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  • 漫画キャラバトルロワイアル 短編 (仮)@ ウィキ
  • 華 -はな-

漫画キャラバトルロワイアル 短編 (仮)@ ウィキ

華 -はな-

最終更新:2007年06月24日 12:39

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だれでも歓迎! 編集

華 -はな-


  先ほど目の前で行われた事態は、彼女の理解を超えていた。
  桂ヒナギクは歩く人体模型なり、巨大ロボットだったりと、常識外れたモノは見慣れている方だろう。
  だけどアレは違った。
  今までの人生で出会ったモノ全てと、あいつ等とでは意味が違った。
  誰でも分かる。
  目の前で暴れていた奴等は全員が全員、殺すための存在だった。
  それはこの手に握られた刃も同じだった。
  右腕には日本刀が握り占められている。 
  妖刀と言う物があるのなら、これがそれだ。
  手の中の刀は月光に照らされ吸い込まれそうな輝きを放つ。
  鏡のように透き通った刀身に映る自分の姿は、いつもより艶めいているようにも見えたし、死神に取り付かれているかのようにも見えた。
  いつも振るっている木刀に比べこの刀は、重い。
  人を殺すために生まれ。
  人を殺すために生きる。
  単純に重量が重いという話でなく、その意味が重かった。

(ハヤテくん…………まずはハヤテくんを探そう)

  脳裏に浮かぶは一人の借金執事。
  心の支えはそれだった。
  それがある限り、その歩みが止まる事はないし、殺し合いなど行うこともない。
  だが、それでも。
  桂ヒナギクという人間は、こんな状況に平然と耐えられる強い人間ではなかった。
  決して体の震えは止まらないし、恐怖も消えない。
  だが、それでも。
  桂ヒナギクという人間は、こんな状況でも簡単に挫けるほどやわな人間でもなかった。

  立ち並ぶ木々の間を進む中、ヒナギクは一本の枯れ木を見つけた。
  いや、枯れ木ではない。
  生い茂る木々の中で異彩を放つそれは杖を突いた人影だった。
  思わず身を強張らせるが、その人影は動かない。
  こちらに気付いていないのか。
  いや、目の前に立っているのだそんな事はありえない。
  小さな風が吹いた。
  枯れ木のように長く垂れる黒髪が揺れ、その素顔が覗く。
  そして、その人影が動かない理由を垣間見る。
  その目元には、深い一文字が刻まれていた。
  その目に光は届いていない、こちらに気付かないのも道理だろう。
  そして眉をひそめた不安気な表情。
  目の見えぬ状態でこんな事に巻き込まれた、その恐怖はいかばかりか。
  それは察するに余りある。

「あの、大丈夫ですか?」

  声をかけずにいられなかったのも仕方のないことだった。
  元々、困っている人間を放っておけない性分だ。
  こんな危険な場所に、盲目の人間を放っておけるはずもない。
  それに、警戒する必要は無いだろう。
  目の見えない人間に、殺し合いもなにもない。
  むしろ、こんな人まで巻き込んでいる、あの神父への怒りが増してくるばかりだ。 

「いや失礼。それがしは銭機家使用人、伊良子清玄と申しまする。
  見ての通りの盲目ゆえ、道行に難儀しておるところにござる」

  向けられる朗らかな笑み。
  先ほどは一瞬でわからなかったが、その容姿は引き裂かれた双眸も気にならないほどの美男子だった。
  底しれぬ深い淵は惹きつける様な色香を漂わせている。
  その色香に一瞬ドキリとさせられたが、高鳴る心拍を押さえ何とか平静を保つ。
  平静を保てたのは一重に使用人と言う言葉に思うところがあったからか。

「そうですか。
  申し送れました、私は桂ヒナギクといいます」

  丁寧に名乗りを返して、自身の手に握られた物騒なモノに気付いた。
  このままでは失礼に当たると思い鞘に剣を収め、リュックに仕舞いこむ。

「不仕付けながら。一つ尋ねたいのでござるが。
  ここは何処でござろう?」

「えっと、地図上だとFの3辺りだと……」

  そこで気付いた。
  この人は、目が見えないのだ。
  そんな人が、地図を読めるはずもない。
  すぐさまそこに思い至れなかった自分の不甲斐なさに腹が立つ。
  考えてみて、この人に読めないものが地図以外にも、一つあることに気付いた。

「あの、支給された物の中には参加者名簿もあるんですけど。
  よろしかったら私が読み上げましょうか?」

  私がハヤテくんの存在を知れたように、この人も知人がいるかもしれない。
  誰だって、知り合いがいるのならば合流したいと思うのは当然だ。
  だけど、この人のように名簿が読めなければ、そう思うことすら出来ない。
  名簿の内容くらいは伝えて上げなければならない。

「参加者名簿? なんの参加者にござるか?」

「……はい?」

  だが、返ってきた答えは予想外のモノだった。
  少し、応答がズレている。
  その声は真剣そのもので、フザケているようには感じられない。

「……えぇっと、何と聞かれても困るんですけど」

  それは私も聞きたいくらいだ。
  聞けば、伊良子さんは本当にこの状況を理解していなかった。
  あの場での説明を聞き逃してしまったらしい。
  あの状況でどうやって説明を聞き逃すのかと思ったが。

『恥ずかしながら。突然の事態に狼狽しておったゆえ』

  との事だ。
  誰でも混乱するような事態だ。
  盲人である伊良子さんの恐怖がどれ程のモノだったかなんて、私なんかに想像できるものでも無い。
  追求するような事でも無いだろう。

  だが、説明するにしても何から話せばいいのか。
  正直私も何が起きているのかは理解していない。
  ただ突然、殺し合えと言われ、ここに放り出された。
  わかっているのはそれくらいだ。

「えっと、ですね……」

  でも、ルールだけでも話さねばと思い。
  あの時自分の見聞きしたものを一つ一つ説明し始めた。

 ―――――――――――――――――――。

「なるほど。そのような……」

  話を聞き終えた伊良子さんは神妙な面持ちのまま、言葉を詰まらせる。
  当然だ。
  こんな話を聞いて冷静でいられる人間なんていない。

「……それで、先ほどの参加者名簿という訳にござるか。
  ヒナギク殿。手数をかけ心苦しいが名簿の朗読を願い上げまする」

  そう言って、伊良子さんは深々と頭を下げる。
  たしかに多少の手間だが、元よりそのつもりだったので問題はない。

「いえ、このくらい気にしないで下さい。
  じゃあ、読み上げますね」

  咳払いを一つ挿み、名簿に書かれた名前を順に読み上げてゆく。
  もちろん最低限の小さめの声で。
  伊良子さんは内緒話に似た小さな声に神妙な面持ちで耳を傾けている。
  その心境はいかばかりか、表情からは読み取れない。

「――――ロッサ。以上です」

  全てを読み終え一息吐くと、伊良子さんの反応をうかがった。

「どうやら、それがしの聞き知る名は皆無にござる」

  全てを聞き終えた伊良子さんは僅かに唸り、そう答えた。

「そう、ですか……」

  知り合いがこの場に入るのが幸運なのか不幸なのかはわからないけれど。
  やはり、一人と言うのは心細いだろう。

「……ヒナギク殿。そろそろ場を移したほうがよいかと。
  森の中など、いつどこに誰が潜んでおるやも知れませぬゆえ」

  少し唐突な言葉だったが、確かに一箇所に留まるのは危険だ。
  障害物が多いというのは隠れ蓑にもなるが、いつ奇襲があるともわからないということでもある。
  そう思うと、急に森の木々が襲い来る敵のように思えてしまい、少し背筋が冷える。

「そうですね。そうしましょう」

  私がそう言うと、先を切って伊良子さんが歩を進めた。
  一人では歩くこともままならないのか、それは酷く不安定な足取りだった。
  見るに見かねて、その手を取り体を支える。

「いや、かたじけない」

「気にしないで下さい。困ったときはお互い様ですから」

  そのまま肩を貸しながら夜の森を行った。
  刀はリュックにしまったままである。
  人一人支えた状況だ。
  即座にに取り出すのは難しいだろう。
  この状態で襲われたらひとたまりも無い。
  だから、辺りに細心の注意を払いながら進む道を選ぶ。

「伊良子さん。森を出ましたよ」

  なんとか何事もなく森を抜け出ることができた。
  だが、見通しが良くなったとは言え、どこにあの化け物たちが潜んでいるのかわからないのだ。
  まだ油断は出来ない。

「かたじけない」

  そう言って、伊良子さんはこちらから身を離した。
  そのまま僅かに進み、リュックから取り出した杖を地面に突いた。
  月光に、杖が怪しい輝きを見せる。
  それはオカシイ。
  玩具じゃあるまいし光る杖などありえない。
  よく見れば突いているのは杖ではなく剣である。
  剣が放つ、引き込まれるような怪しい輝き。
  その輝きは見覚えがある。
  確かあれは、私の持っていた剣と同じ輝きではなかったっけ?

「ヒナギク殿」

  唐突な呼びかけ。

「はい?」

  反射的に返事を返した。

  そして、華が咲いた。

  鮮やかな赤い華だった。
  夜でも色褪せることない鮮明な赤は、純粋に綺麗だった。

  だけど、その華が、自分の体から咲いていたのが、奇妙と言えば奇妙だった。

  けど、そんな事も気にならないほど、この華は、

  本当に…………綺麗――――――。

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