関の接続口に接続して意識を没入させる。
大抵のハッカーは高度な手術によってこれを頭に埋め込んでいる。
外付けのヘルメットのような物ならハッカーでない人間でも扱えるが、鼻と耳から血を噴き出し高確率で死ぬ。

高密度情報体
生体のこと。情報空間の中で生体はこのような言葉で認識され、情報の一種として扱われる。

虫食い
インガノック下層の荒事屋や企業間で使われる用語。
自身が情報を閲覧した後、他の人物が情報を得られないように空間を荒らすようなハッカーを指す。

関連項目


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最終更新:2013年10月14日 13:46
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