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ローゼンメイデン百合スレまとめ@ウィキ

短編 めぐ×のり

最終更新:

rozen-yuri

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だれでも歓迎! 編集


のり「ねえめぐちゃんって将来の夢って何かあるの?」
めぐ「夢? …私大人になる前に死ぬとずっと思ってたから、何にも考えて無かったわ」
の「…で、でも何か無い? 職業以外にも何か」
め「そうね…それなら一つあるわ」
の「なになに?」
め「のりと庭付き一戸建ての家に住むこと。子供は私に似た子とのりに似た子の二人ずつで、両方とも女の子が良いわね。それで庭で犬を一匹飼うの。車はワゴン車。素敵でしょう?」
の「そう言う事じゃないんだけど…でも嬉しいわぁ」


めぐ「そういえば私のが年下なのにのりの事呼び捨てにしてたよね」
のり「確かにそうね」
め「それで思ったんだけど、嫌だったかな?」
の「うーん・・・じゃあさん付けして呼んでみて」
め「え・・・じゃあ、のりさん」
の「・・・くす」
め「?」
の「あはは、何か変な感じがするわぁ」
め「もう、のりったら」
の「そっちのがよっぽどめぐちゃんらしくていいわぁ」


 夕食後、ホラー番組を見ているのりとめぐ。
「……」
「……」
二人とも無言だがその質は大分異なっている。
 めぐは退屈そうに、のりは怖くて声が出せないといった感じだ。

『……振り替えるとそこには生首が!』
「きゃあぁ!!」
思わずめぐに抱きついて、めぐはおかしそうに笑った。
「あはは、のりったら怖がりね」
「だ、だって怖いんだもん…」
「じゃあ何でこんなの見ようって言ったの」
「…めぐちゃんがいるなら怖くないって思ったのよぉ…」
笑われたのが恥ずかしかったのか、のりは少し頬を赤く染めて体を離してテレビへ向く。
「…めぐちゃんは怖くないの?」
「私は別に。だってずっと心霊スポットみたいな場所で暮らしてたわけだし。」
「心霊スポットって…」
「だって病院なんて毎日人が死んでくのよ? 何が出たっておかしくないじゃない」
「そ、そうなの…?」
「…そう言えば私も何か見たような…」
「え、嘘…」
視線を宙に移して呟いためぐの台詞に、のりの顔が青くなる。
それを気にせず、めぐは続ける。
「夜中にトイレに行こうと思って廊下に出たのよ。そしたら後ろから何か這うような音が…」
怖さ半分興味半分、そんな感じでのりは耳を傾ける。
「それで後ろを見たら…そこには髪の長い白目の老婆が!」
「いやあぁぁ!」
のりは思わず耳を塞いで悲鳴をあげてしまった。
それを見てめぐはおかしそうに笑った。
「ぷっ…! あっははは! 嘘よ嘘。幽霊なんて見たことないわよ」
のりはそれを聞いてきょとんとめぐを見た。
「のりったら面白いわね本当に」
「…! もう、お姉ちゃんをからかうんじゃないわよ!」
「ごめんごめん。…それじゃ、お風呂沸いたみたいだから入ろうかな」
「え…」
のりを軽くあしらいつつ立ち上がったが、その裾をのりが掴んだ。
それでめぐは視線をのりに向ける。
「のり?」
「…その…」
「…一人じゃ怖いから…一緒に入っていい…?」
顔を赤く染めて上目遣いで見てくるのり。
めぐはそんなのりを抱き寄せ軽くキスをした。
「いいわよ。でもこれじゃ、どっちが年上か分からないわね」
「めぐちゃんが悪いのよ…!」
「わかってるわよ。…それじゃ、行こうか」
「うん…」

二人の夜はまだ長い。

終わり


め「~♪~♪」
の「めぐちゃん、そんなに海外旅行のパンフ出して何してるの?」
め「ちょっと調べごと」
の「ふーん…」


め「…ねぇのり」
の「なぁに?」
め「同性婚出来る国いろいろあるけどどこがいい? カナダとかアメリカとか…」
の「…え…」


「のりってウサギっぽいよね」
 休日、のりの部屋でゆったりとした時間を過ごしているとめぐが不意にそう言った。
 それを聞いて、のりは読んでいた雑誌を置いてめぐの方を見る。
「そう?」
「ええ。特に耳の垂れたロップイヤー系ね」
 めぐの目がのりから手元の雑誌に移る。そのページは流行の小動物特集とか言うものだった。
 のりはいまいち自分がウサギだと言う事に納得できず、首を傾げた。
「私がウサギ…なんでそう思うの?」
 そう尋ねると、めぐは少しイタズラっぽい笑みを浮かべて口を開いた。
「まず見た目が小動物っぽいわ。少なくとも肉食獣には見えないわね」
 まあ自分はおっとりしてるからそうは見えないだろうとは思う。
 更にめぐは続ける。
「それに寂しがり屋で、一人にしてると寂しさで死んじゃいそうな気がするもん」
 イタズラっぽく言われたその台詞に、のりは少しムッとして拗ねて見せた。
 まあそれくらいじゃめぐは動ずる事は無いが。
「…それはめぐちゃんも同じじゃない? 寂しがり屋なのは」
「まあ確かに会えないと寂しいけど、のりのイメージだとそんな感じがするわ」
「…そこまで弱くないわよぅ」
 頬を膨らませてみせるのりが可笑しくて、めぐは思わず少し吹き出した。
 それでますますのりはすねて、反撃とばかりに口を開く。

「…じゃあめぐちゃんはネコよ」
「ネコ?」
 めぐは少し興味深そうに聞き返した。
 それからのりはワザと目を逸らしたまま続ける。
「イタズラっぽくて、でもしょっちゅうじゃれてきて…ネコで間違いないわ」
「…そうね。確かにそうかも」
 意外にもあっさりとそれを認め、のりは少し肩透かしを食らわされた気分だった。
 もう少し反論してくるかと思ったのだが。
 だけどめぐはそれでますます目付きをイタズラっぽくしてのりを見た。
「ネコは肉食だし…ウサギは肉食獣に食べられちゃうのよ」
「え?」
 その台詞に少し嫌な予感がして、少し体の距離を離そうとする。
「それっ!」
「きゃっ!」
 だが次の瞬間には、のりの体はめぐの胸の中に収まっていた。
 少し驚いたが、すぐに抵抗しても無駄だとのりは悟って胸の中で大人しくする。
「ほら、ウサギは猫に食べられちゃったよ」
「もう…本当にイタズラ好きなんだから…」
「いいじゃない。こうしてじゃれるのはのりだけなんだから」
「…まあ、それはそうだけど…」

 それからはお互いの体温を感じるように、静かに抱き合っていた。
 さっきまでの騒ぎが嘘のように、二人とも大人しい。
 密着する体の体温が心地良く、心の底から安らげる。
 めぐは気持ち良さそうに目を細め、胸に顔を埋めてくるのりの頭を撫でながら思った。
(やっぱりウサギだ…)
 と。


(寒…)
 冷たい風が吹いて、のりの体が思わず少し震える。
 恨めしそうに空を見上げると、薄暗い雲が覆っていて太陽を隠していた。
 今朝見た天気予報では曇る事は無いでしょう、と言っていたのに大外れ。
 それで薄めの服を着てきたのだが、こんな事ならもう一枚上着を着て来れば良かった。
 空を見上げるのりに気が付いて、隣を歩いていためぐが少し不思議そうに顔を覗きこんだ。
「のり、どうかした?」
「え? 晴れるって言ってたのに曇ってきちゃったな、って」
「…そう言えばそう言ってたわね。ここまで外れるのも珍しいわね」
 めぐもそう言って、視線を空に移す。
 この空の様子じゃ、今日一日晴れることはなさそうだ。
 せっかくのデートだったのに…心の中でそう文句を言うのり。

 そこで風がまた吹き、また体が震えた。
 それだけじゃなく、今度はくしゃみまで。
「…っくしゅ!」
「大丈夫?」
「うん…大丈夫」
 めぐにそう声を掛けられ、のりはとりあえずそう返した。
 それを聞いてめぐは「そう?」とだけ言い、二人の間に少し変な間が流れた。
(ああもう…天気予報のばか…)
 今朝自信満々の笑みで快晴を予告していたキャスターの顔を思い出し、心の中で少し毒を吐く。

 だけどそこでフワリと体が何かに包まれたような感覚がした。
 見てみると黒色の上着がのりの体に羽織られていて、めぐが笑顔を浮かべてこちらを見ている。
 めぐの服装から黒の上着が消え、白の襟付きシャツだけになっていた。
 それで、のりは自分が今めぐのジャケットを着ているということに気が付いた。
「寒いんでしょ? ちょっと小さいかも知れないけど、それ着ててよ」
「でも、めぐちゃんは…」
「私は平気だから。のりに風邪ひかれたら嫌だもん」
 カッコつける素振りのないその自然な笑顔がかえってカッコよく見えて、のりの顔が赤く染まる。
 年下なのにどうしてこんな素敵なんだろう、そう思わずにはいられなかった。
 のりは嬉しそうにその上着をしっかりと着て、愛しそうに眺める。
(…温かい…それにめぐちゃんの匂いがする…)
 めぐの上着に包まれ、幸せな気分になってくる。
 これなら、たまに天気予報が外れるのも良いかも。そう思った。


の「…行っちゃうのね…私を置いて…」
め「…うん…」
の「ずっと一緒って約束したのに…なんで分かれなくちゃいけないの…?」
め「…仕方が無いの…私には…どうする事も出来ない事だから…」
の「…そんな…そんなの嫌よ…!」
め「…ごめん、そろそろ行かなくちゃ…」
の「待って、行かないで…!」
め「……」
の「…めぐちゃん!」
め「……! のり! やっぱり別れたくない!!」
の「めぐちゃん!!」

銀「えーい鬱陶しい!!」
 無数の羽が二人の間を遮った。
の「きゃっ!」
め「ちょっと何するのよ、危ないじゃない」
銀「修学旅行で二日間離れるだけでオーバーなのよ!! さっさと行ってきなさぁい!!」
め「あーもう台無し…それじゃあね、お土産買ってくるから楽しみにしててね」
 チュッ
の「うん、行ってらっしゃぁい♥」
銀(…この二人といると疲れるわぁ…)


 休日、のりとめぐはデートで公園にて一休みしていた。
 その前では子供達が遊んでいる。

「子供って可愛いわねぇ」
「のりって子供好きたっけ?」
「ええ。雛ちゃんとかと遊んだりするの好きよ」
「そういえばそうだったね」

 それから視線を子供達に戻す。
 しばらく眺めていると、不意にのりが口を開いた。

「…私とめぐちゃんの子供が出来たら可愛いだろうなぁ…」

 いきなりの内容に驚き、のりの顔を見る。

「の、のり?」
「…なんてね、私達は女の子同士だから子供は出来ないか…ごめん、いきなりこんなこと言って」

 少し笑ってめぐの方を見たが、その笑顔はどこか寂しそうだ。

「のり……」


 その夜、めぐの部屋。

「…なぁに、この小さい服は…」

 めぐがいくつも持ってきた服を、不審そうに見つめる水銀燈。

「ベビー服よ。水銀燈に似合いそうなのを選んできたわ」
「はあ!?」
「水銀燈、私とのりの子供になりなさい。ほら、そのドレスも脱いでこの服に…」
「…心臓が治ったら脳が病気になったみたいねぇ…そんなの着るわけないでしょう!」
「いいからほら、くんくん探偵の服に着替えて。あと、口調も赤ちゃん言葉に変えなさい」
「死んでもお断りよぉ! ち、ちょっとやめ、いやぁー!!」


終われ


(…眠れない)
 のりは夜中に目が覚めてしまい、布団の中で悶々としていた。
 時計は深夜一時を指していて、のりの隣ではめぐが静かに寝息をたてていた。
(…可愛い寝顔…)
 そんな事を思って、その頬に軽くキスをした。
 それからめぐを起こさないようベッドを抜け出し、部屋を出ていきキッチンへ向かう。
(ホットミルクでも飲もうかな…)
 眠れない時はホットミルクが良いと言うのを思い出す。
 キッチンに来たのりは小鍋にコップ一杯の牛乳と砂糖適量を入れて火にかけた。
 そのまま椅子に座って、ホットミルクが出来るのを待つ。
 そうしていると不意に足音が聞こえてきてその方をみると、寝ているはずのめぐが立っていた。
「めぐちゃん、起こしちゃった?」
「眠り姫はキスで目覚めるって言うからね。目が覚めちゃった」
 茶化したそのセリフで自分がキスをした事がばれているのに気付き、頬を赤くする。
 その間にめぐは鍋に気付いた。
「何作ってるの?」
「えっと…ホットミルク。眠れなかったから…めぐちゃんも飲む?」
「じゃあもらおうかな」
 のりはそれを聞き、もう一人前追加して火にかける。
 数分後に出来上がり、それを二つのカップに分ける。
「はいどうぞ」
「ありがとう。じゃ、いただきます」
 そう言ってめぐが先に一口飲んだ。
「ん、美味しい。落ち着くわ」
「それじゃ私も…」
 次にのりも飲んだ。が…。

「あっつ…」
 それは思いの外熱く、すぐに口を離した。
「大丈夫? そんなに熱かった?」
 言いながらめぐは平気で飲んでいる。
「私猫舌だから…痛、火傷したかな…」
 少し涙目になって舌を出す。そののりを見て、めぐはイタズラっぽい笑顔を浮かべた。
「火傷したなら…」
「え、めぐちゃん?」
「消毒しないとね」
 めぐはのりに近づきカップを奪うと、そのままキスをして来た。
 驚きで目が見開かれさらにめぐの舌が入って来て舌を絡めとる。
 突然の事についていけず、しばらく弄ばれてやっと解放された。
「め…めぐちゃん何を…」
「言ったでしょ? 消毒しないとねって。舌を火傷したみたいだから」
「な…め、めぐちゃんのバカ!」
「多分これで大丈夫。さ、寝よう」
 何事もなかったかのような笑顔とは対照的に、のりの顔は真っ赤だ。
(…余計眠れなくなっちゃった…)

 結局、その晩は一睡もできなかったのは言うまでもない。

終わり


 のりはめぐとの子供が欲しい
 でも女の子同士だから子供は出来ない
 だからめぐは水銀燈に子供になってもらうことにした
ーーー
 結局水銀燈はベビー服に着替えさせられた。

「ううう…何で私がこんな格好を…」
「やっぱりよく似合ってるわよ。名前は私とのりの子供だから…めりちゃんね」
「め、めりちゃん!?」
「ほらめりちゃん、おしゃぶりを…」
「ふざけるんじゃなぁい! 私は水銀燈よぉ!」

 怒り心頭といった様子でおしゃぶりを奪いめぐへと投げつけた。

「いった…」
「とにかく私を巻き込まないでちょうだぁい! こんな服だって着ないから!」

 そのまま服を脱ぎ捨てようとしたが、ちょうどその時に真紅が鏡から現れた。

「水銀燈、遊びに…」
「し、真紅ぅ!?」
 真紅にこの姿を見られ、水銀燈の顔が羞恥で赤く染まっていく。

「…その格好…」
「み、見ないでぇ…」
「どう? 似合ってるでしょう?」

 それから時が止まっていたが、しばらくして時が動き出した。

「…いい…!」
「…へ?」
「凄くいいわ! 幼児プレイなんて新鮮だわ!」
「し、真紅?」
「めぐ、早速だけど水銀燈を借りていくわ! じゃあ早速楽しみましょう!」
「ちょ、ちょっと待って! こんなプレイなんていやぁ~…!」

 そのまま二人は鏡に消えていき、あとにはめぐだけが残された。

「…真紅も一緒に二人姉妹、ってのも良いかもね…」

 一人そう怪しい笑みを浮かべるめぐだった。

終われ


め「はぁ…のり食べたいなぁ…」
の「え、ええ!?」
め「…味付け海苔でご飯…」
の「あ、ああ、何だ…」

め「…のり…食べたい…」
の「っ…! め、めぐちゃん?」
め「…海苔茶漬け…サラサラと…」
の「…は、そ、そう…」
め(面白いなあのり…)

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