終焉の氷槌(コラプスコメット)

人物像


 グリナテッレ帝国の所持する生きた兵器、「栄光と終焉の神具」のうちの一体。
 嘗て北の大地の広くを支配していた人間の王が隣国の不死王の技術やその他を注ぎ込んで作った魔法生命で、氷の鎧を纏ったゴーレムのような姿をしている。
 非常に大きな体躯をしていて、戦いを己の全てとするような性格。
 何処までも伸びる巨大な右腕を持ち、腕の先には北の大地全土から魔力を吸い取る装置が付いている。
 攻撃方法はいたって単純で、腕を空に打ち上げて、魔力を吸い取り、氷塊を生み出して、落とす。
ただその氷塊が隕石のように巨大で、落下地点にクレーターを残すほどの威力を持ち、彗星落しと呼ばれる。
 人間の王が使用していたころの魔力の源は精霊から人間まで無差別だったが、狂王の下で改造されて、契約した精霊に限定され、また人魔大戦?前までには狂王に一度も使用されていない。
 普段は地下の兵器庫で過ごしていて、まさに起こらんとしている人魔大戦に胸が高鳴る思いでいる。

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最終更新:2013年05月11日 14:42