極光の精霊アウラ

人物像


 グリナテッレ帝国に出没する、極光(オーロラ)の力を持つ精霊。
 緑や紫など様々な色に干渉する髪を持ち、仄かに輝く衣を纏う幼い少女の姿をしている。
 太陽から吹く風と地上から立ち上るマナが衝突し混ざり合う、天上で生まれた精霊で、マナの対流を乱す光の帯を地上に召喚して広範囲の魔法を無力化したり暴走させたりする煌きの帳(アルケインカーテン)や、地上に存在するあらゆる物質を貫通する宇宙属性攻撃、綺羅星の風(ステラウインド)を操る。
 嘗て気紛れに北限の霊峰に降りてきては、煌きの帳を召喚して暗黒帝国民を困らせていたが、あるとき帳のせいで狂王アドルファスが映像球(魔法で動くテレビ)の録画に失敗し、激昂した狂王に捕縛され、狂王の録画中に帳を出さないというニッチな契約を結ばされた。
 散々な目に遭った彼女だったが、永らく孤独だった当人には新鮮な体験だったようで、以後帳を伴わずに地上に降りてきてグリナテッレで遊ぶ姿が目撃されている。
 巨大な帳こそ帝国内では作り出さないが、小さな帳を呼び出してよくイタズラを働く。
 また、孤独な暮らしが長かったせいか、言葉遣いは幼子や異国人のようにどことなくぎこちない。

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最終更新:2013年05月18日 19:42