ファラリス

人物像


 グリナテッレ帝国にて解体業を営む姉弟の弟の方。アペガという姉がいる。
 牛の角の生えた、くしゃくしゃ髪で引っ込み思案の男の子。
 何でも喰らい、角から金管楽器の音を立てつつ煙を出して灰に変える。
 彼ら姉弟にかかれば大きな建物も瞬く間に崩れ去り、瓦礫は灰の山となる。
 元々は人の王が北を統治していた頃、「栄光と終焉の神具」などと共に作られた魔法生命で姉弟とも反逆者を拷問、あるいは処刑するための道具であった。
 しかし、拷問だのの下賎な趣味を持たない新統治者=魔王の計らいで新たな役目を与えられ、人の王の作った下らないハコモノを破壊するのに一役買ったらしい。
 今は遺物の解体も大方終わり仕事が減ったので、魔王の城で人の王に作られた道具仲間たちと共に暇をもてあましている。

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最終更新:2013年05月12日 00:09