【名前】ボボボーボ・ボーボボ
【出典】ボボボーボ・ボーボボ
【性別】男
【名ゼリフ】
「今日は俺達でダブル鼻毛だからな」
「いいだろう……ならば俺も教えてやるぜ!仲間を大切に思う心、友情パワーの強さをな!」
【本ロワでの動向】
毛の平和を乱す「毛狩り隊」を倒すため戦う、7代目鼻毛真拳伝承者。金髪アフロに長身、サングラスが特徴。一応ジャンプヒーローである。
無印『ボボボーボ・ボーボボ』21巻終了後より参戦。
支給品は朝比奈みくるのメイド服@涼宮ハルヒの憂鬱、ゾウさんの笛(抱き枕)@ピューと吹く!ジャガー、そしてまさかのつけもの@ボボボーボ・ボーボボ。原作第一話の再現か、と思われたが……。
登場話『ご奉仕真拳伝承者』にて、最初に出くわしたのは天下御免のメイドガイ・コガラシ。屈強な見た目にメイド服姿のコガラシに対抗して、支給されていたメイド服を身に付けて自身もメイドに。つけものを確保・調理しようとするコガラシと、ゴツイメイド対決を繰り広げる(「アタイのために争わないで~~~!」と叫ぶつけものは終始無視)。激しい戦いだったが結局勝敗はつかず、いずれ決着をと約束して別れた。戦闘終了後、ウェディングドレスを着てセキニンとってセキニンとってとうるさいつけものに、車に変身しての「ひきにげアタック」をしようとして、変身が制限されていることに気付く。
ボーボボ「……どうやら、いつもと事情が違うようだな。
しかたない、行くぞつけもの」
つけもの「えっ、ボーボボ……!?(目を輝かせる)」
ボーボボ「ただしつけもの、テメーは駄目だー!!」ズバババババ
つけもの「ぎゃあああああああああ!!!」
相変わらずの外道っぷりでぶっ飛ばしたつけものを放置し、歩きだした。(なお、つけものはこの後、様々な参加者の元を渡り歩くこととなる)
次に遭遇したのは、
アーカード、ネウロとすさまじい戦闘を繰り広げたのち、飽きて離脱してきた魔界王子・ラハール。「正義のジャンプヒーロー」を名乗ったために敵視され、攻撃を受ける。鼻毛真拳で戦うものの、空気というかノリというか、勝手の違うラハール相手に、本編でも珍しいツッコミの側に回らざるを得なくなり、ペースを握られて敗北。「くっ、俺一人では勝てない!」「誰かー!ツッコミ役~~~!」と背中に「ビュティかへっくん役求む」と書いた即席の旗を立て、アフロの中のリス夫を囮にして、ラハールから逃走する。
とりあえず体勢を立て直すことにし、近くの森でリスを補充しようとしていると、同行者の千反田える、
ヴァーミリオン・CD・ヘイズから離れて、用を足しに来ていた
坂田銀時と出くわした。ジャンプの知識があるのでボーボボの事を知っている銀時と、そもそもこちらもメタ適正の高いボーボボ。「オイコラ、澤井先生がいい人だからって好き放題暴れ回ってんじゃねーぞアフロ」「単行本でゴリラ・ゴリラ・ゴリラから土方の旧デザイン流用って明かされた天パは黙ってろ」と、チンピラ同士のようにメンチを切り合い、さらには互いに「高杉みてーな声」「OVERみたいな声」とCVネタを繰り広げ、険悪な雰囲気となる。そこへ、マーダーであるブレドラン(オリジナル変身形態“赤銅のブレドラン”となっていた)が来襲。ケンカを止め、洞爺湖と鼻毛真拳を駆使して対抗するが、相手は戦隊ヒーローを相手取ったボス格であり、さすがにジリ貧。逆転を賭け、イチかバチかで「聖鼻毛融合(ボーボボ・フュージョン)」を敢行し、見事成功する。
シュウウウウウ……
銀ボボ『俺の名は銀ボボ。この姿でいられるのは……えーっと一分?
短っ。まぁいいや。さっさとケリつけさしてもらいますか』
※ロケ地:ボーボボの体内
銀時「おい、どういうことだアフロ!何してくれてんだ!
っていうか、なんなんだよあの見た目。どうみても厨二全開です。本当にありがたくございません!」
ボーボボ「黙れ、天パ」
銀時「(いつか殺す)」
〈銀ボボ〉
厨二臭溢れる、東洋剣士風な融合戦士。パッチボボと同じ、「さとうきびセイバー」(ただし糖分過多)を携えている(※なお、体内の二人が会話のノリでボボ美とパー子になった時には、銀ボボの見た目も、死んだ魚のような目をしてサングラスを頭にひっかけた、SAMURAI風の美女になっていた)。毛つながりということで、“天パ真拳”を使う。しかし天然パーマは銀時のコンプレックスなので、奥義を使うたびに銀時に吐血イメージでのダメージが行くという嫌な仕様。
ボーボボ「俺の胸には仲間たちと培ってきた絆がある!」(『天パ真拳奥義“Just a way”!』)ボガーン
銀時「ギャアアアアアアアアア!(吐血)」
ボーボボ「努力・友情・勝利のジャンプ主人公コンビに、貴様ごときが勝てると思うな!」(『天パ真拳奥義“ドッリームキャッチャァー”!』)ズバァァァ
銀時「ギャアアアアアアアアア!(吐血)」
ボーボボ「金の髪と銀の髪を持つ俺たちの連携は無敵なんだーーー!」(『天パ真拳奥義“ゴリラとヒヨコのフェスティバル”!』)ウホウホピヨピヨ
銀時「ギャアアアアアアアアア!(吐血)」
ブレドラン「くっ、これほどまでとは……」
銀時「て、てめェアフロ、いいかげんに……」
ボーボボ「とどめだ!」
銀ボボ:シュババババババッ
『天パ真拳究極奥義“光と闇の蒲公英(しろくろだんでらいおん)”!』
ドカァァァァァァン!!!
ブレドラン「こ、この私がお前ら如きに~~~~~~!!」
銀時「それどっちも空知(ゴリラ)の読み切りじゃねーかァァァァァ!(噴水吐血)」
※「しろくろ」「だんでらいおん」は、「銀魂」連載前の空知英秋の読み切り作品。
マーダーを撃退したはいいものの、ダメージ過多でぶっ倒れた銀時を背に、「悪がまた滅んだか……」と言い残して、ボーボボは去る(えるとヘイズが入れ替わりで駆けつけ、銀時は介抱されたが、「あのクソアフロ」と呟いていた)
その次には、ボーモンの策略によって誘い出され苦戦している翔太郎の元へ駆けつけ、さも元からの相棒のような調子で、助力する。
『鼻毛! ジョォーカァー!(子安ボイス)』
翔太郎「うおわあああああああああ! なんじゃこりゃあ!? は、鼻毛! 鼻毛が!」
ボーボボ「今日は俺達でダブル鼻毛だからな」ドヤァ
翔太郎「そうだな……ってアホぉー! 意味わかんねぇよ! っつーかなんでお前の鼻毛がガイアメモリの代わりになってんだよ!さっきの鼻毛の部分もお前の声だった気もしてきたぞおいぃ!」
〈鼻毛
ジョーカー〉
鼻毛メモリ(というかボーボボの鼻毛)・ジョーカーメモリを用いて変身する「鼻毛の切り札」の姿。ボーボボ側の右半身は、金色(ルナの色とは異なる)に鼻毛をイメージしたストライプがあしらわれた、無駄なかっこよさ。ジョーカーの格闘能力と、鼻毛のキューティクルさが合わさったまさに「強さと優しさの戦士」である。
ボーボボ「いわば俺たちはバファリンのようなものだ」
翔太郎「優しさの担当お前なの!?」
『風の都の風車の群れに 絡まる鼻毛は因果の鎖――――(子安ボイス)』
翔太郎「しかもなんだよこのナレーション!?」
しかし強さは本物で、わけのわからないながら反射的に連携した技で、ホッパー・ドーパントとなっていたボーモンを見事撃退。ツッコミの素質を見出だした翔太郎に、友情のあかしとして「ボボちゃんマーク」を渡して去る。
中盤、神州王の禁忌王モードによるゾンビ大量発生タイムにおいては、鼻毛真拳で華麗にゾンビを撃破し1UPしていくが、埒が明かない。と、そこへ、ゾンビを煩わしそうになぎ倒しながら進んで来たのは――――
脳噛ネウロ。メタ的に言うと、作者が師弟関係の間柄である。そして何より、鼻毛使いと魔人探偵はどっちも筋金入りの外道であった。大した会話もかわさずに視線の交わし合いと固い握手だけで意気投合した二人は、「「組んだらまずい二人が組んだーーー!!」」という、両作品のツッコミヒロインの空耳がこだまする中、互いのエネルギーを節約しながら、「鼻毛真拳魔人奥義」で松井版ゲームボーイブタを召喚、群がるゾンビをいっぺんに蹴散らし、道を作る。そうして固い握手を再びガッシリと交わすと、別れた。
そして、それに続く総軍大戦の混乱のさなか、ボーボボは横島たち変態組と遭遇、メイドガイコガラシと再会。昨日の敵は何とやらで、共に協力して難をくぐり抜ける。ゾフィー&ブラックロックシューター戦では、鼻毛で仲間を援護し、無差別攻撃の前に大ダメージを喰らって行動不能になるも、何とか生き残る。
その後の宴会の場では、
鬼柳京介と満足VSハジケ合戦をしたりして、周りを大いに盛り上げ、また、主催戦の前哨となるダークザギ戦では、コガラシと共にメイド姿でご奉仕(物理)を行い、目立たぬ活躍ながら、ダークザギの無差別遠距離攻撃のいくつかを捌き切る。
しかし、我らが鼻毛真拳伝承者がその真価を最大限に発揮したのは、主催との最終決戦においてであった。
表も裏も区別なく裁断する「二次元の刃」。人の進化と可能性に後を託した魔人探偵の捨て身の一撃によって、全ての幕を斬り下ろされた主催陣は、満足曼荼羅を中心として集結した対主催の面々に、遍くその声を届けた。
カール・クラフト・メルクリウス「ここは、世界の理を生み出す座、古き人々が作り上げ、私が作り直した世界、私の世界だ」
「第六天の理達よ、お前達なら知っているだろう、私の目的を…貴様たちと同じ、女神の世界と言う名の平和を」
「ふむ、私に歯向かう、というのかならば是非もなし、来い、わが息子ツァラツゥストラそして連なる屑星達よ。
お前達に教えてやろう、貴様達の想いも希望も摘み取る我が座の真実を!女神の世の礎となれ!」
傲岸にして強大なメルクリウスの台詞に、鬼柳を初めとする対主催の面々は一歩も引かずに自らの言葉を返していく。彼らとは違う場所でその声を聞いたボーボボももちろん、ジャンプ主人公としての答えを返した。
ボーボボ「いいだろう……ならば俺も教えてやるぜ!仲間を大切に思う心、友情パワーの強さをな!」
銀時「てめェが言うなァァァァァァァァァァ!!」
後ろから血を吐くようにして叫んだ銀時のツッコミを例によって無視し、ボーボボは鼻毛を翻らせる。
全ての集大成として始まった戦いは、生き残って来た参加者たちをすら容赦なく生死の渦の中に巻き込み、ボーボボもまた、瀕死の状態にまで追い込まれていった。
しかし、ロワイアル自体が限界状況に達しつつある状況を見て取った彼は、かけられていた制限が無効化され、自らの秘策を使う条件が整ったことを知り、両手を掲げて奥義を発動する。
「鼻毛真拳マル秘奥義・聖鼻毛領域(ボーボボ・ワールド)」。
ボーボボの作りだす、理解と理性を阻む異空間。この世界に入ったものはあらゆる能力を封殺された上で魂(精神)を解放しなければならず、魂を解放する事で真の力を使う事が出来るが、逆に解放しないと精神に直接大ダメージを負うこととなる。
満を持して放たれたこの奥義によって、ハジケリストとしての本領を発揮できるようになったボーボボは、領域内時間限定とはいえ「鬼械神」デモンベインの残骸と聖鼻毛融合するという荒技を行ってみせる。
「我は努力・友情・勝利に燃える空より伸び降りた鼻毛。我は抜けて床に散った毛を集めるあのなんかコロコロするやつに宿りし悲しき怒り。我は“無垢なる鼻毛”――――」
こうして降臨した最終決戦限定鼻毛兵装「ボボボベイン」は、横島に支給されたエロ本に宿った人型の煩悩(横島そっくり)が魔導書がわりとなり、なぜか「メイドガイとして当然の心得」として魔術にまで適応したコガラシが搭乗して大暴れ。おのおのの結界や防衛機構を展開していた、主だった主催の面々以外の雑魚敵(当たり前だがシリアス仕様の彼らが聖鼻毛領域に対応できる筈がなかった)を滅茶苦茶に翻弄し、主戦場の周囲の防衛ラインをほぼ役立たずの状態にまで追い込んで、「座」の外で闘う対主催の勝利に大きく貢献した。
決戦後は、生き残った横島やコガラシと共に元の世界に戻る途中、綺麗な姉ちゃんに気を取られて途中下車してしまった横島に引っ張られる形で異次元空間に放り出され、三人でボーナストラック的な異次元珍道中を繰り広げることとなる。
横島「うわあああ~~~!よりによってムサいデカい男二人と、なんでこんなことになっとるんやーっ!」
コガラシ「自分の失態を棚上げしてその言いざまとはいい度胸だな貴様。俺はメイドガイとして、一刻も早く不埒なご主人の元へ戻ってやらねばならんと言うのに」
ボーボボ「忠夫様、美人メイドを捕まえてそんな御冗談はひどいですわ」
横島「ダブルメイド服はやめんかぁぁぁ~~!誰か助けてくれーーっ!」
なお、無事にそれぞれ元の世界へは帰れた模様。
と、このようにボーボボの軌跡を見て行くに、きちんと怪我してダメージも蓄積し、死亡の危機もいくらかあったにも関わらず、聖鼻毛融合を初めとするフリーダムな行動の数々のせいで、最終的に、
混沌ロワのカオス面を代表するキャラの一人となってしまった。
なお、「ギャグキャラキラー」の名を冠されたフレディ・クルーガーとは距離やタイミングの問題で結局エンカウントしなかったが、遭遇していれば相性は最悪、恐らく聖鼻毛領域ですら通じなかったであろうと言われているところから、今回のボーボボは運もよかったと言えよう。
最終更新:2014年02月05日 21:50