オーヴィス・アリエス - 幻想世界事典 第二版

オーヴィス・アリエス卿

概要

　グリナテッレ帝国に住まうデーモンのような生き物。
　2mを超える体躯に蝙蝠のような翼と禍々しい角を持ち、威厳に満ちた低い美声を持ち、並々ならぬ腕力と闇の魔力を兼ね備えるが、どうみても羊にしか見えない。
　全身に羊のような白い毛がもふもふと生えているのが原因。
　顔も羊っぽくていかにも無害そうであり、実際に性格も穏やかで気さく。
　本人が語るに元々はただの羊だったらしいが、ある日突然「もしかしたら上級魔族になれるんじゃないか」と閃いてから、何百年もの間修行に修行を重ねたところ現在の姿になったという。
　大アルカナ「悪魔」とは狂王アドルファスの何代も前の者から親交があり、現在は狂王の邸宅に住着き自堕落な生活を送りつつ、気が向くと狂王やその臣下の執政に助言をしたりする。

関連項目

• グリナテッレ帝国

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