テル・ワルロフⅥ世

人物像


 グリナテッレ帝国に住まう、生きた甲冑。
 銀を基調とした、すらりとした体は美術品として見ても美しいほど。
 その昔、人の王により反魂術で作られ、操り人形のように使われていたが、狂王の取り計らいによって不正な契約は破棄され、生前の人格を取り戻し、今では街の警備兵の長を勤めている。
 言葉遣いや物腰は紳士的だが、欲望に忠実な性格であり、天気の良い昼下がりには立ったまま寝ていることもある。
 しかし、その裏表の無さから民衆や部下からの信頼はそれなりに厚く、また検挙時の働きは誰よりも優秀で、犯罪者を見つけたときは鎧と思えない速さで走り、人の域を超えた槍術と不死身の体をもってして相手を追い詰める。

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最終更新:2013年05月11日 23:13
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