用語集




あ行

赤ん坊

参加者の神使勇護及び恐怖の大王ちゃんの子供のこと。
事の発端は大王ちゃんの参戦時期であり、なんとオリロワ2エピローグでで妊娠した後からだった。
そのためロワの序盤で産気づいてしまい、ブラックジャック及び彼と組んでいた空目を助産師としての出産が行われることに。
安心のブラックジャック先生のおかげもあって、無事、子どもは生まれるも、直後のバージルの襲来により動くこともままならぬ大王ちゃんは死亡。
以後、赤ん坊はベル様保護下に→父親である神使と遭遇、神使へ託す→
母親を兄バージルが殺したことやその生まれを気にかけたダンテに火鼠の衣でおくるみしてもらう→
ジョーカーによる誘拐発生→ジョーカーフルボッコで騎士団の保護下に入り可愛がられる→
新生騎士団に加入し両親の死に責任感じて名乗り出た瞬の元へ……と転々としていく。

この赤子、元勇者と魔王の子どもなだけあって潜在能力はかなりのものだったらしい。
が、それ以上に、このロワにおいては新たに生まれでた命ということそのものが大きな意味を持つことになる。
このロワの参加者たちは実はクローンであり、主催者たちからは首輪以外の対策も施されていた。
しかし今この場で生まれたばかりの赤ん坊にはそのような対策が効くはずもなかった。
一応主催者たちは妊婦のクローンを作った時点で新たな命を産まれぬよう対策も打ったつもりだったのだが……諸々の把握ミスなどにより機能していなかった。
この奇跡とも矛盾とも取れる赤ん坊の存在は赤ん坊という個だけではなく、クローンである参加者や主催者たちも巻き込んでの大きな影響を及ぼした。
本物の命が偽物の世界に存在しているという矛盾などから、主催者達の術式の崩壊や、閉じた舞台への内外からの世界による修正などを招いていく。
結果、ロワのどころか自分たちの命をも危ぶませる赤ん坊の存在を抹消しようとした主催者と、せめて赤ん坊だけでも外界に逃がそうとした対主催たちの決戦が勃発。
最終的に主催者陣営・参加者・支給品・及びロワの舞台の閉じた世界といったこのロワの開始当初からあったものが全て死亡・消滅。
参加者たちの手で逃された新たに生まれた命である赤ん坊だけが生き延びることになった。
対主催達の尽力や祈りもあってか、ちゃんとした人たちに拾われてすくすく育った模様。
最期は成長した彼女が、彼女を生かしてくれた対主催たちの残していった手紙を読み返し、「という話だったのさ」と彼女が得た家族に読み聞かせる形で物語は幕を下ろした。

ちなみに、彼女と称したようにこの赤ん坊は女の子である。
同時期に投下されたオリ2の後日談での神使たちの子どもは男の子であり、この赤ん坊と色々対になる描写が見られた。
これらの違いは単に彼女がクローンの子だからということではなく、れっきとした一つの新しい命である証であろう。

……尚、さらなる余談だが。
手紙の内容を素直に受け取ったのか、はたまた勇者魔王パワーで赤ん坊ながらに関わった人々を無意識に覚えていたのか。
どうにも彼女の端々に彼女のために戦った人々の影響が見て取れる模様。
多くは断定はされてはおらず、あくまでも読者の想像に任せる形で描かれていたものの、関わった者たちが関わった者たちなだけに、相当濃いことになっていそうである。

ヴェルズなのは

ベクターのよからぬ策謀により、ヴェルズによって精神を汚染されてしまったなのは。外見は星光の殲滅者のコスプレしたなのはに、ヴェルズの紋章とバリアンズフォースの結晶が加わったような姿とされている。
ヴェルズとは、遊戯王OCGでは非常に珍しい明確なストーリーを持つ『デュエルターミナル』出身のカード群で、作中の諸悪の根源であり、洗脳・再生怪人の軍団となっている。その正体は人々の邪念が具現化した、邪悪なる思念体。侵略による感染で瞬く間に勢力を広げた。
ヴェルズ化には、元々のモンスターから攻守の値が50ポイント上昇する、闇属性になる、発する言語がカタカナ表記の逆さ言葉になる、昆虫の甲殻のような黒い物質が体に取りつく、等々の特徴がある。
ちなみに、ヴェルズの対となる宿敵とも言うべき軍団も存在しており、その名は星の騎士団「セイクリッド」。何とも皮肉である。

このロワではヴェルズデッキがベクターに支給され、ベクターの極上の邪念と七皇の力により思念体ヴェルズが実体化。元々魂が邪悪そのもののベクターはごく普通に適合し特に変化無し。しかし、善良な存在であるなのははそうはいかなかった。
血の繋がりが無いとは言え我が子として愛したヴィヴィオを殺された怒りと憎しみに囚われたなのはの心の闇は大きく膨れ上がり、そこをベクターに付け込まれ、ヴェルズによる侵略と感染を受けることになる。
それでも簡単には陥落せず抗い続けたのだが、豪華特典としてヴィヴィオの魔力入りのバリアンズフォースまで与えられたことで、憎しみというカオスを極限まで増幅され、遂にヴェルズに侵略されてしまう。
それでも完全にヴェルズ感染はしておらず、言語の逆さ言葉化も不完全な物だった。
しかし手心や容赦が無くなり、バリアンズフォースに籠められたヴィヴィオの力によるブースト、そしてリミッターすらも解除されたその戦闘能力は圧倒的である。
ちなみにお伴として与えられたヴェルズ3龍は、なのはのヴェルズ感染を強める呪い。なのはを正気に戻すにはこの3龍を先に倒す必要があったのだが、どれも曲者揃いで強力なモンスターである。

「頭(マタア)、冷やそうか?」


お狐ZEXAL

八雲藍とキャスターが、立花響の手を繋ぎ力を一つに合わせる特性によってオーバーレイした姿。
ZEXALとは遊戯王ZEXALのタイトルにもある作品の重要キーワードの一つであり、異なる世界に生まれた者同士がオーバーレイしエクシーズチェンジすることによって誕生する、世界を救う奇跡の力。
要するに、絆の力で合体したと考えて頂いて間違いない。
この時の展開にはカードと合体に耐性のある通りすがりの仮面ライダーとハーフボイルドな迷探偵以外の面々が呆然とし、合体した当人たちも困惑していた。そりゃあね。
ちなみに、戦闘能力は異常なまでに高い。
というのもキャス狐には公式設定で尻尾を一つ取り戻すたびに能力値が9倍に増え、九尾状態では型月でも最強ランクである。
アヴァロンよりすごい障壁もぶち破るわ、聖杯だって好き放題にできるわ。
ゼアル状態の彼女は擬似的にとはいえ九尾どころか尾が10個。流石に数が上回っているとはいえ本来の力には劣るとはいえそれでもかなりの補正を受けていた模様。
藍も藍で自分を振り回す人物の補助には慣れており、妖怪ロワから名コンビをキャスターと築いていただけあってつかみ所のないキャスターを上手く補助し味方との連携面でも上手く合わせられるよう誘導していた。
加えて、九尾二匹だけでなく、ZEXALとしての能力も侮れない。
シャイニングドローで宝具を創造し、RUM-アージェント・カオス・フォースでランクアップしたZEXALⅡではリ・コントラクト・ユニヴァースによって宝具や宝具以外の武器さえもより高度な宝具へと再構築するなど、これ本当にカードゲームの能力なのというレベルであった。


か行

さ行

主人公(働け)

ダンテと博麗霊夢のコンビ名。名前の由来はロワ内での二人の行動である。
二人は登場話で意気投合すると、そのままとあるエリアの一箇所に身を固め以後ずっと酒を飲んだりくっちゃべったりしていたのだ。
というのもダンテの側は決めセリフの後にフェードアウト→描写もなしに死亡宣告、霊夢の側は長時間のラピュタ墜落により完全にやさぐれていた故のものである。まあ気持ちはわからなくもないよ。
二人はそれぞれの原作において主人公であり、かつ最強クラスの実力者なのだが……あまりのニートっぷりに住民からは「働けよ」という突っ込みが溢れかえったとか。
ちなみに彼ら、ただサボっていたわけではなく実はきちんと仕事をしていた。
二人が陣取っていた場所は実は主催の拠点に繋がるゲートの真上であり、裏でこそこそと脱出経路を作り出したり会場を取り巻く何かを解析したり、かつてダンテが苦渋を飲まされた空亡の正体を解き明かしたりしている。
時は主催戦、他のグループが疲弊しているところに真打登場と言わんばかりに無駄に格好良く登場する二人。その晴れ姿は長い間二人を見守り続けた住民たちをして「主人公(働いた)だ……」と言わしめた。

た行

厨二組

小鳥遊六花、神崎蘭子、天樹錬の3人による対主催グループ。別名錬の気苦労珍道中
見てわかる通り、現役中二病患者である六花と蘭子が名前の元となっている。え、錬は厨二じゃない? 悪魔使いなんてそれっぽい魔法士名してるので無問題。
さてこのチームであるが、基本的に何もしていない。
序盤はシンパシーを感じた六花と蘭子が仲良くする傍ら錬が振り回され、胃を痛めながら同行していた。
一応墜落したラピュタの内部を探索したり、首輪の解析やマーダーの撃退を(錬一人で)やってたりはしているが、他の有力対主催グループに比べると……
(それでも主人公(働け)よりはマシと言えるだろう。多分、恐らく)
中盤の終わりあたりには藍組と合流、合併される流れとなったが、男女比が凄まじく男は錬一人だった。
このことによりサーニャの着替えイベントには一人だけ参加できず寂しくデュエルごっこをしている姿が描写されている。もう泣いていいと思うよ。
一応補足すると、唯一サーニャをナズーリン呼ばわりしなかったことから懐かれたり、同じく苦労人な和馬先生と仲良くなったりはしているし、蘭子・六花の二人とも普通に仲良くなっている。変人だらけではあるが、それなりに仲間には恵まれていたと言えるだろう。
そして始まる終盤戦、そこで錬は……

な行

波平うっかり伝説


妄想アニロワ2からのリピーター、磯野波平のうっかり伝説のこと。

  • 参戦時点ではまだマーダーだったため、和馬先生組にうっかり喧嘩を売り返り討ちに
  • 上記により対主催に転向。その後うっかり出会った佐倉杏子を正座させて説教する
  • 杏子と共に絵を撃破した際、知らずとはいえうっかり中にいたアンパンマンを一緒に焼いてしまう
  • そしてその火が燃え移り、自宅を全焼させる羽目に
  • ついでに田所もうっかり焼き殺す
  • ジョーカーと魔理沙の口車にうっかり乗って杏子を焼き殺してしまう
  • そして自分もうっかり油断した所を魔理沙に殺される

以上、うっかりにしてはやたら被害が甚大である。
おまけに対主催にも関わらず、殺害数二位にランクイン。
これにより、「やはり波平は対主催化しても波平だった」「安定の波平」などと言われた。

しかし、アンパンマンと田所を焼き殺したのはあくまで過失だし、絵もこのロワではマーダーだった。
基本的には杏子のよき父親役だったこともあり、アニ2に比べたらかなり印象はいいとの声もある。

は行

引きこもり四天王


赤木しげる、間黒男、田所剛史、佐倉杏子の四人。
特定の施設に様々な事情から引き込もっていたことから命名された。
自分の意思で引き込もったのは赤木と田所の二人で、赤木は雀荘崩壊により止むを得ず外に出るまで雀荘で麻雀をし続けていた。
田所は磯野家にトラップをしかけて籠城し、磯野家大混戦の引き金になることになる。
一方で間黒男は外に出たい意思はあったのだが、産気づいた恐怖の大王ちゃんをはじめ次々に治療が必要な参加者が運ばれてくるわ、考察役が多数訪れたため情報整理役(及びツッコミ役)を担う必要もあるわで、中々外に打って出ることができないまま時が過ぎた。
最後の杏子は、父のように思っていた波平により鉄塔に長期間放置プレイされた。もはや引き込もりでもなんでも無い。

結果的に外に出た二人は延命し、引き込もり場所から動かなかった二人は引き込もっていた建物ごと炎に焼かれて死んだ。

ま行

や行

ら行

リリカルカワイソス

ある意味パロロワ名物となっているこの用語。これまでの妄想ロワでも魔法少女リリカルなのはシリーズのキャラが参戦していると高確率で悲惨な目に遭っていたのだが、今回は一味違う。
当初リピロワ2013には八神はやての存在も語られていたのだが、暫くして4票勢が何故か語りに紛れこんでいる事が指摘され問題が発覚。はやても4票勢だった為に、語りから唐突に除外されてしまう。
困ったことにこのタイミングが、彼女の死亡が語られて間もなくだったため、修正が必要とされてしまった。
……これが、全ての発端だった。

ベクター「ジャーンジャジャーン!今明かされる衝撃の真実ゥ! 俺が殺ったのは、はやてだと思った? ざんね~んヴィヴィオちゃんでしたぁ!」

ベクターがはやてを殺害したことをネタに響とその仲間達を煽っていたがために、全てを無かったことにもできず、はやて退場の皺寄せが同じリリカルなのはキャラのヴィヴィオへと向いてしまったのだ。
そうしたら、どうしたことか。ベクターの煽り対象がごく自然に響からなのはへと切り替わってしまったのだ!
結果、ヴィヴィオを喪ったなのはは努めて冷静であろうとしたものの、ベクターからの執拗で陰湿な煽りに堪忍袋の緒が切れ、怒りに我を忘れ憎しみのままベクターを追って単独行動を取ってしまう。
結果としてその激情さえも利用されて無関係の一般人を誤って殺害してしまい、生じた心の隙を衝かれて洗脳され暴走してしまう(ヴェルズなのはの項も参照のこと)。
その暴走も対話組と呼ばれる仲間達の活躍により止められたのだが、なのはを殊に可愛がっていた司馬懿サザビーの命と引き換えになってしまった。

些細なミスで不本意な退場となってしまったはやて、そのはやての退場の結果ベクターによからぬことをされ陰惨な殺され方……ではなく“喰われ方”をしたヴィヴィオ、愛娘を殺されたばかりかベクターの罠に嵌まり誤殺・洗脳・暴走させられた挙句仲間の命まで代償にさせられてしまったなのは。
メタ的な事情で一気にカワイソスが加速したという希有な事例であり、しかも元凶どころか全て同一人物(ベクター)の仕業であるという点も非常に珍しい。

わ・を・ん

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最終更新:2014年12月06日 01:33