リビオン - 幻想世界事典 第二版

リビオン

人物像

　グリナテッレ帝国に時折やってくる不思議な行商。
　引きずる様な丈のローブをまとい、フードを深く被っており顔はよく見えない。
　少年とも少女ともつかない中性的な低い子供の声で話す。
　背丈は成人男性の3分の１程度で、角があるのだろうか、フードには二本の盛り上がりがある。
　売り物は背負った箱一つ、売値は安いが、箱の中身を手放してはならないという条件付。
　中身は埃を被ったただの本から、ボロボロの道具、行き倒れた精霊、巨大な古代兵器まで様々。
　共通点は一つ、（歴史的価値まで含めて）人々から必要とされなくなったもの。
　時に狂王の一計によりそれらは蘇り、新たな力となり、あるときは他の者によって思わぬ使い方をされ、騒動の引金となる。

関連事項

• グリナテッレ帝国
• 事象龍

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