アシュレイ=リード
人物像
道化た皮肉屋の男。全身に紋様が描き込まれている。頭脳派で身体もあまり強くなく、必要な時は己の術で多少は補うものの激しい運動は不得手。
言葉のみならず音も文字も紋様も印(ジェスチャー)も使う、符術士にして言霊使い。“表現の探求者”。
魔力を一切行使出来ない彼が扱うのは呪文や魔力ではなく、言霊。
世界そのものを揺さぶり効果を顕す『それ自体に力ある』表現を見出し使う。
『それ自体』に力があるので、知って表しさえすれば魔力が無くとも使うことは可能。
理論上不可能は無いが、微に入り細に穿って繊細な成立条件を見出して行く事は至難で、アシュレイ自身も使える数はそんなに多くない。
誰の声でなら発動し、誰の描いた紋様では発動しないのか、詩なら無理でも歌にすればどうか等々、学者肌の彼は起動条件をきめ細かく調べている。
強大な理術を見せ付ける彼の奥の手は、毎日少しずつ修練してきた正拳突き。
動かずに万能の力を自在にする虚弱者の拳など誰も考えないが故に只一度、一瞬のみ切り札足りえる、奇襲。
関連事項
最終更新:2013年05月19日 18:49