レオラ・ドールト
魔同盟小アルカナ
『 杖の2 / 楽園の綴り手 』
人物像
狂王アドルファス直属の秘書官として彼に付き従う、丸メガネと神官服に身を包んだ
ベルガ族?の女性。
肩書きは秘書官だが、実質的には官僚のトップとして
グリナテッレ帝国の行政全体を統括しており、時に主の承認を得て臨時代行を勤めすらする。
ポジティブで忍耐強い性分であり、行動力も高くフットワークが軽い。
戦闘力や魔力は皆無と言って良く、また創造性や革新性も持ち合わせないが、合理性や効率性を追求し理想を可能な限り現に沿った計画として実施する手腕は卓越している。
自分の才覚を見出して重用した狂王に心酔しており、彼絡みの事柄ではテンションが吹っ切れて暴走する事もある。
『楽園の綴り手』
彼女の魔導名である『楽園の綴り手』。さて果たして何を綴るのかと言うと、これがなんと各種手続きにおける書類の束を指しているのである。
国策における素案の立案を受けての実施申請に事業の実施、結果報告、審査監査まで手続きを整え、連絡体制を確立させ、事務の的確化と簡素化を進め、行政の事業として積み上げる。これが誰にでも出来て誰も彼女ほどには出来ない、レオラ・ドールトの仕事である。
社会のシステムとは即ち手続きのシステムであり、楽園を社会として効率的に機能させる為の手続きシステムを作り上げ続けているのが暗黒帝国の官僚機構における実質上のトップである彼女なのだ。
彼女は斬新な政策などを自ら次々に繰り出してバシバシ改革を進める様な執政能力は持っていないが、そんな政策達を現実と擦り合わせ、可能な限り理想に近いままで実施出来る形に持っていく調整手腕を持っている。
『暗黒帝国の脊髄』とまで評されるのは、国を国として成り立たせる無形のシステム構築を担っているが故である。
関連事項
レオラさんの活動記録
百面相レオラさん
衣装替えレオラさん
バレンタインレオラさん
その他
最終更新:2013年05月14日 01:53