豊穣神コク
人物像
北方の暗黒帝国
グリナテッレの食糧生産を司る重臣たる精霊。
栗色の髪と碧眼を持つ少女の姿をしており、狐のような大きな尻尾と耳を持つ。
高貴な魂を持つといわれる精霊としては珍しく性格は素朴で面倒見がよく、喋り方には田舎くさい訛りがあり、エプロンに麦藁帽とラフな格好をしている。
昔は辺境の国で恵みを齎す精霊として崇められ、何不自由の無い生活を送ってきたが、土地の精霊を排し魔法を使い食料生産する技術が確立され、彼女はお払い箱となり、泣く泣く故郷を出て安住の地を探すも既に時代は魔法万能主義、土地の精霊の機嫌を伺いながらする農業は時代遅れで非効率といわれ住む地は見つからず、旅を続けるうちに大陸の北限まで来てしまい、もういっそ人との交わりを絶って北の森で静かに暮らそうと思っていた所、持続可能な食糧自給の方策を考えていた帝国の
狂王アドルファスに出会い拾われる。
彼女の仕事は多忙(?)な狂王に代わってグリナテッレの土地の精霊の世話をし、民衆に魔法に頼らず呪術汚染を引き起こさない、長期的に可能な農業を指導することである。
関連事項
最終更新:2013年05月20日 01:56